

⭐️最終告知【オランダ生活最後の記念講座】『心の複雑さに向き合うとは、どういうことか』完全解読!監訳・翻訳者と読み解く「複雑性の心理学」実践講座
皆さま 春も深まりを見せている季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 今週末からスタートする新しい講座について、最終のご案内をさせていただければと思います。 今回の講座はいよいよ今週末、 4月25日(土) より開講となります。ご関心をお持ちくださっていた皆さまには、ぜひこの機会にご参加いただけましたら幸いです。 今回の講座のテキストは、私が監訳を務め、2026年3月に上梓したマーク・フォーマン著『 心の複雑さに向き合うとは、どういうことか:成人発達理論がひもとく痛みと成熟の心理学 』です。 今回の講座で私たちが向き合うのは、「治癒(癒やし)」と「発達(成長)」は決して切り離せない不可分なものであるという真実です。 過去の傷を癒やすことと、未来へ向けて自己を成熟させること。この両輪がどのように噛み合い、一人の人間の変容を導くのか。そのダイナミズムを、本書は鮮やかに描き出しています。 本書の原著のタイトルには「サイコセラピー」という言葉が含まれていますが、その射程は臨床の場にとどまりません。コーチング、組織開発、教


【フローニンゲンからの便り】18536-18541:2026年4月20日(月)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18536 時間芸術としてのプレゼンテーション 18537 今朝方の夢 18538 今朝方の夢の振り返り 18539 絶対音感について 18540 クラシックギターを用いた絶対音感の訓練 18541 即興演奏のための絶対音感 18536. 時間芸術としてのプレゼンテーション 最近、英語を話すことの中に音楽性を感じて以来、不思議な連鎖が起きている。英語だけではなく、日本語で語るときにも、言葉は単なる情報伝達の道具ではなく、音と間と抑揚によって立ち上がる表現行為なのではないかと思うようになった。とりわけ自分の研究分野を誰かに伝える場、たとえば発表、講義、対話、プレゼンテーションの時間は、もはや説明ではなく、一種の芸術的パフォーマンスなのかもしれない。そんな感覚が少しずつ育っている。これまで研究発表というも


【フローニンゲンからの便り】18530-18535:2026年4月19日(日)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18530 平穏で美しい共同夢の創出に向かって 18531 今朝方の夢 18532 今朝方の夢の振り返り 18533 弦の消耗度合いから 18534 新たな弦を使うことの意義 18535 適正張力 18530. 平穏で美しい共同夢の創出に向かって 昨夜ふと、人間の文明も、人種という区分も、宇宙の時間尺度から見れば一時的な波にすぎないのだろうと思った。何千年の帝国も、数万年続く文化も、恒星の寿命や銀河の運動の前では、浜辺に寄せては消える泡のように見える。いずれ都市は朽ち、言語は変わり、国境は忘れられ、今当然と思っている価値観も遠い未来では痕跡になるのかもしれない。その事実には寂しさもあるが、同時に妙な静けさもある。永遠でないからこそ、今ここにあるものはかけがえがない。その時、文明と


【フローニンゲンからの便り】18524-18529:2026年4月18日(土)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18524 初めての弦交換から 18525 今朝方の夢 18526 今朝方の夢の振り返り 18527 Aquila 19C Alabastro Series Classicalという弦の印象 18528 様々なメーカーの弦を試すこと 18529 クラシックギターの弦の劣化について 18524. 初めての弦交換から 昨日は、ただ弦を交換しただけの日ではなく、ひとつの小さな通過儀礼を経験した日であった。クラシックギターの最初の本格的な弦交換は、想像していた以上に多くのことを教えてくれた。新しい弦を張れば終わりという単純な作業ではなく、そこには素材、構造、力加減、観察、忍耐、そして楽器との対話があった。もっとも印象的だったのは、最初の6弦が切れてしまったことである。低音弦は太く頑丈そうに見えるため、どこか安心していた。しかし実際には


【フローニンゲンからの便り】18520-18523:2026年4月17日(金)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18520 モノローグとダイアローグの差 18521 今朝方の夢 18522 今朝方の夢の振り返り 18523 感受性を呼び覚ます有限性の自覚 18520. モノローグとダイアローグの差 昨日、YouTubeで英語の音声解説のコンテンツを聴きながら、ふとした違和感に気づいた。同じテーマであっても、モノローグ形式のものより、対話形式のものの方が、明らかに集中が続き、脳がよく働いている感覚がある。なぜそのような差が生じるのかを考えてみると、自分の中でいくつかの感触が立ち上がってきたのである。モノローグを聴いているときは、語り手の論理を一方向に追いかけていくような感覚になる。もちろんそれ自体は理解を深める助けになるが、どこかで展開が予測可能になり、安心と引き換えに覚醒度が少しずつ下がっていくようにも感じられる。それに対して、ダイアローグ


【フローニンゲンからの便り】18515-18519:2026年4月16日(木)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18515 エディンバラ大学の神学の伝統 18516 今朝方の夢 18517 今朝方の夢の振り返り 18518 ビョンチョル・ハンの最新刊を3冊購入して 18519 生成AIの進展を受けてのテクノロジー哲学の探究熱の再燃 18515. エディンバラ大学の神学の伝統 先日調べてみたところ、エディンバラ大学の神学部は、単なる宗教教育機関ではなく、近代以降の西洋思想の形成そのものと深く絡み合いながら発展してきた知的伝統の結節点であるということがわかった。特に神学教育の中心であるニューカレッジは、19世紀のスコットランド教会の分裂(いわゆるディスラプション)という歴史的出来事を背景に設立されており、制度的権威からの独立と、信仰と理性の緊張関係の中で神学を再構築しようとする精神が、その基層に流れているように思われる。この伝統の特徴は、神学を閉じた教義体


【フローニンゲンからの便り】18509-18514:2026年4月15日(水)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18509 音楽実践としての英語の発話トレーニング 18510 今朝方の夢 18511 今朝方の夢の振り返り 18512 食後のその場足踏み運動の思わぬ効能 18513 バーナード・ロナーガンの『Method in Theology』の再読を始めて 18514 映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 を鑑賞して 18509. 音楽実践としての英語の発話トレーニング 昨日、英語の音読をしていると、これはもはや語学の訓練というより、一種の発声練習であり、歌の稽古に近いものではないかと感じるようになってきた。単語を正しく並べること以上に、どのような響きで声を出すか、どのような流れで息を運ぶかに意識が向いている自分に気づくのである。意味を理解するという営みと、声を発するという身体的行為が、分離せずに一体となって進んでいく感覚があ


【フローニンゲンからの便り】18504-18508:2026年4月14日(火)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18504 デイヴィッド・コルブの学習理論から見るクラシックギターの練習 18505 今朝方の夢 18506 今朝方の夢の振り返り 18507 「映画で学ぶ成人発達理論」という書籍の構想 18508 音楽的実践としての英語の発話の楽しみ 18504. デイヴィッド・コルブの学習理論から見るクラシックギターの練習 4月を迎えてしばらく経ち、サマータイム後は順調に日照時間が増えている。しかし気温の上昇はまだ限定的で、今の気温は4度である。今日の日中の最高気温は14度に到達するため、それなりの暖かさが期待できるだろうか。小鳥たちの鳴き声が美しく響き渡る季節になってきたことは嬉しい。 クラシックギターの練習をより効果的にするために、デイヴィッド・コルブの学習理論を重ねてみると、単なる反復練習とは異なる構造が見えてくる。コルブの理論は


【フローニンゲンからの便り】18499-18503:2026年4月13日(月)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18499 青チャートとサグレラスの教則本 18500 今朝方の夢 18501 今朝方の夢の振り返り 18502 生成AI時代において自ら言葉や音を生成することの意義 18503 小さな死の擬似体験としての音楽演奏 18499. 青チャートとサグレラスの教則本 昨日ふと、受験数学における青チャートの位置づけと、クラシックギターにおける基礎練習の在り方とが重なって見えた。青チャートを中途半端に一周するだけでは、本質的な応用力はなかなか立ち上がらない。しかし、あの一冊を徹底的にやり込み、問題の型や発想をほとんど身体反応のように扱える水準にまで落とし込んだとき、初めて未知の問題に対しても自然に手が動き、思考が展開される。この「身体知化」という段階に至るかどうかが、理解と応用の分水嶺であったように思う。この構造は、どうやらクラシックギターにも


【フローニンゲンからの便り】18495-18498:2026年4月12日(日)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18495 フィールドワークとしての映画館での映画鑑賞 18496 今朝方の夢 18497 今朝方の夢の振り返り 18498 正しい方向へ響かせること 18495. フィールドワークとしての映画館での映画鑑賞 小鳥の鳴き声がとても大変美しい。日曜日の朝にこうした美しさに包まれるのは気持ち良いものである。明々後日にふと、映画館で『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を観ることを決めた。先日の中竹竜二さんのセッションのおかげで、今はエディンバラ大学での探究生活を始める前のプレシーズンの前のオフシーズンという位置付けにするのが良いと思うようになり、久しぶりに映画館で映画を見ようと思ったのである。時間帯にも正午の上映なので生活リズムを壊さなくて済む。久しぶりに映画を見ることを思うと、単なる娯楽としての期待を超えた、ある種の知的な高揚が静かに立ち上がっ