

【フローニンゲンからの便り】18104-18109:2026年1月27日(火)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18104 『法相二巻鈔』の註釈研究の方向性 18105 今朝方の夢 18106 今朝方の夢の振り返り 18107 ジュリオ・サグレラスの教則本の進め方 18108 レストストロークとフリーストロークの難易度比較 18109 メルヴィンとの8年間の関係性を懐かしく思いながら 18104. 『法相二巻鈔』の註釈研究の方向性 イギリスの大学院で良遍の『法相二巻鈔』の註釈研究を修士論文として扱う場合、まず強く意識すべきはテキスト紹介にとどまらないことだろう。英国の仏教研究は、厳密な文献学的精度と同時に、理論的意義の明確化を重視する傾向がある。したがって、単なる翻刻や要約では評価されにくい。重要なのは、その註釈がいかなる思想的問題に応答しているのか、どの伝統内部の議論に位置づくのかを構造的に示すことである。第一に、研究課題を極度に


【フローニンゲンからの便り】18099-18103:2026年1月26日(月)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18099 意識科学と量子力学の比較から唯識を通じた批判的検討へ 18100 今朝方の夢 18101 今朝方の夢の振り返り 18102 強弱のコントロール練習 18103 一生涯の友としてのジュリオ・サグレラスの教則本 18099. 意識科学と量子力学の比較から唯識を通じた批判的検討へ 少し気が早いが、二つの目の博士論文では、意識科学と量子力学の歴史を調査し、それぞれが意識と量子に関するどのような存在論と認識論を持って発展していったのかを探究し、それらの存在論と認識論に対して唯識思想の観点から考察を深めていく研究を行いたい。第二の博士論文として、意識科学と量子力学の歴史的展開を精査し、それぞれが前提としてきた存在論および認識論を抽出し、それらを唯識思想の観点から再検討するという構想は、方法論的にも理論的にも意義の大きい研究計画であると考えら


【フローニンゲンからの便り】18095-18098:2026年1月25日(日)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18095 意識科学と量子力学の発達史の比較 18096 今朝方の夢 18097 今朝方の夢の振り返り 18098 ジュリオ・サグレラスの新たな教則本を練習し始めて 18095. 意識科学と量子力学の発達史の比較 1900年以降の意識科学と量子力学の発達史を並置すると、両者は全く異なる対象領域を扱いながらも、いくつかの構造的共通性を示している可能性がある。それについても深く研究してみたいという思いがある。第一に、両者はともに「古典的世界観の限界」から出発している。量子力学はニュートン力学とマクスウェル電磁気学の枠組みでは説明できない黒体放射や光電効果の問題から始まった。他方、意識科学も19世紀的な素朴実在論や行動主義的枠組みでは主観経験を十分に説明できないという限界意識から出発している。すなわち、両者は既存パラダイムの破綻が契機となって展開
![[開講1週間前の最終告知] 【成人発達理論大全(シリーズ3)】ピアジェから現代理論まで、発達思想の全体像を学ぶ](https://static.wixstatic.com/media/871f01_b6b5a9156af345608dae525a2862b8f1~mv2.png/v1/fill/w_250,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/871f01_b6b5a9156af345608dae525a2862b8f1~mv2.webp)
![[開講1週間前の最終告知] 【成人発達理論大全(シリーズ3)】ピアジェから現代理論まで、発達思想の全体像を学ぶ](https://static.wixstatic.com/media/871f01_b6b5a9156af345608dae525a2862b8f1~mv2.png/v1/fill/w_361,h_361,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/871f01_b6b5a9156af345608dae525a2862b8f1~mv2.webp)
[開講1週間前の最終告知] 【成人発達理論大全(シリーズ3)】ピアジェから現代理論まで、発達思想の全体像を学ぶ
皆さま 先日ご案内させていただきました新講座につきまして、開講まで1週間となりましたので、あらためてご連絡申し上げます。 本講座の魅力は、ピアジェから現代の成人発達理論までを思想史として統合的にたどることで、理論的知識の習得にとどまらず、ご自身の人間観・世界観の前提そのものを問い直し、より高次の視座を獲得していただける点にございます。 下記に、先日のご案内文を再掲いたします。 本年の学びのスタートをご一緒できますことを、心より楽しみにしております! **** 皆さま 明けましておめでとうございます。 成人発達学者の加藤洋平です。 年が明け、新しい思考の旅を始めるのにふさわしい季節となりました。 日々の実践や探究の中で、あらためて「 人はどのように成長してきたのか 」「 私たちはどの発達観の上に立って世界を見ているのか 」と感じる場面も多いのではないでしょうか。 本日は、2026年1月末よりスタートする新しい講座のご案内です。 「成人発達理論大全(シリーズ3)― ピアジェから現代理論まで、発達思想の全体像を学ぶ


【フローニンゲンからの便り】18089-18094:2026年1月24日(土)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18089 pやaの指を使ったクロマティックスケール練習 18090 今朝方の夢 18091 今朝方の夢の振り返り 18092 ライフワークとしての仏教研究 18093 観照の場としてのクラシックギターの演奏 18094 ロンドン大学SOASから合格通知を受けて 18089. pやaの指を使ったクロマティックスケール練習 時刻は午前5時半を迎えようとしている。積もりに積もった大雪は、一度気温が上がって全て溶けたが、ここ何日間かはまた氷点下の日が続いている。今の気温はマイナス3度で、今日の最高気温はマイナス1度までしか上がらない。今年の冬は例年に比べて厳しい。厳しい冬の先に待っている生命力に溢れる春を楽しみにしている。 クロマティックスケールの練習において、左手の指の独立性や均等性に


【フローニンゲンからの便り】18085-18088:2026年1月23日(金)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18085 縦横のクロマティックスケール練習 18086 今朝方の夢 18087 今朝方の夢の振り返り 18088 クロマティックスケール練習の工夫 18085. 縦横のクロマティックスケール練習 クラシックギターの基礎練習として、クロマティックスケールを縦(同一弦上)と横(複数弦にまたがる形)の両方で行い、しかもさまざまなフレット位置で反復することには、単なる指慣らしを超えた本質的な効能があるだろう。それは指を速く動かすためではなく、身体化された音楽的基盤を全指板にわたって均質に育てるためである。まず、縦方向、すなわち同一弦上でのクロマティック練習の効能について考える。この練習は、左手の各指が独立して正確に落ちてくる能力を鍛えるだけでなく、ポジション内での距離感覚を鋭敏にする。1フレットごとの間隔は、ナット付近とハイポジシ


【フローニンゲンからの便り】18080-18084:2026年1月22日(木)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18080 ポジション移動時の無音処理 18081 今朝方の夢 18082 今朝方の夢の振り返り 18083 ジュリオ・サグレラスの“Guitar Lessons Books 4–6 & Advanced Technique”との付き合い方 18084 博士論文における良遍の作品の取り扱い方 18080. ポジション移動時の無音処理 クラシックギターにおけるポジション移動時の無音処理とは、左手が指板上で位置を変える瞬間に、本来意図されていないいかなる音も発生させないための高度な技術である。これは単なる雑音防止のテクニックではなく、音楽の時間構造そのものを守るための重要な要素であり、とりわけバッハの作品のように沈黙や和声の変化が音楽的意味を担うレパートリーにおいて決定的な役割を果たす。ポジション移動の際に生じやすい問題には、いくつかの


【フローニンゲンからの便り】18072-18079:2026年1月21日(水)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18072 Jozsef Eotvosの“Goldberg Variations, BWV 988” 18073 今朝方の夢 18074 今朝方の夢の振り返り 18075 発達の諸領域──心・身体・自己超越性/自己深層性の統合的理解(その1) 18076 発達の諸領域──心・身体・自己超越性/自己深層性の統合的理解(その2) 18077 発達の諸領域──心・身体・自己超越性/自己深層性の統合的理解(その3) 18078 ハードステージモデルとソフトステージモデル 18079 カート・フィッシャーのダイナミックスキル理論の位置付け 18072. Jozsef Eotvosの“Goldberg Variations, BWV 988” “Goldberg Variations, BWV 9


【フローニンゲンからの便り】18068-18071:2026年1月20日(火)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18068 位置で決まる音の本質 18069 今朝方の夢 18070 今朝方の夢の振り返り 18071 演奏技術の向上における統制係数と定向進化の原理 18068. 位置で決まる音の本質 ブランダン・エイカー氏が、クラシックギター演奏における音の本質が「力」ではなく「位置」によって決まるという事実を極めて明晰に言語化していた。この言葉が重要なのは、単なる左手のフォームの注意喚起にとどまらず、練習観そのものを根底から修正する含意を持っている点にある。まず、「どれほど洗練された右手であっても、左手のポジションが悪ければ補えない」という指摘は、音の生成が左右の手の協働によって初めて成立することを改めて突きつけている。アルペジオやトレモロの粒立ち、音色のコントロールといった右手技術がいかに高度であっても、左手が弦の振動を適切に解放していなけれ


【フローニンゲンからの便り】18063-18067:2026年1月19日(月)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18063 和音をイメージしてから鳴らす訓練 18064 今朝方の夢 18065 今朝方の夢の振り返り 18066 スローモーション練習からの気づき 18067 アルペジオ練習の工夫 18063. 和音をイメージしてから鳴らす訓練 楽譜上に和音が現れるたびに、即座に指板を見るのではなく、まずその和音の形と指板上の位置を一瞬心の中で描いてから音を鳴らすという練習法を極力採用している。それは、クラシックギターの演奏を単なる反射的運動から、意識的で統合的な行為へと変容させる効能を持つと考えられる。この工夫の核心は、目で探してから押さえるという外部依存のプロセスを、内的に把握してから身体を動かすという内在的プロセスへと反転させる点にある。まず、この練習は指板認知を根本から変える可能性がある。指板を視覚的に追いかける癖が強い場合、和