

【英国エディンバラからお届けする最初の講座】成人発達理論大全(シリーズ5):フローニンゲン学派の発達理論を完全解読!動的システム理論から学ぶ「変化・成長・才能」の発達科学講座
皆さま 夏の終わりが近づき、少しずつ秋の気配を感じる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 9月末からスタートする「成人発達理論大全」シリーズ5について、ご案内をさせていただきます。 今回の講座は、9月26日(土)より開講します。 タイトルは、「成人発達理論大全(シリーズ5):フローニンゲン学派の発達理論を完全解読!動的システム理論から学ぶ「変化・成長・才能」の発達科学講座」です。 これまでの「成人発達理論大全」では、ピアジェ、ロバート・キーガン、スザンヌ・クック=グロイター、カート・フィッシャーをはじめとするさまざまな発達理論を学びながら、「人はどのように成長するのか」という問いを探究してきました。 今回のシリーズ5では、そこからさらに一歩進みます。 私たちが向き合う中心的な問いは、「そもそも、人間の発達とはどのような現象なのか?」というものです。 人間の発達を考えるとき、私たちはつい「低い段階から高い段階へ進む」「能力が徐々に向上する」といった直線的なイメージを抱きがちです。しかし、実際の人間の発達はそ


【フローニンゲンからの便り】19166-19168:2026年8月26日(水)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 19166 サッカーにおける抽象を具体的現実と取り違える誤謬 19167 今朝方の夢 19168 今朝方の夢の振り返り 19166. サッカーにおける抽象を具体的現実と取り違える誤謬 昨日ふと、ホワイトヘッドの「the fallacy of misplaced concreteness」という言葉について考えていた。日本語にするなら、「抽象を具体的現実と取り違える誤謬」と訳すのが、一番しっくりくる。何かを理解するためにモデルや数字を使うこと自体が問題なのではない。むしろ人間は、複雑すぎる現実をそのまま把握できないからこそ、カテゴリーをつくり、数字に置き換え、図式化する。ただ、その地図を眺めているうちに、いつの間にか地図そのものを土地だと思い込んでしまう。ホワイトヘッドが指摘し


【フローニンゲンからの便り】19163-19165:2026年8月25日(火)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 19163 VRTXバンドの可能性に再度気づいて 19164 今朝方の夢 19165 今朝方の夢の振り返り 19163. VRTXバンドの可能性に再度気づいて 数日前にふと、手元にあるVRTXバンドを眺めながら、実はまだこの道具の可能性のほんの一部しか使っていないのではないかと思った。これまではバンドというと、筋力トレーニングをするときに引っ張るものというイメージが強かった。しかしVRTXの面白さは、単に筋肉へ負荷をかける道具ではなく、「身体の動きを少しだけ変える装置」として使えるところにあるのだと思う。VRTXのMESHシリーズは、伸ばすほど張力が増していく。ダンベルのように重量が固定されているわけではなく、自分の動きそのものによって負荷が変化する。公式にも、筋力トレーニングだけでなく、姿勢改善、懸垂補助、ストレッ


【フローニンゲンからの便り】19159-19162:2026年8月24日(月)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 19159 引っ越し前の心のデフラグを感じて 19160 今朝方の夢 19161 今朝方の夢の振り返り 19162 フローニンゲンで過ごす最後の月曜日 19159. 引っ越し前の心のデフラグを感じて 時刻は午前6時半を迎えた。今の気温は12度と低く、日中も20度までしか気温が上がらない。秋の入口を超えて、秋の世界の中にすっぽり入っている感じである。辺りは随分と明るくなり、一羽の小鳥が清澄な鳴き声を上げている。この10年間、朝と夕方にどれほど小鳥の鳴き声に癒され、励まされただろうか。彼らが与えてくれたものに対して深い感謝の念を持ちながら、エディンバラの新居でも小鳥の鳴き声が聞こえてくるのかどうか想像を膨らませている自分がいる。 いよいよ明日は、荷物の搬送をする日である。昨日、25日の引っ越しに向けての梱包が全て終わり、準備は万全である。洋書と和書を


【フローニンゲンからの便り】19156-19158:2026年8月23日(日)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 19156 ブランダン・エイカー氏に作ってもらった即興演奏講座の開始に向けて 19157 今朝方の夢 19158 今朝方の夢の振り返り 19156. ブランダン・エイカー氏に作ってもらった即興演奏講座の開始に向けて 昨日、ブランダン・エイカー氏の言葉を読んでいて、ギターを学ぶということの意味が少し違って見えてきた。これまでは、上達とは既に存在する正しい音を再現することだと思いがちであった。コードを覚え、曲を暗譜し、手本どおりに弾けるようになる。その積み重ねが演奏技術をつくることは確かである。しかし、エイカー氏が強調しているのは、その先にある「自分で音楽を生み出す瞬間」なのだと思う。特に印象に残ったのは、これまで存在しなかったものをつくるという表現である。それは大作を作曲するという意味ではない。たった数


【フローニンゲンからの便り】19152-19155:2026年8月22日(土)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 19152 HSBCの口座開設を決めて 19153 今朝方の夢 19154 今朝方の夢の振り返り 19155 プレンゼントを贈って 19152. HSBCの口座開設を決めて 昨日、再来週から生活を始めるエディンバラで新しく開設する銀行口座について改めて考え、最終的にHSBCの口座を開設することに決めた。最初はいくつかの銀行を比較していたが、自分のこれからの生活を長い時間軸で考えると、他行の口座を持つよりも、HSBCを一つの基盤として使っていく方が自分には合っているように思えてきた。英国で生活を始める留学生という現在の立場から見ると、HSBCにはInternational Student Bank Accountが用意されている点が大きい。英国での居住歴がまだ短くても申し込みやすく、


【フローニンゲンからの便り】19149-19151:2026年8月21日(金)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 19149 10年間暮らしたフローニンゲンでの最後の10日間 19150 今朝方の夢 19151 今朝方の夢の振り返り 19149. 10年間暮らしたフローニンゲンでの最後の10日間 ここ最近は日の出の時間がめっきり遅くなった。今朝方は午前4時半過ぎに起床したのだが、その時にはもちろん真っ暗であり、今午前5時半に近づいているが、今もまだ真っ暗である。調べてみると、日の出の時間は午前6時半になっている。こうしたことから、ここ数日間はもはや起床してすぐに外に出てHIITをすることができなくなり、1階の寝室でHIITをすることにしている。これまでは早朝すぐに微小であっても朝日を浴びていたのだが、ここ数日はそれができなくなった。しかし不思議と、起床時間はむしろ早くなっていて、この現象は何なのだろうと考えている。一応、朝食を取


【フローニンゲンからの便り】19146-19148:2026年8月20日(木)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 19146 即興演奏と縁起 19147 今朝方の夢 19148 今朝方の夢の振り返り 19146. 即興演奏と縁起 昨日、即興演奏の魅力について考えていて、これはもしかすると「縁起」を身体で感じる営みなのではないかと思った。あらかじめ完成された曲を再現する演奏とは違い、即興では次の音がまだ存在していない。いま鳴らした一音が次の一音を呼び、その音を耳で聴いた自分の心がわずかに変わり、その変化した心がさらに別の音を選ぶ。その連鎖を眺めていると、一音一音が孤立した粒として存在しているのではなく、前後の無数の条件によって生まれていることがよく分かる。たとえば何気なく弾いた一つの和音が予想以上に美しく響いたとする。その瞬間、自分の注意はその響きへ引き寄せられる。すると次の音を急いで出し


【フローニンゲンからの便り】19142-19145:2026年8月19日(水)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 19142 フランシスコ・タレガからの流れ 19143 今朝方の夢 19144 今朝方の夢の振り返り 19145 フェルナンド・ソルからの流れ 19142. フランシスコ・タレガからの流れ 昨日、フランシスコ・タレガについて改めて考えてみた。サグレラスを弾いていると、そのさらに上流にタレガという大きな水源があるように感じたからである。調べてみると、タレガの音楽は単に「スペインらしいギター音楽」ではなく、19世紀ロマン派の音楽をギターという小さな器の中へ凝縮したもの、と考えると理解しやすいように思えてきた。タレガは1852年にスペインのビジャレアルに生まれた。少年期にはギタリストのフリアン・アルカスと出会い、その才能を認められている。アルカスは当時を代表するスペインのギタリストであり、若いタレガにとって、ギターを独立した芸術音


【フローニンゲンからの便り】19138-19141:2026年8月18日(火)
⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「加藤ゼミナール─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 19138 詰将棋と作曲 19139 今朝方の夢 19140 今朝方の夢の振り返り 19141 ジュリオ・サルバドール・サグレラスの魅せられて 19138. 詰将棋と作曲 昨日、作曲という行為は詰将棋の問題を作ることにかなり似ているのではないか、とふと思った。これまでは作曲というと、頭の中に浮かんだ旋律や和音を外に取り出すという、どこか「表現」の営みとして考えることが多かった。しかし詰将棋を思い浮かべると、作曲にはもう一つ、制約の中に必然的な道筋を設計するという側面があるように見えてきた。詰将棋では、盤面にある駒の数も位置も限られている。その限られた条件から、王手を重ね、相手の応手まで読み込みながら、最後には一つの詰みに到達する。面白い問題ほど、最初の一手だけを見れば少し意外でありながら、解き終えて振り