

【フローニンゲンからの便り】18057-18062:2026年1月18日(日)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18057 瞑想実践としての日々のクラシックギター練習 18058 今朝方の夢 18059 今朝方の夢の振り返り 18060 発達心理学・死生学・仏教の架橋 18061 死生学について 18062 死生観の構造と発達心理学 18057. 瞑想実践としての日々のクラシックギター練習 日々のクラシックギター練習を、単なる技能向上の作業ではなく、瞑想実践に近い営みとして行うためには、まず「何を達成するか」よりも「いま何が起きているか」に注意の重心を移す必要があるであろう。多くの場合、練習はテンポ、正確性、音量、曲の完成度といった未来志向の目標に引きずられがちである。しかし瞑想的実践においては、結果は副産物であり、中心に置かれるのは現在進行中の身体感覚と意識の状態である。第一に重要なのは、練習に入る前の入り口を明確にすることである。ギターを構える前に


【フローニンゲンからの便り】18052-18056:2026年1月17日(土)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18052 社会正義の実現に向けた怒りの性質について 18053 今朝方の夢 18054 今朝方の夢の振り返り 18055 指先を硬直させる問題 18056 スケール練習の意義 18052. 社会正義の実現に向けた怒りの性質について 唯識では怒りは悪の煩悩だとされているが、社会正義の実現に向けた社会問題に対する怒りも本当に悪の煩悩だと言えるのだろうかという点について考えていた。唯識において怒り(瞋・dveṣa)は、貪・癡と並ぶ根本煩悩の一つとされ、心を乱し、対象を歪め、業を増長させる否定的な心所として厳しく位置づけられている。そのため一見すると、社会正義の実現を求める怒り、すなわち差別や抑圧、不正義に対する強い憤りもまた、無条件に「悪の煩悩」と断じられるように思われる。しかし唯識の理論


【フローニンゲンからの便り】18046-18051:2026年1月16日(金)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18046 将棋や囲碁における盤面記憶とギターにおける指板記憶 18047 今朝方の夢 18048 今朝方の夢の振り返り 18049 発達段階測定の科学──人間を「測る」ことの意味(その1) 18050 発達段階測定の科学──人間を「測る」ことの意味(その2) 18051 発達段階測定の科学──人間を「測る」ことの意味(その3) 18046. 将棋や囲碁における盤面記憶とギターにおける指板記憶 クラシックギターの弦の配置、すなわち指板上に広がる音高・和声・運指の関係を覚えていく力は、将棋や囲碁の棋士が盤面を記憶する能力と、本質的にきわめて近い性質を持っているのではないかと考えていた。ただし、それは単なる記憶力の類似ではなく、構造化されたパターンを知覚し、身体化していく認知様


【フローニンゲンからの便り】18041-18045:2026年1月15日(木)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18041 博士論文における参考文献の総数 18042 今朝方の夢 18043 今朝方の夢の振り返り 18044 バッハの《Prelude No.1(BWV1007)》 18045 CメジャーとAマイナーのスケール練習 18041. 博士論文における参考文献の総数 唯識を主題として欧米の大学院で博士号を取得する場合、参考文献の総数が数百に及ぶ一方で、思考の中核を成す文献は意外なほど少数であるという見通しは、実際の博士論文執筆の現場感覚とよく一致しているのではないかと思う。さらに、自分の場合は日本語の唯識文献を原文で扱えるという明確な強みがあり、この点を踏まえると、核となる文献の構成はより立体的かつ戦略的に組み立てることが可能である。まず、博士論文における「核」とは、単に頻繁に引用される文献の数ではなく、思考の枠組みを形成し、論証を駆動し続ける文献群


【フローニンゲンからの便り】18034-18040:2026年1月14日(水)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18034 クラシックギターの母語国化に向けて 18035 今朝方の夢 18036 今朝方の夢の振り返り 18037 唯識の四分義から見た科学 18038 右手の小指を鍛えること 18039 右手の小指のトレーニング方法 18040 指の独立性を高める日々の習慣 18034. クラシックギターの母語国化に向けて クラシックギターを母語国にするほど身体化することを目指して日々練習に励んでいる。それは、単に高度な演奏技術を身につけることではなく、音楽が思考や感情よりも先に、身体の反応として自然に立ち上がる状態を指している。楽譜を読み、指示を理解し、それを再現する段階を超え、音楽そのものが身体の内部で生成され、外界へと発話されるような在り方である。母語とは、意識的に文法を考えずとも意味が立ち現れ、


【フローニンゲンからの便り】18027-18033:2026年1月13日(火)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18027 日々のスケール練習について 18028 今朝方の夢 18029 今朝方の夢の振り返り 18030 真如と純粋経験 18031 12フレット以降のポジション 18032 意識科学と量子力学の接続 18033 改めて量子場について 18027. 日々のスケール練習について 夕食後のスケール練習においては、1日1つのスケールに集中する方が理にかなっているのではないかと思う。特に4つのポジションを用いて練習する場合、この方針は技術的にも認知的にも、そして時間帯の特性という点でも合理性が高い。まず前提として、夕食後という時間帯は、脳と身体が拡張よりも統合に向かいやすい状態にある。日中に比べて瞬発的な集中力は下がる一方で、同じ情報を繰り返し扱い、意味づけを深める力は保たれている。この時間帯に複数のスケールを切り替えながら練習すると、指の配置、調


【フローニンゲンからの便り】18020-18026:2026年1月12日(月)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18020 ジュリオ・サグレラスの教則本の続編を発見して 18021 今朝方の夢 18022 今朝方の夢の振り返り 18023 ジュリオ・サグレラスの教則本と即興演奏 18024 真如と意識の関係 18025 夕食後のスケール練習 18026 レストストロークを優先して鍛えること 18020. ジュリオ・サグレラスの教則本の続編を発見して 現在、ジュリオ・サグレラスの教則本を毎日弾き込んでいる。偶然にも続編のものがあることに気づいた。今取り組んでいるBooks 1–3を最低1年は徹底的にやり込んでから、4–6に進む判断をするのが、サグレラス体系を最も生かすタイミングなのかもしれない。ただし、それは年数ではなく、身体化の度合いによって決めるべきであり、ここを見誤るとBooks 4–6は宝の持ち腐れにも、逆に過剰負荷にもなりうる。まず前提


【フローニンゲンからの便り】18014-18019:2026年1月11日(日)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18014 圏論と唯識の共鳴 18015 今朝方の夢 18016 今朝方の夢の振り返り 18017 圏論と華厳の共鳴 18018 ジュリオ・サグレラスの教則本をやり込むこと 18019 スケール練習の継続の先に 18015. 今朝方の夢 今の気温はマイナス7度と途轍もなく寒い。今日の最高気温もマイナス2度までしか上がらないが、一応寒さの峠は今日を持って通り越せるようだ。 今朝方の夢の中で、見知らぬ数回建てのビルにいた場面があった。二階あたりを歩いていると、複数の部屋があり、部屋のドアには窓がついていて、そこから中を覗くと、そこには複数の女性だけがそれぞれの部屋にいた。どうやらコンセプトを変えて、女性たちが色々なコスチュームを着ており、部屋の中で待機しているようだった。窓から中を覗いた後、そのフロアを後にしようとすると、一つのドアが開き、中から


【フローニンゲンからの便り】18007-18013:2026年1月10日(土)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 18007 大雪/ブルース・リーの思想より 18008 今朝方の夢 18009 今朝方の夢の振り返り 18010 ゼミナールの第165回の事前課題(その1) 18011 ゼミナールの第165回の事前課題(その2) 18012 バッハの作品に向かって 18013 バッハへの引力 18007. 大雪/ブルース・リーの思想より ここ10年のオランダ生活の中で、今年は珍しく大雪となっている。連日氷点下の日が続き、雪が随分と積もっていて、外の野良猫や鳥たちが心配なほどである。今の気温はマイナス3度だが、体感温度はマイナス14度と表示されており、日中の最高気温もここから1度だけ高いマイナス2度までしか上がらない。仮に来年からイギリスで生活を始めることになると、オランダ最後の冬は大雪によって祝福される形となる。 ブルース・リーがスローモーションでの稽古を徹底


成人発達理論「器の探究」実践講座AI時代の成人発達と"器"の実践ラボ
皆さま いつもお世話になっております。 このたび、株式会社チームボックス代表取締役の中竹竜二さんとの共著:『 「人の器」の磨き方 リーダーシップ・コーチングと成人発達理論による人間力の変容プロセス 』の出版を記念して、人の器に関する実践的な講座を開講することになりました! 二人の著者と共に書籍の内容をじっくり深めていく最良の機会だと思いますので、奮ってご参加いただけると幸いです。 講座は下記の内容となります。 器の成長曲線を辿るプログラム ―― 自己の“器”を理解し、磨き、強くする3回連続プログラム ―― 私たちは日々、仕事や人間関係の中で無数の判断を重ねています。 そのとき、結果を左右しているのは、知識やスキルだけではありません。 不確実さにどう向き合うか、矛盾や感情をどう抱えるか―― その土台にあるものを、私たちは「器」と呼んでいます。 本プログラム「器の成長曲線を辿るプログラム」は、自己の“器”を理解し、磨き、強くしていくことで、日常の判断や対人関係に深い変化をもたらす実践的な学びの場です。 ...