

【フローニンゲンからの便り】17943-17949:2025年12月29日(月)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17943 三オクターブのEメジャー・スケール練習 17944 今朝方の夢 17945 今朝方の夢の振り返り 17946 ポスト構造主義的転換──「人間観」の再構築(その1) 17947 ポスト構造主義的転換──「人間観」の再構築(その2) 17948 ポスト構造主義的転換──「人間観」の再構築(その3) 17949 関係性の中で育まれる贈与の連鎖としての人生 17943. 三オクターブのEメジャー・スケール練習 ブランダン・エイカー氏が紹介する昨日言及したウォームアップは、一見すると単純な三オクターブのEメジャー・スケール練習であるが、その内実はきわめて本質的であり、ギター演奏における身体感覚・認知・音楽性を統合的に鍛えるための優れた方法論であると言える。単なる指の運動ではなく、「指板全体を一つの空間として把握する感覚」を育て


【フローニンゲンからの便り】17937-17942:2025年12月28日(日)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17937 クラシックギターにおける左手の理想のフォーム 17938 今朝方の夢 17939 今朝方の夢の振り返り 17940 ヤン・ウェスターホフ教授からの励まし 17941 「reification」と「substantiation」の違い 17942 ブランダン・エイカー氏が推奨するウォームアップエクササイズ 17937. クラシックギターにおける左手の理想のフォーム ブランダン・エイカー氏がクラシックギターの左手フォームとして「Cの形」を基本に勧める理由は、単なる見た目の美しさや流派的な好みではなく、解剖学・運動学・音楽的持続性という三つの次元で合理性を持つからである。Cの形とは、左手の親指と人差し指の間に自然な空間を保ち、手のひらを過度にネックへ押し付けず、指が指板に対してほぼ垂直に落ちていく湾曲を保った状態を指す。この形がなぜ基


【フローニンゲンからの便り】17930-17936:2025年12月27日(土)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17930 仏教との多種多様な出会いに感銘を受けて 17931 今朝方の夢 17932 今朝方の夢の振り返り 17933 ゼミナールの第164回のクラスの事前課題(その1) 17934 ゼミナールの第164回のクラスの事前課題(その2) 17935 高フレットでのバレーコードの難しさ 17936 ゼミナールの受講生からいただいた興味深い問い 17930. 仏教との多種多様な出会いに感銘を受けて 仏教研究のポッドキャストを聴いていると、多くの研究者が語る「仏教との出会い」が、決して一様ではなく、むしろ驚くほど多彩であることに気づかされる。幼少期の家庭環境から自然に仏教に親しんだ者もいれば、留学先で偶然手に取った一冊の書物や、人生の危機的状況をきっかけとして仏教思想に惹きつけられた者もいる。その語


【フローニンゲンからの便り】17926-17929:2025年12月26日(金)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17926 弦の交換タイミング 17927 今朝方の夢 17928 今朝方の夢の振り返り 17929 フェルナンド・ソルとジュリオ・サグレラスの教則本の違い 17926. 弦の交換タイミング 時刻は午前6痔を迎えようとしているが、今日もまた大変冷え込んでいる。今の気温はマイナス5度で、体感温度はマイナス10度のことである。今日はかろうじて0度まで気温が上がるが、昨日と同様に厳しい寒さであることを覚悟しておきたい。 先日、親友のメルヴィンが半年に一度弦を張り替えているということを述べていた。それは、一般的なアマチュア奏者としては決して珍しくない頻度である。しかし、自分のように毎日少なくとも6時間ギターを弾いている場合、その基準をそのまま当てはめることはできないかもしれない。結


【お知らせ】Back Number Vol 887-896(記事17721-17920)
いつもブログをご覧になってくださり、どうもありがとうございます。 過去記事17721-17920のPDFを公開いたしました。 お役に立てる情報は少ないかもしれませんが、皆さんのご関心に合わせて、必要な箇所を読んでいただければ幸いです。 閲覧・ダウンロードは下記よりご自由に行えます。 ・ Blog Back Number


【PIVOT対談公開】「人の器」は、どうすれば磨かれるのか
皆さま 今年も大変お世話になりまあした。 先日、PIVOTさんのメディアにて、知人であり共著者でもある中竹竜二さんと、書籍『 人の器の磨き方 』をもとに対談をさせていただき、その動画が本日公開されました。 今回の対談では、「人の器」とは何かという根源的な問いを起点に、人がどのように成熟していくのかについて、丁寧に語り合っています。 前編では、器とは能力やスキルそのものではなく、人の在り方を支える「OS」のようなものであるという視点から話が始まります。二項対立を超えて物事を捉える視点、自主性と主体性の違い、そしてサッカー日本代表・森保一監督のリーダーシップに見る本質的な強さなど、幅広いテーマについて掘り下げています。 さらに、人の器が育っていく三つのフェーズや、中年期に訪れやすい揺らぎの意味、嫉妬や怒りといった感情が持つ本来の役割についても触れています。加えて、AIとの対話を通して浮かび上がる人間らしさや、本音を失いやすい現代社会の在り方についても意見を交わしました。 後編では、昨年11月頃に起きた田端信太郎氏との炎上をめ


【フローニンゲンからの便り】17919-17925:2025年12月25日(木)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17919 良縁をもたらす土壌を耕す営み 17920 今朝方の夢 17921 今朝方の夢の振り返り 17922 発達理論の系譜──発達心理学130年の展開(その1) 17923 発達理論の系譜──発達心理学130年の展開(その2) 17924 ヴィゴツキーとピアジェの発達理論 17925 コールバーグの発達理論 17919. 良縁をもたらす土壌を耕す営み 起床して2階の気温を確認したら随分と冷えていたので外気をチェックすると、なんとマイナス4度とのことだった。体感温度としてはマイナス12度と表示されており、通りで冷え込んでいるわけだ。今日は最高気温ですらもマイナスのようなので、寒さを覚悟しておこうと思う。 「良い因の種を植える」とは、将来の結果を直接コントロールしようとすることではなく、結果が自然に熟すための条件を、いまこの瞬間の行為・態度・心の向


【フローニンゲンからの便り】17913-17918:2025年12月24日(水)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17913 ブランダン・エイカー氏の演奏解釈から学ぶ事柄 17914 今朝方の夢 17915 今朝方の夢の振り返り 17916 鍛錬の沈殿を象徴する今朝方の夢の不思議な現象 17917 智慧の完成形としての仏と慈悲の運動体としての菩薩 17918 幼少期からのスポーツ体験の恩恵を感じて 17913. ブランダン・エイカー氏の演奏解釈から学ぶ事柄 ブランダン・エイカー氏の演奏解釈が印象的なのは、音を「正しく並べる」以前に、音が立ち上がる情景をはっきりと生きている点にある。そこでは楽譜は設計図ではなく、映画の脚本に近い。書かれているのは台詞や動作の骨格であり、光の当たり方、空気の温度、登場人物の心情までは直接は書かれていない。それらを補い、現実の一場面として立ち上げる行為こそが、演奏解釈である。この発想を


【フローニンゲンからの便り】17907-17912:2025年12月23日(火)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17907 慈しみの気持ち/進化と退化の誤謬 17908 今朝方の夢 17909 今朝方の夢の振り返り 17910 ギタリストにとって背筋群とハムストリングを鍛えることの意義 17911 将来の自由度を広げる下地形成の時期 17912 ジュリオ・サグレラスの教則本をやり込みながら 17907. 慈しみの気持ち/進化と退化の誤謬 人間を含む全ての生命への慈しみの気持ち。そして生命を抱擁する大自然と大宇宙への畏敬の念。そうした想いが突如として湧いてきた。確かに全ては縁起で成り立っているゆえに、自分は非生命体への敬意も持ち合わせている。しかし、自分が生命体だからだろうか、自分は生命体へ愛情を抱いているということに改めて気付かされたのである。それは昨日の親友のメルヴィンとの会話による刺激が影響していたのかもしれない。だがそこでやり取りされていた事柄は


【フローニンゲンからの便り】17901-17906:2025年12月22日(月)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17901 ギター練習の合間の簡易版タバタ式トレーニングの効能 17902 今朝方の夢 17903 今朝方の夢の振り返り 17904 唯識における三身説 17905 因と縁の区別 17906 音楽を通じて自分の世界を広げてくれたメルヴィンに改めて感謝をして 17901. ギター練習の合間の簡易版タバタ式トレーニングの効能 毎朝タバタ式トレーニングを行っている上で、さらにギター練習の合間の休憩時間に、8種目4分間のフルセットではなく、2種目程度の短時間インターバルで意図的に心拍数を上げることには、身体的・神経的・認知的に見て多層的な効能があるのではないかと考えていた。これは単なる体力維持ではなく、演奏の質そのものを底上げする「調律行為」に近い意味を持つ。第一に、生理学的観点から見ると、短時間でも心拍数を一時的に上げることで全身の血流が促進され、筋肉や