

【フローニンゲンからの便り】18451-18455:2026年4月2日(木)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18451 スコティッシュ・プレミアシップの観戦 18452 今朝方の夢 18453 今朝方の夢の振り返り 18454 クラシックギターの演奏が持つ音楽療法的効果 18455 唯識の臨床的効能 18451. スコティッシュ・プレミアシップの観戦 この秋から生活を始めるエディンバラには、ハイバーニアンFCとハート・オブ・ミドロシアンFCという2つのチームがスコティッシュ・プレミアシップに所属していることを知った。そのうちハイバーニアンFCのスタジアムが自宅候補から徒歩25分ぐらいと近い。多くの試合は、土曜日の15時キックオフらしく、この時間帯は、生活のリズムと自然に調和する感覚がある。午前中に軽く身体を動かし、昼食を済ませてからスタジアムへ向かう流れは、どこか儀式のような整いをもたらす。エディンバラでの生活を


【フローニンゲンからの便り】18447-18450:2026年4月1日(水)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18447 成功体験の蓄積より、理解された状態の蓄積を 18448 今朝方の夢 18449 今朝方の夢の振り返り 18450 聞法と似た力を持つ仏法書の読書 18447. 成功体験の蓄積より、理解された状態の蓄積を ブランダン・エイカー氏の助言は、「自信」という概念を結果ではなくプロセスの副産物として再定義する点に核心がある。一般に自信とは、本番において緊張が消え、ミスが減り、演奏が安定してから生じるものと誤解されがちである。しかしここで示されているのは、自信はむしろ準備段階においてすでに形成され始めているという視点である。重要なのは、練習の質が自信の源泉であるという点である。ただ回数を重ねるのではなく、「何が問題なのかを理解すること」「曖昧さを残さないこと」「急いで結果を出そうとしないこと」が強調されている。これは、機械的な反復では


ハーバード・ビジネス・レビューへの投稿記事の公開「成人発達理論で考える部下の育て方とリーダーの成長」
皆さま いつもお世話になっております。 成人発達学者の加藤洋平です。 本日より、ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー(DHBR)にて、新たな連載(第6回〜第11回)が公開されます。 今回のシリーズは、これまでの「器」と「能力」という二軸モデルをさらに一歩進め、その背景にある理論の前提、陥りやすい誤用、そして実務で活用するための具体的な技術に踏み込む内容となっています。 前回までの連載では、「どのように見立て、問い、育てるか」という実践の入口を提示してきました。今回のシリーズでは、その実践をより精度高く行うために、「なぜそれが可能なのか」「どのように誤るのか」「どうすれば再現性のある形で扱えるのか」という深層に焦点を当てていきます。 扱うテーマは大きく三つの流れで構成されています。 序盤では、「大人になってからも人は変わりうるのか」「なぜ優秀な人のスキルが別の状況では通用しないのか」といった、成人発達理論の前提そのものを捉え直します。ここでは、能力中心で人材を捉える見方の限界を、理論的に明らかにしていきます。 ..


【フローニンゲンからの便り】18443-18446:2026年3月31日(火)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18443 『真心要決』の転写/野心的・意欲的な研究に向けて 18444 今朝方の夢 18445 今朝方の夢の振り返り 18446 一杯のコーヒーから 18443. 『真心要決』の転写/野心的・意欲的な研究に向けて 時刻は間も無く午前6時を迎える。今の外気は4度だが、体感温度は1度と表示されている。2階の室温も幾分冷えているが、朝のHIITと入浴、および冷水シャワーのおかげで今は体が温かい。昨日の日記で書いたように、4月一杯は唯識関連の文献を再読することに力を入れていく。そこから5月に入ると、論文を旺盛に執筆していく。5月以降の読書はただ書物を読むのではなく、論文を書くためのものになる。本来、こうしたアウトプットを伴う読書でなければ身になりにくく、それを考えると5月からの論文執筆を前提とした読書は実り多いものになるだろ


【フローニンゲンからの便り】18440-18442:2026年3月30日(月)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18440 修論・ファイナルペーパー・博論 18441 今朝方の夢 18442 今朝方の夢の振り返り 18440. 修論・ファイナルペーパー・博論 時刻は午前6時半を迎えたが、辺りはまだ暗い。昨日からサマータイムに入り、1時間時間が進んだためだろう。今強風が吹いていて、少し雨が降っている。どうやらこの雨はいっときのもののようだ。 昨日ふと、エディンバラ大学に行くまでの時間を有効に活用するために色々と考えており、その中で査読付き論文の執筆よりも修士論文のドラフトの執筆を優先させようと思った。そのドラフトがある程度完成していると、エディンバラ大学に行ってからが非常に楽になる。4月一杯は唯識関連の文献かつ良遍に関する文献を集中的に読み込んでいこうと思っており、5月から本格的に修論のドラフトの執筆に取り掛かりたい。これが4回目の修論執筆なの


【フローニンゲンからの便り】18436-18439:2026年3月29日(日)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18436 エディンバラ大学での研究生活に向けた準備期間の過ごし方 18437 今朝方の夢 18438 今朝方の夢の振り返り 18439 二つのモード 18436. エディンバラ大学での研究生活に向けた準備期間の過ごし方 時刻は午前7時半を迎えた。この時間はもう明るい。今日から欧州はサマータイムに入り、1時間ほど時間が進んだ。なので昨日であればこの時間帯は6時半である。今の気温は2度とまだ低い気温が続くが、太陽の光の様子はすでに春のそれを感じさせる。 一昨日に正式にエディンバラ大学のオファーを受理したところ、昨日早速大学公式のメールアドレスをいただいた。エディンバラ大学はMicrosoft Outlookを使っており、メールアドレスに加えて、そのソフト全般が使えるようになったので、これからの学術生活は便


【フローニンゲンからの便り】18431-18435:2026年3月28日(土)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18431 第176回のゼミナールのクラスの課題文献の要約 18432 今朝方の夢 18433 今朝方の夢の振り返り 18434 エディンバラでの生活を思い描いて 18435 タバタ式トレーニングを見つめ直して 18431. 第176回のゼミナールのクラスの課題文献の要約 時刻は間も無く午前6時を迎える。明日からはサマータイムとなり、時間が1時間ほど進められる。すでにこの時間は辺りは随分と明るい。 今日は午後に第176回のゼミナールのクラスがある。今日のクラスに向けた課題文献の該当箇所は、発達心理学における近年の有力な小理論や新しい視点を整理したものであり、従来の大理論だけでは捉えきれない発達の複雑さを示している。中心となるのは、セオリー・セオリー(theory theory)、モジュール性生得主義、ダイナ


【フローニンゲンからの便り】18426-18430:2026年3月27日(金)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18426 エディンバラ大学とロンドン大学のオファーに関して 18427 今朝方の夢 18428 今朝方の夢の振り返り 18429 演奏における緊張について 18430 読書とギターのリズム 18426. エディンバラ大学とロンドン大学のオファーに関して 時刻は午前6時半を迎えた。この時間帯はもう明るく、最近は午前5時半ぐらいから小鳥の鳴き声が聞こえるようになった。こうしたことを見ても、春の到来を感じる。ただし気温に関してはまだ低く、今の気温は0度である。昨日はまた冬に戻ったかのような寒さがあり、今日もその寒さを幾分引き継いでいる。週間予報を眺めると、まだ肌寒い日が続くようだが、来週末に関しては15度を超える日もある。こうした春の本格的な到来に足並みを揃えて、自分も新天地の


【フローニンゲンからの便り】18421-18425:2026年3月26日(木)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18421 母校一橋大学とエディンバラ大学のつながり 18422 今朝方の夢 18423 今朝方の夢の振り返り 18424 交互実践の効能 18425 学習のリズム 18421. 母校一橋大学とエディンバラ大学のつながり 昨日ふと考えてみると、自分がこれから進学しようとしているエディンバラ大学と、母校である一橋大学のあいだに、思いがけない思想的な回路が通っているように感じられた。一橋大学において事実上の校是とされる「キャプテンズ・オブ・インダストリー」という言葉は、19世紀イギリスの思想家であるトーマス・カーライルの著作『過去と現在(Past and Present (1843))』に由来するものであるが、この言葉は単なる産業的成功者を意味するのではなく、社会全体を導く倫理的責任を担う指導者像を示している点に本質があるように思われる。そしてそのカー


【フローニンゲンからの便り】18417-18420:2026年3月25日(水)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18417 贈与としての演奏 18418 今朝方の夢 18419 今朝方の夢の振り返り 18420 修士論文の引用文献数について 18417. 贈与としての演奏 ブランダン・エイカー氏の助言の核心は、「演奏とは評価される場である」という暗黙の前提を転換することにあると考えられる。多くの演奏者は、本番の場を試験のように捉え、正確さやミスの回避に意識を集中させる傾向がある。しかしその枠組み自体が、身体と認知に過剰な負荷を与え、結果として音楽の本来の流動性や表現性を阻害している可能性が高いのである。ここで重要なのは、「評価」というフレームが注意の方向を内側へと過度に引き寄せてしまう点である。すなわち、自分の指の動き、ミスの可能性、他者からどう見られるかといった自己監視的な意識が前景化する。この状態では、認知資源の多くが制御と検査に費やされ、音楽そのもの