

【フローニンゲンからの便り】18847-18852:2026年6月11日(木)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18847 木との交流/ニューヨーク在住のローリーからのメッセージ 18848 今朝方の夢 18849 今朝方の夢の振り返り 18850 生きることは芸術であり、芸術は生きること/人生を賭けた実践上の探究テーマ 18851 一つの意識が二つの焦点を持った現象から 18852 関係性という主題の変奏曲の中で 18847. 木との交流/ニューヨーク在住のローリーからのメッセージ 時刻は午前6時を迎えた所である。今日もまた朝日がまばゆい輝きを見せている。ここ数日間は、日中に雨が降る時間帯があるのだが、それもいっときのものであり、朝はこうして朝日を拝むことができている。今の気温は幾分低く、8度と肌寒い。今朝もまた起床してすぐに外に出て、昇り行く太陽を眺めながらHIITを行った。HIITを終え、小鳥の鳴き声に耳を傾けながら外で息を整えている時にふ


【フローニンゲンからの便り】18841-18846:2026年6月10日(水)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18841 新天地への期待/より身軽な旅人への変容 18842 今朝方の夢 18843 今朝方の夢の振り返り 18844 発達の幾何学/フラクタル次元と変動性の関係 18845 知性のネットワーク脆弱性を超えて豊かな連結性へ 18846 親友のメルヴィンが与えてくれたこと/希望の種蒔き 18841. 新天地への期待/より身軽な旅人への変容 —静かな眼 平和な心 その他に何の宝がこの世にあろう—三好達治 時刻は午前6時を迎えた。今、見事な朝日が遠くの空に輝いている。フローニンゲンのこの季節は本当に素晴らしい。確かに今朝の気温は10度と冷え込んでおり、午前5時に外に出てHIITを行った際には寒さを感じたが、暑さよりも自分は寒さを好む。自分の日々の活動の性質を踏まえると、暑さは集中力の大敵であり、涼しい気候を自分は心底望む。そんな環境がここにはある。そんなフロー


【フローニンゲンからの便り】18835-18840:2026年6月9日(火)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18835 音の扱い方に意識を向けて 18836 今朝方の夢 18837 今朝方の夢の振り返り 18838 これからの友としての書籍選び 18839 本当に次の人生へ持っていきたいものは何か 18840 書籍の手放しから起こる執着の手放し 18835. 音の扱い方に意識を向けて ブランダン・エイカー氏が伝えようとしているのは、多くの演奏者がある段階で直面する「技術と音楽性のズレ」についてである。ギターを練習していると、やがて音を間違えずに弾けるようになり、リズムも安定し、テンポも維持できるようになる。しかし録音を聴き返したとき、どこか物足りなさを感じることがある。何も間違っていないはずなのに、なぜか心を動かされない。その不思議な感覚の正体を彼は説明しているのである。多くの人は、この壁にぶつかると、さらに高度な技術が必要だと考える。もっと速く


【フローニンゲンからの便り】18829-18834:2026年6月8日(月)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18829 散歩の意識で 18830 今朝方の夢 18831 今朝方の夢の振り返り 18832 毎日の小さな刺激の積み重ね 18833 神経系への毎日の適度な刺激 18834 未発達な領域に意識を向けることの価値 18829. 散歩の意識で ディオニシオ・アグアドのEstudio in A Minorを練習している時、自分は和音の移動について、ひとつ小さな発見をしたように思う。これまでは、ある和音を押さえ終えたあと、指をいったん指板から離し、次の和音へ改めて置き直すような感覚があった。もちろんそれでも音は出る。しかし、その動きにはどこか断絶がある。ひとつの地点から別の地点へ瞬間移動しようとして、かえって身体が緊張し、指が少し迷子になるような感じがあったのである。ところが今日は、指を「移動させる」のではなく、指板の上をゆった


【フローニンゲンからの便り】18821-18828:2026年6月7日(日)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18821 セゴビアスケールと即興演奏 18822 今朝方の夢 18823 今朝方の夢の振り返り 18824 セゴビアスケールのパターンから 18825 速度に対する誤解 18826 査読付き論文の原稿としてのファイナルペーパー 18827 万華鏡的な主観性に祝福あれ 18828 家の見学にやって来たジュリアンから古本屋を紹介してもらって 18821. セゴビアスケールと即興演奏 数日前にふと、セゴビアスケールと通常のスケール練習の違いについて考えていた。これまではどちらも単なる音階練習の一種だと思っていたが、実際には目指しているものがかなり異なることに気づいた。通常のスケール練習は、あるポジションの中で音の並びを覚えたり、指板上の音の位置を確認したりする練習である。いわば一つの町を歩き回り、その地形を身体で覚えるような作業である。一方でセゴビアスケー


『完璧なリーダーをやめたら、人と組織が動き出した』刊行記念ウェビナー
皆さま いつもありがとうございます。 この度、2026年6月24日に、株式会社チームボックス代表取締役COO・瀬田千恵子さんの初著書『完璧なリーダーをやめたら、人と組織が動き出した――成人発達理論によるオーセンティック・リーダーシップ』が、日本能率協会マネジメントセンターより刊行される運びとなりました。 本書では、成人発達理論およびダイナミックスキル理論の観点から、監修者として関わらせていただきました。 本書は、「正解を出すリーダー」から「自分の言葉で人を動かすリーダー」へという変化をテーマに、物語と理論を行き来しながら、自分らしさが育つプロセスを描いた一冊です。 主人公・大石慧の成長は、「点→線→面→立体」と展開していくダイナミックスキル理論の視点からも読み解ける構造となっており、リーダーシップを生まれ持った才能としてではなく、経験と内省を通じて発達していくスキルとして捉え直す試みでもあります。 刊行を記念し、全4回の対談ウェビナーを開催いたします。 本イベントでは、単なる書籍解説にとどまらず、「この本をどう自分の現


【フローニンゲンからの便り】18815-18820:2026年6月6日(土)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18815 自分は何と共に生きたいのか 18816 今朝方の夢 18817 今朝方の夢の振り返り 18818 光のような喪失感と感謝の念 18819 狂うことの勧めと背後の願い 18820 スラーに関する小さな発見 18815. 自分は何と共に生きたいのか —無限なるものに関する独創的な見解を持っている者だけが、芸術家たり得る—フリードリヒ・シュレーゲル 昨日、専門書を大量に手放すことを決めたことで、かえって自分の探究の中心が鮮明になってきた。これまで本棚には、成人発達理論、心理学、教育学、哲学、仏教、量子論、意識研究、サイケデリック学など、さまざまな知の領域が地層のように積み重なっていた。それぞれの本には、その時々の自分の切実な問いが宿っており、どれも簡単には手放せないように思えていた。しかし、いざ本当にエディンバラに持っていく本を絞り込


【フローニンゲンからの便り】18809-18814:2026年6月5日(金)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18809 引越しの見積もりを受けて、書籍について思うこと 18810 今朝方の夢 18811 今朝方の夢の振り返り 18812 役目を終えた書籍たちとの別れ 18813 静かな布施波羅蜜としての書物の手放し 18814 1000冊以上の学術書を手放すことによるアイデンティティシフト 18809. 引越しの見積もりを受けて、書籍について思うこと 昨日は引越しの見積もりを受け、不思議な時代の流れを感じた。10年前、日本からオランダへ渡ったときの引越費用はわずか9万円ほどだった。それが今回は、オランダからエディンバラへの引越しで100万円近い見積もりである。もちろん単純比較はできない。当時は段ボール9箱ほどの船便であり、今回は40-50箱近い荷物を抱えている。それでも数字だけを見ると、その差の大きさに思わず目を見張ってしまった


【フローニンゲンからの便り】18803-18808:2026年6月4日(木)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18803 自分以外の全存在への感謝の念/エディンバラでの新居の仮押さえを終えて 18804 今朝方の夢 18805 今朝方の夢の振り返り 18806 小さな演奏宇宙を育てるスケールの中での技術練習 18807 ハートマスの心拍変動・フーリエ変換・チャクラ理論 18808 サイケデリクスによる意識拡張体験とガイア意識との関係 18803. 自分以外の全存在への感謝の念/エディンバラでの新居の仮押さえを終えて 昨夜ふと、自分という存在は自分以外の全ての存在の否定形で定義されることを思い出し、自分以外の全存在へ感謝の念を持った。そもそもこの発想は、仏教の否定の論理からもたらされたものである。例えば、リンゴは「リンゴでないものではない」という形で定義される。自己存在もまた同じである。他の存在との動的な関係性の中で立ち現れる自


【フローニンゲンからの便り】18797-18802:2026年6月3日(水)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18797 新体操選手としての両手の指 18798 今朝方の夢 18799 今朝方の夢の振り返り 18800 指板上の運動芸術 18801 生物と無生物の間 18802 低音弦のハイフレットが持つ豊かな音色 18797. 新体操選手としての両手の指 昨日、ギターを練習している最中、ふと面白いことに気づいた。クラシックギタリストとは、ある意味で両手の指だけで演じる新体操選手なのではないかということである。新体操の選手は、身体全体を使ってリボンやボール、フープを操る。観客の目には優雅で自然な動きとして映るが、その背後には膨大な訓練が隠されている。柔軟性、独立性、タイミング、空間認識、そして無数の反復練習。それらが高度に統合されたとき、初めて美しい演技が生まれる。考えてみると、クラシックギターも驚くほど似ている。左手の指は、それぞれが独立した演者である。人差し