

⭐️最終告知【オランダ生活最後の記念講座】『心の複雑さに向き合うとは、どういうことか』完全解読!監訳・翻訳者と読み解く「複雑性の心理学」実践講座
皆さま 春も深まりを見せている季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 今週末からスタートする新しい講座について、最終のご案内をさせていただければと思います。 今回の講座はいよいよ今週末、 4月25日(土) より開講となります。ご関心をお持ちくださっていた皆さまには、ぜひこの機会にご参加いただけましたら幸いです。 今回の講座のテキストは、私が監訳を務め、2026年3月に上梓したマーク・フォーマン著『 心の複雑さに向き合うとは、どういうことか:成人発達理論がひもとく痛みと成熟の心理学 』です。 今回の講座で私たちが向き合うのは、「治癒(癒やし)」と「発達(成長)」は決して切り離せない不可分なものであるという真実です。 過去の傷を癒やすことと、未来へ向けて自己を成熟させること。この両輪がどのように噛み合い、一人の人間の変容を導くのか。そのダイナミズムを、本書は鮮やかに描き出しています。 本書の原著のタイトルには「サイコセラピー」という言葉が含まれていますが、その射程は臨床の場にとどまりません。コーチング、組織開発、教


【フローニンゲンからの便り】18436-18439:2026年3月29日(日)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18436 エディンバラ大学での研究生活に向けた準備期間の過ごし方 18437 今朝方の夢 18438 今朝方の夢の振り返り 18439 二つのモード 18436. エディンバラ大学での研究生活に向けた準備期間の過ごし方 時刻は午前7時半を迎えた。この時間はもう明るい。今日から欧州はサマータイムに入り、1時間ほど時間が進んだ。なので昨日であればこの時間帯は6時半である。今の気温は2度とまだ低い気温が続くが、太陽の光の様子はすでに春のそれを感じさせる。 一昨日に正式にエディンバラ大学のオファーを受理したところ、昨日早速大学公式のメールアドレスをいただいた。エディンバラ大学はMicrosoft Outlookを使っており、メールアドレスに加えて、そのソフト全般が使えるようになったので、これからの学術生活は便


【フローニンゲンからの便り】18431-18435:2026年3月28日(土)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18431 第176回のゼミナールのクラスの課題文献の要約 18432 今朝方の夢 18433 今朝方の夢の振り返り 18434 エディンバラでの生活を思い描いて 18435 タバタ式トレーニングを見つめ直して 18431. 第176回のゼミナールのクラスの課題文献の要約 時刻は間も無く午前6時を迎える。明日からはサマータイムとなり、時間が1時間ほど進められる。すでにこの時間は辺りは随分と明るい。 今日は午後に第176回のゼミナールのクラスがある。今日のクラスに向けた課題文献の該当箇所は、発達心理学における近年の有力な小理論や新しい視点を整理したものであり、従来の大理論だけでは捉えきれない発達の複雑さを示している。中心となるのは、セオリー・セオリー(theory theory)、モジュール性生得主義、ダイナ


【フローニンゲンからの便り】18426-18430:2026年3月27日(金)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18426 エディンバラ大学とロンドン大学のオファーに関して 18427 今朝方の夢 18428 今朝方の夢の振り返り 18429 演奏における緊張について 18430 読書とギターのリズム 18426. エディンバラ大学とロンドン大学のオファーに関して 時刻は午前6時半を迎えた。この時間帯はもう明るく、最近は午前5時半ぐらいから小鳥の鳴き声が聞こえるようになった。こうしたことを見ても、春の到来を感じる。ただし気温に関してはまだ低く、今の気温は0度である。昨日はまた冬に戻ったかのような寒さがあり、今日もその寒さを幾分引き継いでいる。週間予報を眺めると、まだ肌寒い日が続くようだが、来週末に関しては15度を超える日もある。こうした春の本格的な到来に足並みを揃えて、自分も新天地の


【フローニンゲンからの便り】18421-18425:2026年3月26日(木)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18421 母校一橋大学とエディンバラ大学のつながり 18422 今朝方の夢 18423 今朝方の夢の振り返り 18424 交互実践の効能 18425 学習のリズム 18421. 母校一橋大学とエディンバラ大学のつながり 昨日ふと考えてみると、自分がこれから進学しようとしているエディンバラ大学と、母校である一橋大学のあいだに、思いがけない思想的な回路が通っているように感じられた。一橋大学において事実上の校是とされる「キャプテンズ・オブ・インダストリー」という言葉は、19世紀イギリスの思想家であるトーマス・カーライルの著作『過去と現在(Past and Present (1843))』に由来するものであるが、この言葉は単なる産業的成功者を意味するのではなく、社会全体を導く倫理的責任を担う指導者像を示している点に本質があるように思われる。そしてそのカー


【フローニンゲンからの便り】18417-18420:2026年3月25日(水)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18417 贈与としての演奏 18418 今朝方の夢 18419 今朝方の夢の振り返り 18420 修士論文の引用文献数について 18417. 贈与としての演奏 ブランダン・エイカー氏の助言の核心は、「演奏とは評価される場である」という暗黙の前提を転換することにあると考えられる。多くの演奏者は、本番の場を試験のように捉え、正確さやミスの回避に意識を集中させる傾向がある。しかしその枠組み自体が、身体と認知に過剰な負荷を与え、結果として音楽の本来の流動性や表現性を阻害している可能性が高いのである。ここで重要なのは、「評価」というフレームが注意の方向を内側へと過度に引き寄せてしまう点である。すなわち、自分の指の動き、ミスの可能性、他者からどう見られるかといった自己監視的な意識が前景化する。この状態では、認知資源の多くが制御と検査に費やされ、音楽そのもの


【フローニンゲンからの便り】18413-18416:2026年3月24日(火)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18413 断捨離に伴う文献の再読で生じている現象 18414 今朝方の夢 18415 今朝方の夢の振り返り 18416 真如の非実体的顕現論としての唯識思想 18413. 断捨離に伴う文献の再読で生じている現象 毎週日曜日の午後には、書籍や論文の断捨離をしながら懐かしのJ-POPを聴いている。その時に相川七瀬さんの曲が流れてきて、音楽活動を続けているのか調べてみたところ、彼女が修士課程を修了されたという事実を知った。また先日は、協働者の知人の方が50歳を過ぎて博士課程に進学することになったという嬉しい知らせを受けた。自分よりも年長である二人の大学院進学や卒業の知らせは、ここからの自分の大学院進学の励ましとなった。 書籍の断捨離に伴い、寄付やリサイクルに出すと決めた書籍を再読してみると、もうその書籍


【フローニンゲンからの便り】18407-18412:2026年3月23日(月)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18407 書物の断捨離の快感を味わって 18408 今朝方の夢 18409 今朝方の夢の振り返り 18410 ゼロと空 18411 日本史を踏まえた日本法相唯識研究 18412 知識と物質の両面における循環としての書籍の断捨離 18407. 書物の断捨離の快感を味わって エディンバラへの引っ越しに伴って、毎週日曜日の夕方から一時間ほど使って、もう読まないであろう書籍と読むであろう書籍を弁別している。今日が二回目の弁別だったのだが、もうすでに大量の文献を寄付したり、リサイクルに出すことになった。断捨離の気持ち良さを存分に味わっている。書物に関する断捨離がこんなに爽快なものだとは知らなかった。エディンバラへの移行という人生の節目において、書籍の弁別という行為は単なる整理整頓ではなく、自分の知的環境そのものを再設計する営みである。この過程で


【フローニンゲンからの便り】18401-18406:2026年3月22日(日)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18401 音楽の抽象性と数学の抽象性 18402 今朝方の夢 18403 今朝方の夢の振り返り 18404 知的パズルとしての学術論文の執筆とクラシックギターの演奏 18405 クラシックギターの特徴を再考して 18406 ゆっくり正確に進むこと 18401. 音楽の抽象性と数学の抽象性 音楽の抽象性と数学の抽象性は、どちらも具体的対象から離れて構造を扱うという点で共通しているが、その抽象の方向性と成立基盤は本質的に異なっている。まず数学の抽象性は、端的に言えば差異を消去し、不変な構造だけを残す方向に進む。数や関数や空間は、具体的な対象から切り離され、形式的な関係性のみが保持される。例えば三角形は、どのような素材で描かれようと「三つの辺と三つの角」という構造だけが問題になる。このように数学は、具体性を削ぎ落とし、再現可能で普遍的な形式へと収束して


【フローニンゲンからの便り】18395-18400:2026年3月21日(土)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18395 ゼミナールの第175回のクラスに向けて 18396 今朝方の夢 18397 今朝方の夢の振り返り 18398 クラシックギターの奥深い楽しさに触れて 18399 仏教研究にも当てはまる奥深い楽しさ 18400 クラシックギターと微分幾何/位相幾何の親和性 18395. ゼミナールの第175回のクラスに向けて 今日は午後にゼミナールの第175回のクラスがある。本日のクラスでは、ギブソンの生態学的知覚発達理論を扱う。この理論は、知覚を単なる受動的な刺激処理ではなく、環境の中で行為を可能にする情報を能動的に抽出する過程として捉える点に特徴がある。本理論の中心概念であるアフォーダンスとは、環境が生物に対して提供する行為の可能性であり、それは環境の物理的性質と個体の能力との関係として成立する。したがって、同一の環境であっても、個体の発達段