1350. 発達科学者かつ複雑性科学者としてのパスカル
今日は数本の論文を読み、午後からはサイバネティクスの創始者であるノーバート・ウィーナーの“The Human Use of Human Beings (1950)”を読んでいた。この書籍を読んでいると、現代社会で注目を集めている人工知能に関する議論を進める上での非常に重要な...
1349. 幸福と解放の実現に向けて
ぬるめのお湯に満たされた浴槽にゆったりと浸かり、夕食を済ませた。相変わらず今日も涼しい気温であり、さらには雨が断続的に降り注ぐような一日だった。幸い明日は晴れるらしい。 バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンが絶えず音楽作品を創出したように、シェイクスピアや辻先生が絶えず...
1348. 自著に触れた感動と最後の最後の日に向けて
今日は嬉しいことが続く。昼食前に編集者の方から増刷の連絡を受けたことに加え、ようやく『成人発達理論による能力の成長』の実物を手にすることができた。 実は、著者用の書籍は全て献本していたということと、日本からオランダにわざわざ書籍を送ってもらうことを控えていたため、出版から一...
1347. 英才教育について思うこと:幼少期の没入体験の価値
昼食前にメールを確認すると、編集者の方から連絡が届いていた。幸いにも、拙書『成人発達理論によるの能力の成長』が増刷となった知らせであった。 その知らせを聞いた時、成人発達理論の知見が徐々に日本の方に伝わっていることを嬉しく思った。これからも様々な形で、知性発達科学の知見を多...
1346. 学術論文の可能性について
早朝より論文を読み進めていると、突然雨が降り始めた。鳥の鳴き声が止み、ただ雨の音だけが聞こえてくる。 木々や地面、そして書斎の窓に打ち付けられる雨音にしばし耳を傾けていた。不規則な雨音を聞きながら、これをデータとして集め、一つの時系列データとして解析をかけるとどのようなこと...
1345. 小鳥のさえずりの中で
うっすらとした柔らかい雲とそこから透けて見える青空。今日は晴れのようだ。 起床直後、身体の調子が良いことに気づく。肉体的な身体の各器官の機能がしっかりしているというだけではなく、身体全体を駆け巡るエネルギーの調子がいいのだ。...