

⭐️YouTubeチャンネル開設のお知らせ成人発達学とリアリティ探究を、日々の耳学習に
皆さま いつもお世話になっております。 このたび、YouTubeチャンネル「加藤洋平の成人発達学とリアリティ探究 | 日米蘭英からの便り」を開設しましたので、ご案内いたします。 本チャンネルでは、2011年から2026年にかけて約15年間にわたり執筆してきた探究日記をもとに、人間発達、意識、リアリティ探究に関する動画を順次公開していく予定です。 また、これまでゼミナールという学びの場で共有してきた内容や、私自身が長年かけて探究してきた事柄を、より広く、無料でアクセスできる形にしていきたいという想いもあります。成人発達学やリアリティ探究に関心を持つ方が、場所や時期を問わず学びに触れられる場として、このチャンネルを少しずつ育てていければと思っています。 動画は、2011年から始まるジョン・エフ・ケネディ大学への留学記をもとにしたものから順番に公開しています。時系列に沿って視聴していただくことで、私自身の探究の歩みを追体験していただきながら、人間発達やリアリティに関する理解を少しずつ深めていただけるのではないかと思っています。 .


【フローニンゲンからの便り】18943-18945:2026年6月28日(日)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18943 土壌の借受費用としてのエディンバラ大学での学費 18944 今朝方の夢 18945 今朝方の夢の振り返り 18943. 土壌の借受費用としてのエディンバラ大学での学費 二日間にわたる猛暑日が過ぎ、昨夜から今朝にかけて大雨が何度か降り、途中で目覚めるほどだった。今はもう雨は降っておらず、穏やかな日曜日の世界が広がっている。明日からの来週は涼しい日が戻ってくるが、再来週の初旬は再び30度に到達する日がやって来るようだ。7月の段階で夏日がこれほどまでやって来るのは少し珍しいように思う。逆に7月や8月が涼しいことを期待したい。 エディンバラ大学の学費は600万円ほど隣、それは決して小さな金額ではない。これまで積み上げてきた生活の蓄えが、一つの学びの門をくぐるために大きく動いていく。その事実だけを見れば、慎重になって


【フローニンゲンからの便り】18939-18942:2026年6月27日(土)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18939 実験室としての速度を落とした練習 18940 今朝方の夢 18941 今朝方の夢の振り返り 18942 ロイ・バスカーのDemi-realityと遍計所執性 18939. 実験室としての速度を落とした練習 ブランダン・エイカー氏の助言の核心は、速さとは欠点を隠す覆いではなく、むしろ欠点を拡大して見せるレンズである、という点にある。多くの演奏者は、速く弾けば細かな粗さは聴き手に気づかれないと思いがちである。音が次々に流れれば、不安定なタッチ、曖昧な発音、薄い音色、わずかな緊張は全体の勢いの中に紛れてしまうように感じられる。しかし実際には逆である。速度が上がるほど、一音一音の間に修正する時間がなくなる。遅いテンポでは何とかごまかせていた接触の曖昧さ、指の余計な力み、音の立ち上がりの不鮮明さが、速くなった瞬間に露呈する。つまり、速さは別個の技術では


【フローニンゲンからの便り】18935-18938:2026年6月26日(金)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18935 書物を背負って歩く巡礼者からの変容 18936 今朝方の夢 18937 今朝方の夢の振り返り 18938 クラシックギターを通じた意識探究 18935. 書物を背負って歩く巡礼者からの変容 早朝の6時半、辺りは朝日と小鳥たちの囀りで満ちている。今は17度と涼しいが、今日はオランダ政府からも通達があった通り、35度に到達する猛暑日となる。正午過ぎから夜にかけて随分と気温が上がるようなので、暑さに応じて活動内容を変えていこうと思う。 昨日の夕暮れ時、なぜこの世界はこんなにも豊かに多様なのだろうか、とふと考えていた。目の前に見える植物たちや動物、そして昆虫の姿からそのようなことを考えていた。そして80億人の人間という多様性についても思考が巡っていた。書籍の断捨離をしながら、自分の中で一つの時代が静かに畳まれていくのを感じる。決して書物へ


【フローニンゲンからの便り】18930-18934:2026年6月25日(木)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18930 2500冊ほどの書籍を手放すことにして:蔵書の減退・内蔵の増大 18931 今朝方の夢 18932 今朝方の夢の振り返り 18933 知の軽やかさと発酵 18934 運動の効率性を絶えず意識すること 18930. 2500冊ほどの書籍を手放すことにして:蔵書の減退・内蔵の増大 昨日は気温が32度に達する真夏日だったが、早朝6時前の気温は18度と大変涼しい。今日の最高気温は26度と過ごしやすいが、明後日はなんと36度に達する猛烈な真夏日である。しかしそうした日でもクーラーを必要とせず、2階ではなく1階に降りればなんとか過ごせるだろう。 この15年の生活を振り返ると、書物は単なる情報源ではなく、自分にとって一種の森であったのだと思う。森の中には細い小道があり、巨木があり、苔


【フローニンゲンからの便り】18926-18929:2026年6月24日(水)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18926 isからoughtはどのように生じるのか 18927 今朝方の夢 18928 今朝方の夢の振り返り 18929 ボールドウィン効果について 18926. isからoughtはどのように生じるのか 昨日、事実から規範性をどのように導くのかについて考えていた。isからoughtは導けないと言われる。確かに、世界がそうであるという事実だけをどれほど積み上げても、そこから直ちに「だからそうすべきである」という結論は出てこない。机の上に石があるという事実から、その石を磨くべきだとは言えない。人間が苦しんでいるという事実からさえ、厳密には、その人を助けるべきだという命令は自動的には出てこない。そこには、どこかで価値の火が灯されなければならないのである。ではoughtはどこから来


【フローニンゲンからの便り】18919-18925:2026年6月23日(火)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18919 夏の香り/即興的編曲演奏の楽しさ 18920 今朝方の夢 18921 今朝方の夢の振り返り 18922 変性意識への内在的な欲求 18923 楽器の演奏とマーシャルアーツ:身体と意識の使い方 18924 デイヴィド・ルイスの可能世界論と唯識 18925 輝きに満ち満ちる世界と心 18919. 夏の香り/即興的編曲演奏の楽しさ 時刻は間も無く午前6時半を迎えようとしている。今、一羽の小鳥が成長な鳴き声を上げている。ここ数日は涼しい日が続いていたが、6月を迎えてからは、夏日がやって来ることが多い。明日から3日間ぐらいは30度に達する夏日である。しかし幸いにも、フローニンゲンの夏日は過ごしやすく、窓を開けていると不快なく過ごせてしまう。エディンバラは夏がより過ごしやすいので来年の夏が楽しみである。6月がやって来てからは、風の香りが夏のそれになってい


【フローニンゲンからの便り】18913-18918:2026年6月22日(月)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18913 仏教を宗教と見做すこと・見做さないこと 18914 今朝方の夢 18915 今朝方の夢の振り返り 18916 世界を意味として読むための生物記号学 18917 音楽の呼吸を感じること 18918 拍とリズムの違い 18913. 仏教を宗教と見做すこと・見做さないこと “religion”という語の語源には、古くから二つの説明があるようである。一つはラテン語のreligare、すなわち結び直す、結びつけるという語に由来するという理解である。人間と神、有限な存在と超越的なものを再び結び合わせる働きとして宗教を捉える見方である。もう一つはrelegere、すなわち繰り返し読む、注意深く扱う、慎重に顧みるという語に由来するという理解である。こちらでは、宗教とは何かに盲目的に帰依することではなく、


【フローニンゲンからの便り】18907-18912:2026年6月21日(日)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18907 身体動作の再現性を意識して 18908 今朝方の夢 18909 今朝方の夢の振り返り 18910 非二元と二元の関係 18911 省略の知性を育む余分な動きへの意識 18912 即興演奏の練習における指板上工夫 18907. 身体動作の再現性を意識して ブランダン・エイカー氏の助言の核心は、音色の不安定さを「集中力不足」や「努力不足」の問題として捉えるのではなく、弦への接近の仕方の微細なズレとして捉える点にある。これは非常に重要な指摘である。演奏者は、昨日は良い音が出たのに、今日はなぜか音が薄い、硬い、ばらつく、と感じることがある。そのとき多くの場合、自分は集中していないのではないか、もっと丁寧に弾くべきなのではないか、と考える。しかし彼は、問題は精神論ではなく、身体動作の再現性にあると述べているのである。クラシックギターで言


【フローニンゲンからの便り】18901-18906:2026年6月20日(土)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18901 ザルツブルグでの啓示と今、そしてこれから 18902 今朝方の夢 18903 今朝方の夢の振り返り 18904 グラハム・ハーマンのオブジェクト指向存在論と唯識 18905 クァンタン・メイヤスーの思弁的実在論と唯識 18906 デフォルトモードネットワークについて 18901. ザルツブルグでの啓示と今、そしてこれから 清澄な小鳥の鳴き声を耳にした瞬間、それは単なる自然音ではなく、雷鳴のような気づきとして自分の内側に響いた。小鳥の声はか細く、澄み切っていて、どこまでも軽やかであったはずなのに、その響きは意識の深い岩盤を打ち抜くような力を持っていた。音とは不思議なものである。大きな音だけが魂を揺さぶるわけではない。むしろ、世界の奥底からそっと差し出されるような微細な音こそ、眠っていた自己理解を一瞬で目覚めさせることがあるのだ。その鳴き声を聞きな