

【フローニンゲンからの便り】18391-18394:2026年3月20日(金)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18391 定位と明確さを意識した練習 18392 今朝方の夢 18393 今朝方の夢の振り返り 18394 この五ヶ月間のクラシックギターの総練習時間とここから 18391. 定位と明確さを意識した練習 ブランダン・エイカー氏は、楽曲習得の初期段階における認知の在り方を根本から再定義する助言をしている。多くの演奏者は新しい曲に出会った瞬間、それを無意識に「テスト」として扱ってしまう傾向があるように見える。音がうまく出るか、ミスがないか、流暢に弾けるかといった観点で自己評価を開始し、崩れた箇所を即座に修正しようとする。しかしこの反応は、本来まだ成立していないものに対して完成度を要求するという点で、学習の順序を逆転させている可能性が高い。ここで指摘されている核心は、初見の目的は「遂行(execution)」で


【お知らせ】Back Number Vol 909-920(記事18161-18400)
いつもブログをご覧になってくださり、どうもありがとうございます。 過去記事18161-18400のPDFを公開いたしました。 お役に立てる情報は少ないかもしれませんが、皆さんのご関心に合わせて、必要な箇所を読んでいただければ幸いです。 閲覧・ダウンロードは下記よりご自由に行えます。 ・ Blog Back Number


【フローニンゲンからの便り】18385-18390:2026年3月19日(木)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18385 ギネス申請の提案を受けて 18386 今朝方の夢 18387 今朝方の夢の振り返り 18388 ギネス世界記録の意義・価値・面白さ 18389 学位に関するギネス世界記録について 18390 悪作について 18385. ギネス申請の提案を受けて フローニンゲンの朝、静かな空気の中で、知人から受けたある提案が心に残っている。エディンバラ大学で四つ目の修士号を取得した暁に、ギネス記録への申請を検討してはどうかという勧めを受けた。その瞬間は半ば冗談のようにも感じられたが、よくよく考えてみると、それは単なる記録の話ではなく、自分のこれまでの歩みをどのように位置づけるかという問いに直結しているように思われるのである。アメリカ、オランダ、そしてイギリスへと連なる学びの軌跡は、振り返れば偶然の積み重ねではなく、ある種の必然


【フローニンゲンからの便り】18379-18384:2026年3月18日(水)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18379 人生の新たな章の幕開けに向けて/サッカーを題材にした書籍の原稿のドラフト 18380 今朝方の夢 18381 今朝方の夢の振り返り 18382 理解を伴った練習 18383 父から嬉しい知らせを受けて 18384 何かを諦めるという尊い意思決定 18379. 人生の新たな章の幕開けに向けて/サッカーを題材にした書籍の原稿のドラフト 時刻は午前5時半を迎えた。この時間帯はまだ真っ暗だが、もう30分したら夜が明け始める。夜明けに関して言えば、自分は今学術研究上の夜明け前にいるように思える。フローニンゲン大学を卒業して以降、学術機関に所属することなく一人在野の研究者として長らく探究を進めてきた。そこでは自由な研究が広く深く行えて、今となっては非常に希少な時間を過ごしたと思っている。その期間は気づけば8年ほどになっていた。そうした自由


【フローニンゲンからの便り】18373-18378:2026年3月17日(火)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18373 渡英に際するえも言われぬ不安と恐怖と向き合って 18374 今朝方の夢 18375 今朝方の夢の振り返り 18376 パズルを解く楽しみ・作る楽しみとしての学術論文の執筆 18377 学術論文の執筆を目的にした集中的な再読 18378 欧米での四つ目の修士号を前にして 18373. 渡英に際するえも言われぬ不安と恐怖と向き合って 時刻は午前4時45分を迎えた。春らしさを感じるようになったフローニンゲンは、季節の移行の節目ゆえにか、また少し肌寒い日々となっている。今の気温は5度で、今日の最高気温は11度とのことである。まだしばらく寒さが残るだろうが、最近の天候の大きな変化はなんといっても晴れの日が多くなったことである。これが何よりも嬉しい。太陽の姿を拝めるだけで、自然と内から活力が湧いてく


【フローニンゲンからの便り】18368-18372:2026年3月16日(月)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18368 エディンバラ大学での指導教官について 18369 今朝方の夢 18370 今朝方の夢の振り返り 18371 バッハのコラール(その1) 18372 バッハのコラール(その2) 18368. エディンバラ大学での指導教官について エディンバラ大学の仏教学修士課程に進学した場合、誰に修士論文を指導してもらうのがよいのかということについて今一度考えている。現在の研究テーマは日本法相宗の唯識思想であるため、直感的には仏教哲学を専門とする森里武先生の方が直接的に近い分野であるように思える。しかし、もう一人の候補であるアビゲイル・マクベイン博士の経歴や研究内容を詳しく見ていくと、必ずしも専門が完全に一致していなくても、むしろ修士段階では大きなメリットがあるのではないかと感じ始めている。マクベイン博士は、日本仏教そのものの思想研究と


【フローニンゲンからの便り】18362-18367:2026年3月15日(日)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18362 エディンバラの水道水の美味さを思い出して 18363 今朝方の夢 18364 今朝方の夢の振り返り 18365 四無量心の実践 18366 記憶を促す感動 18367 コーヒーの不思議な効能 18362. エディンバラの水道水の美味さを思い出して エディンバラ大学に留学することを決めて、昨年の秋にエディンバラを訪れた際に、水道水が美味しかったことをふと思い出した。それを受けて、引っ越しに際してBRITAを持っていく必要はないのかもしれないと思って改めて調べてみた。結論から言えば、エディンバラではBRITAを必ずしも持っていく必要はない可能性が高い。むしろ多くの人はそのまま水道水を飲んでいるらしい。理由は、スコットランドの水質がヨーロッパの中でも非常に良いからである。エディンバラの水は主に周辺の貯水池や高地の水源から供給


【フローニンゲンからの便り】18356-18361:2026年3月14日(土)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18356 ゼミナールの第174回のクラスの課題文献の要約 18357 今朝方の夢 18358 今朝方の夢の振り返り 18359 知能研究と個人差の視点から考えるクラシックギターの練習 18360 文化箏の練習を再開して 18361 文化箏の音色の魅力に改めて気づいて 18356. ゼミナールの第174回のクラスの課題文献の要約 今日のゼミナールの第174回のクラスでは、課題文献の第7章を扱う。そこでは、発達心理学における知能と個人差(individual differences)の問題を中心に扱う。この章の主要な関心は、人間の認知能力がどのように個人によって異なるのか、知能とはどのような能力なのか、そしてその能力がどのように測定され、どのような要因によって形成されるのかという点にある。発達心理学の多くの理


【世界標準の発達理論 プロフェッショナルコース】臨床現場における「治療」と「発達」の統合
セミナー紹介動画 皆さま いつもお世話になっております。 成人発達理論の世界的研究者をお招きして開催している特別セミナーシリーズの第2回を、下記の通り開催いたします。 今回のテーマは 「 臨床現場における『治療』と『発達』の統合 」 です。 25年以上の臨床経験を持つサイコセラピスト、Dr. Mark Formanをお迎えし、成人発達理論を臨床心理やセラピーの現場にどのように応用できるのかについてお話しいただきます。 トラウマの癒し、シャドー(心の影)の統合、精神的成熟という多層的な観点から、人間の成長プロセスを立体的に捉えるアプローチを学びます。 「癒やし」と「発達」を分断するのではなく、人間を全人的に理解し、深い自己変容を支えるためのインテグラルな臨床的視点と倫理について探究していきます。 また、フォーマン博士の代表的著作『A Guide to Integral Psychotherapy: Complexity, Integration, and Spirituality in Practice』が、先日『...


【フローニンゲンからの便り】18350-18355:2026年3月13日(金)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18350 数学の公式を学ぶように仏教概念を学ぶこと 18351 今朝方の夢 18352 今朝方の夢の振り返り 18353 詰将棋に似た知的ゲーム性 18354 メロディーとベースを分離して練習する方法 18355 引っ越しに際しての文化箏の行方 18350. 数学の公式を学ぶように仏教概念を学ぶこと 数学の公式は、単に暗記されるだけでは十分に機能しない。重要なのは、必要な場面で自然に呼び出され、問題解決の道具として働く状態にまで身体化されていることである。例えば、二次方程式の解の公式を知っているだけでは数学力とは言えず、問題を見た瞬間に「ここではこの公式が使える」と気づき、適切に適用できて初めて知識は力になる。この構造は、実は仏教の概念の理解にもほぼそのまま当てはまる。四諦、八正道