

【フローニンゲンからの便り】18499-18503:2026年4月13日(月)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18499 青チャートとサグレラスの教則本 18500 今朝方の夢 18501 今朝方の夢の振り返り 18502 生成AI時代において自ら言葉や音を生成することの意義 18503 小さな死の擬似体験としての音楽演奏 18499. 青チャートとサグレラスの教則本 昨日ふと、受験数学における青チャートの位置づけと、クラシックギターにおける基礎練習の在り方とが重なって見えた。青チャートを中途半端に一周するだけでは、本質的な応用力はなかなか立ち上がらない。しかし、あの一冊を徹底的にやり込み、問題の型や発想をほとんど身体反応のように扱える水準にまで落とし込んだとき、初めて未知の問題に対しても自然に手が動き、思考が展開される。この「身体知化」という段階に至るかどうかが、理解と応用の分水嶺であったように思う。この構造は、どうやらクラシックギターにも


【フローニンゲンからの便り】18495-18498:2026年4月12日(日)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18495 フィールドワークとしての映画館での映画鑑賞 18496 今朝方の夢 18497 今朝方の夢の振り返り 18498 正しい方向へ響かせること 18495. フィールドワークとしての映画館での映画鑑賞 小鳥の鳴き声がとても大変美しい。日曜日の朝にこうした美しさに包まれるのは気持ち良いものである。明々後日にふと、映画館で『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を観ることを決めた。先日の中竹竜二さんのセッションのおかげで、今はエディンバラ大学での探究生活を始める前のプレシーズンの前のオフシーズンという位置付けにするのが良いと思うようになり、久しぶりに映画館で映画を見ようと思ったのである。時間帯にも正午の上映なので生活リズムを壊さなくて済む。久しぶりに映画を見ることを思うと、単なる娯楽としての期待を超えた、ある種の知的な高揚が静かに立ち上がっ


【フローニンゲンからの便り】18491-18494:2026年4月11日(土)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18491 より深い前進のための意図的な引き戻し 18492 今朝方の夢 18493 今朝方の夢の振り返り 18494 エディンバラでの映画生活 18491. より深い前進のための意図的な引き戻し 一昨日の練習を通して、ひとつの明確な手応えと同時に、ある種の限界の輪郭が見えてきた。ジュリオ・サグレラスの教則本、特にBook4から6に取り組んでみたものの、音を追う以前に、指がその要求に応じきれていない感覚が強く残った。とりわけBook5と6に至っては、単に難しいというよりも、自分の現在の発達段階と楽曲の要求水準との間に、質的な断絶が存在しているようにすら感じられたのである。一小節の中で一つの音を的確に鳴らすことすら難しいという状況は、単なる練習不足というよりも、基礎的な身体運用や音のイメージ、さらには音楽的な


【フローニンゲンからの便り】18486-18490:2026年4月10日(金)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18486 新たなサイケデリクス開発について想像しながら 18487 今朝方の夢 18488 今朝方の夢の振り返り 18489 わずかなアラインメントを意識することの重要性 18490 仏教における美/立ち現れる真理の美 18486. 新たなサイケデリクス開発について想像しながら 昨日、戦争や環境破壊のニュースを思い返しながら、人間という存在の根深い愚かさについて考え込んでいた。もしも一瞬で人の意識を変え、苦しみや対立の源そのものを断ち切ることができる手段があるなら、それはどれほど価値のあるものだろうか、と。そこで浮かんだのが、自分の手で開発した新たなサイケデリクスによって頓悟を引き起こすという発想であった。化学的な介入によって、誰もが仏陀の境地に一気に到達できるような世界。


【フローニンゲンからの便り】18482-18485:2026年4月9日(木)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18482 中竹竜二さんの「押し掛けコーチング」の第二回を受けて 18483 今朝方の夢 18484 今朝方の夢の振り返り 18485 因果応報思想を自己責任論へ転化する誤用 18482. 中竹竜二さんの「押し掛けコーチング」の第二回を受けて 小鳥の鳴き声が美しく響き渡っている。一昨日に続き、昨日も見事な快晴で、春の暖かさを存分に感じられた。ひるがえって今日は少し雲が多い。天気予報を確認すると、今日も最高気温は17度に到達するようだが、一日中曇りのようである。 昨日は、知人の中竹竜二さんのご厚意によって、「押し掛けコーチング」というものをしていただいた。実は今回が二回目で、初回はちょうど今から二年前のことになる。その時もこれからの進路に関して迷いがあり、あれこれと考えていることをゼミの皆さんに音声ファイルでシェアしていたとこ


【フローニンゲンからの便り】18478-18481:2026年4月8日(水)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18478 言葉と音を通じた表現の魅力と効能 18479 今朝方の夢 18480 今朝方の夢の振り返り 18481 爪の形状 18478. 言葉と音を通じた表現の魅力と効能 時刻は午前7時半を迎えた。この時間帯はもう完全に明るくなっており、今日もまた朝空が美しい。昨夜は午後9時前でもまだ真っ暗になっておらず、エメラルドブルーの空が広がっていて感動したのを覚えている。日照時間に関してはすでに春を超えて夏のように思えてくるが、気温に関しては今の気温は3度と低い。ただし今日は最高気温が17度まで到達するようなので随分と暖かい一日になりそうだ。早朝にこうして徒然なるままに日記を綴ることは精神の浄化作用としても有益であるし、何より考えが整理されるのが魅力的である。そして一日を充実した形で過ごそうという活力が自然と湧き上


【フローニンゲンからの便り】18472-18477:2026年4月7日(火)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18472 停滞の中にある希望 18473 今朝方の夢 18474 今朝方の夢の振り返り 18475 英会話という音楽表現 18476 即興演奏の喜びと意義 18477 春の幸せな陽気に包まれて/メルヴィンから教えてもらった即興演奏の工夫 18472. 停滞の中にある希望 昨日はよく晴れていて、庭にはやわらかな光が広がっていた。隣人のマークとアーノルドが外に出て、日光浴を楽しみながら何かを話し込んでいる様子が見えた。その穏やかな光景を眺めているうちに、自分の内側にも静かな余白が生まれ、最近クラシックギターの練習で感じている停滞感について、改めて考えていた。ここしばらく、以前のように「弾けば弾くほど伸びている」とは言い切れない感覚がある。技術が失われたわけではないのに、どこか同じ場所を


【フローニンゲンからの便り】18468-18471:2026年4月6日(月)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18468 文献の分別の効能を毎週末に感じて 18469 今朝方の夢 18470 今朝方の夢の振り返り 18471 技術の伸びの踊り場を感じて 18468. 文献の分別の効能を毎週末に感じて 時刻はゆっくりと午前7時に近づいている。サマータイムに入って1週間ほどが経ち、新たなリズムに慣れて来た頃である。この時間帯は随分と明るくなっており、遠くの空に朝焼けが見える。この季節の素晴らしさは、早朝に小鳥たちの清澄な鳴き声が聞こえることだろう。彼らの鳴き声は自分に癒しと励ましをもたらしてくれている。今の気温は4度と低いが、今日の日中は12度まで気温が上がる。今週は15度を超える日も数日あり、暖かさを感じられる日になるだろう。今日のオランダは、イースター翌日の休日である。なので普段の月曜日以上に静けさと落ち着きがある。ここ最近は、毎週日


『心の複雑さに向き合うとは、どういうことか』翻訳出版記念|監訳者と読み解く無料オンラインイベント
皆さま いつもお世話になっております。 このたび、拙訳『 心の複雑さに向き合うとは、どういうことか 』の出版を記念して、成人発達理論およびインテグラル理論の実践的理解を深める特別セミナーを、下記の通り開催いたします。 コーチングやコンサルティングの現場において、「何度も対話を重ねているのに、どこかで理解が止まる」「本人は本気で変わりたいと言っているのに、同じパターンに戻ってしまう」といった場面に直面されたことはないでしょうか。 経験を積むほどに浮かび上がるこれらの課題は、単なるアプローチや関係性、あるいは意欲の問題としては捉えきれない側面を含んでいます。しかし、その構造にまで踏み込んで理解している支援者は、まだ多くはありません。 2026年3月に日本で刊行された『 心の複雑さに向き合うとは、どういうことか 』(日本能率協会マネジメントセンター)は、まさにこの問いに正面から応答する一冊です。 著者であるマーク・D・フォーマン博士は、ケン・ウィルバーのインテグラル理論を基盤としながら、25年以上にわたる臨床実践を通じて、その理


【フローニンゲンからの便り】18464-18467:2026年4月5日(日)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18464 より近く、より少なく、という原理 18465 今朝方の夢 18466 今朝方の夢の振り返り 18467 英語の発話能力の再考 18464. より近く、より少なく、という原理 ブランダン・エイカー氏の助言は、単なるギター演奏技術のコツではなく、「運動制御における効率性の本質」を鋭く突いた洞察であると言える。エイカー氏が指摘しているのは、速度の問題を筋力や努力量の問題として誤認してしまう認知的錯誤であり、その背後にある運動学的な無駄の存在である。左手が遅く感じられるとき、多くの演奏者は「もっと速く動かさなければならない」と考えがちである。しかし実際には、問題は速度ではなく「移動距離」にある可能性が高い。指が弦から離れた後に大きく空間へ逸脱し、再び弦へ戻るために余計な軌道を描いてしまうと、その分だけ時間が消費される。こ