

【お知らせ】Back Number Vol 887-896(記事17721-17920)
いつもブログをご覧になってくださり、どうもありがとうございます。 過去記事17721-17920のPDFを公開いたしました。 お役に立てる情報は少ないかもしれませんが、皆さんのご関心に合わせて、必要な箇所を読んでいただければ幸いです。 閲覧・ダウンロードは下記よりご自由に行えます。 ・ Blog Back Number


【PIVOT対談公開】「人の器」は、どうすれば磨かれるのか
皆さま 今年も大変お世話になりまあした。 先日、PIVOTさんのメディアにて、知人であり共著者でもある中竹竜二さんと、書籍『 人の器の磨き方 』をもとに対談をさせていただき、その動画が本日公開されました。 今回の対談では、「人の器」とは何かという根源的な問いを起点に、人がどのように成熟していくのかについて、丁寧に語り合っています。 前編では、器とは能力やスキルそのものではなく、人の在り方を支える「OS」のようなものであるという視点から話が始まります。二項対立を超えて物事を捉える視点、自主性と主体性の違い、そしてサッカー日本代表・森保一監督のリーダーシップに見る本質的な強さなど、幅広いテーマについて掘り下げています。 さらに、人の器が育っていく三つのフェーズや、中年期に訪れやすい揺らぎの意味、嫉妬や怒りといった感情が持つ本来の役割についても触れています。加えて、AIとの対話を通して浮かび上がる人間らしさや、本音を失いやすい現代社会の在り方についても意見を交わしました。 後編では、昨年11月頃に起きた田端信太郎氏との炎上をめ


【フローニンゲンからの便り】17919-17925:2025年12月25日(木)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17919 良縁をもたらす土壌を耕す営み 17920 今朝方の夢 17921 今朝方の夢の振り返り 17922 発達理論の系譜──発達心理学130年の展開(その1) 17923 発達理論の系譜──発達心理学130年の展開(その2) 17924 ヴィゴツキーとピアジェの発達理論 17925 コールバーグの発達理論 17919. 良縁をもたらす土壌を耕す営み 起床して2階の気温を確認したら随分と冷えていたので外気をチェックすると、なんとマイナス4度とのことだった。体感温度としてはマイナス12度と表示されており、通りで冷え込んでいるわけだ。今日は最高気温ですらもマイナスのようなので、寒さを覚悟しておこうと思う。 「良い因の種を植える」とは、将来の結果を直接コントロールしようとすることではなく、結果が自然に熟すための条件を、いまこの瞬間の行為・態度・心の向


【フローニンゲンからの便り】17913-17918:2025年12月24日(水)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17913 ブランダン・エイカー氏の演奏解釈から学ぶ事柄 17914 今朝方の夢 17915 今朝方の夢の振り返り 17916 鍛錬の沈殿を象徴する今朝方の夢の不思議な現象 17917 智慧の完成形としての仏と慈悲の運動体としての菩薩 17918 幼少期からのスポーツ体験の恩恵を感じて 17913. ブランダン・エイカー氏の演奏解釈から学ぶ事柄 ブランダン・エイカー氏の演奏解釈が印象的なのは、音を「正しく並べる」以前に、音が立ち上がる情景をはっきりと生きている点にある。そこでは楽譜は設計図ではなく、映画の脚本に近い。書かれているのは台詞や動作の骨格であり、光の当たり方、空気の温度、登場人物の心情までは直接は書かれていない。それらを補い、現実の一場面として立ち上げる行為こそが、演奏解釈である。この発想を


【フローニンゲンからの便り】17907-17912:2025年12月23日(火)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17907 慈しみの気持ち/進化と退化の誤謬 17908 今朝方の夢 17909 今朝方の夢の振り返り 17910 ギタリストにとって背筋群とハムストリングを鍛えることの意義 17911 将来の自由度を広げる下地形成の時期 17912 ジュリオ・サグレラスの教則本をやり込みながら 17907. 慈しみの気持ち/進化と退化の誤謬 人間を含む全ての生命への慈しみの気持ち。そして生命を抱擁する大自然と大宇宙への畏敬の念。そうした想いが突如として湧いてきた。確かに全ては縁起で成り立っているゆえに、自分は非生命体への敬意も持ち合わせている。しかし、自分が生命体だからだろうか、自分は生命体へ愛情を抱いているということに改めて気付かされたのである。それは昨日の親友のメルヴィンとの会話による刺激が影響していたのかもしれない。だがそこでやり取りされていた事柄は


【フローニンゲンからの便り】17901-17906:2025年12月22日(月)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17901 ギター練習の合間の簡易版タバタ式トレーニングの効能 17902 今朝方の夢 17903 今朝方の夢の振り返り 17904 唯識における三身説 17905 因と縁の区別 17906 音楽を通じて自分の世界を広げてくれたメルヴィンに改めて感謝をして 17901. ギター練習の合間の簡易版タバタ式トレーニングの効能 毎朝タバタ式トレーニングを行っている上で、さらにギター練習の合間の休憩時間に、8種目4分間のフルセットではなく、2種目程度の短時間インターバルで意図的に心拍数を上げることには、身体的・神経的・認知的に見て多層的な効能があるのではないかと考えていた。これは単なる体力維持ではなく、演奏の質そのものを底上げする「調律行為」に近い意味を持つ。第一に、生理学的観点から見ると、短時間でも心拍数を一時的に上げることで全身の血流が促進され、筋肉や


【フローニンゲンからの便り】17896-17900:2025年12月21日(日)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17896 万物の流転や諸行無常を感じさせるクラシックギターの演奏 17897 今朝方の夢 17898 今朝方の夢の振り返り 17899 音色のパレットを広げるサウンドホールの左側での演奏 17900 指の独立のための瑜伽行 17896. 万物の流転や諸行無常を感じさせるクラシックギターの演奏 クラシックギターの演奏は、同じ譜面、同じ楽器、同じ奏者であっても、決して二度と同一にはならない営みであることを早朝考えていた。この事実は、音楽的な偶然性や演奏技術の不安定さという表層的な問題に還元されるものではなく、より深い次元で、万物の流転や諸行無常という根本的な真理を体感させる実践であると言える。まず身体の側から見れば、演奏者の身体状態は一瞬たりとも同じではない。呼吸の深さ、筋肉の張力、指先の湿度や感覚の鋭さ、集


【フローニンゲンからの便り】17890-17895:2025年12月20日(土)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17890 ゼミナールの第163回のクラスの課題文献の要約 17891 今朝方の夢 17892 今朝方の夢の振り返り 17893 本日のクラスの事前課題 17894 能力主義による民主主義の正当性の毀損 17895 指番号の守破離 17890. ゼミナールの第163回のクラスの課題文献の要約 今日は午後にゼミナールの第163回のクラスがある。年内のクラスも残すところあと2回である。今年も非常に充実した学びがゼミナールを通じて展開されていたことに深く感謝している。今日取り上げる課題文献において、著者のスタインが展開する議論の中心は、発達測定や発達理論がどのように使われるべきかという倫理的・社会的問題にある。先週の箇所で提示された「所与の神話」が主に認識論と方法論の問題であったのに対し、後半では


【フローニンゲンからの便り】17885-17889:2025年12月19日(金)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17885 欲求・欲望・煩悩の違いの整理 17886 今朝方の夢 17887 今朝方の夢の振り返り 17888 ティンバーのコントロール 17889 演奏の一部としての呼吸 17885. 欲求・欲望・煩悩の違いの整理 「欲求」「欲望」「煩悩」はいずれも人の内面に生じる衝動や動因を指す語であるが、その射程と評価、さらには修行論・心理論における位置づけは大きく異なる概念である。これらを区別して理解することは、人間理解を深める上で極めて重要である。まず「欲求」とは、生存や心身の安定を維持するために自然に生じる根源的な必要性を指す概念である。空腹になれば食を求め、疲れれば休息を求めるといった反応は、意志や価値判断を介さずに生起するものであり、生理的・心理的基盤に根ざしている。心理学的には欲求は中立的な現象として捉えられ、それ自体が善悪


【フローニンゲンからの便り】17880-17884:2025年12月18日(木)
⭐️ 心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「 加藤ゼミナール ─ 大人のための探究と実践の週末大学院 ─ 」も毎週土曜日に開講しております。 タイトル一覧 17880 今のクラシックギターと長く付き合う姿勢 17881 今朝方の夢 17882 今朝方の夢の振り返り 17883 レストストロークのようなフリーストロークに向けて 17884 摩擦音のコントロール 17880. 今のクラシックギターと長く付き合う姿勢 今自分が持っているのは5万円前後のアルハンブラのクラシックギターだが、そうした初心者用のギターであっても、長く弾き込み、丁寧に付き合っていけば、自分の音を表現できる楽器になっていく可能性は十分にある。むしろその価格帯の楽器だからこそ得られる恩恵も存在すると考えられる。アルハンブラはスペインの老舗メーカーであり、入門から中級までのモデルにおいて、音程の安定性やネックの精度、全体のバランスに強い定評がある。5万円前後のモデルは、材料や製作工程においてコスト制約はあるものの、「無理に鳴