

2569. 新たな習慣と今朝型の夢
昨日の早朝から、新たな朝の習慣として、プラトン全集の素読を行うようになった。今朝もそれを行った。 プラトン全集を読むことによって一日の活動の開始に向けて準備をするというのは今の自分に合っているようだ。プラトン全集を読むことは言語的なものに接することを意味しているため、全集を...


2548. 土地を耕すこと
起床直後に見えていた雲の塊が東の空の彼方に消え去り、今はもう視界にはほとんど雲が見えない。今日は晴れでありながらもとても涼しい一日になるようだ。 立派に茂り始めた街路樹が凛とした佇まいでそこに立っている。葉がほとんど揺れていないところをみると、今日は風も穏やかなようだ。...


2547. 印象的な二つの夢
昨日と違う表情を見せる今朝の空。今日は五時過ぎに起床し、五時半あたりから一日の活動を開始させた。 今時刻は六時を回ろうとしている。今朝のフローニンゲンの空は昨日と異なり、空全体が薄い雲で覆われているということはない。 空のうち、大半が青空であり、空の上をいくつかの大きな雲が...


2544. 気づきの回路
小雨が降り止み、雨雲が足音を立てずにどこかに消え去った。今は雨を降らすことのないような薄い雲が空を覆っている。 近くから小鳥のさえずりが聞こえて来る。書斎の窓を開けていると、新鮮な空気のみならず、自然がもたらす様々な音が部屋に入ってくる。...


2532. 豚の腹を叩く音
今朝は六時前に起床し、六時を少し過ぎたあたりで一日の活動を開始した。起床直後にまず取り掛かったのは、デッサンであった。 起床してすぐに浮かんできた内的感覚を絵として形にした。特に何か明確な目的があってこれを行なっているわけではないのだが、それをすることがすっかり朝の習慣にな...


2528. 感動の原形質と新たな真実
遠くの方で小鳥が高らかな鳴き声を上げた時、ふと今朝方の夢の内容について思い出した。起床直後は夢の印象が鮮明な余韻として残っていたが、それを言葉にするのは幾分難しかった。 起床からしばらくした今でもその困難さに変わりはないが、覚えている範囲のことを簡単に書き留めておきたい。夢...


2523. ある日曜日の朝に
今朝方、とても感動的な夢を見ていたことを思い出す。起床直後には、その感動の余韻がとりわけ強く残っていた。 今も確かに感動の粒子が自己の内側に残っているのがわかるが、その夢がどのような内容であったかは忘れてしまっている。一方で、その夢の続きであれば記憶に新しい。...


2502. 自然に還ることとゆとり
起床直後に見えていた満月がもう見えなくなってしまっている。ほんの数十分前まで空に浮かんでいた満月が突然に消えてしまったかのようだ。 これは空がさらに明るくなったからなのだろうか。だが、七時を迎えた空の色と、六時半を過ぎた頃の空の色との差は、肉眼ではほとんどわからない。...


2501. 屋久島を訪れる夢
今朝は六時過ぎに起床し、六時半から一日の活動を開始した。今、ちょうど私の視線の先には、早朝の空に浮かぶ白く輝く満月が見える。 満月のある位置は、本当に私の視線の真っ直ぐ先にある。昨日は早朝の空に浮かぶ月の存在に気づくことができなかった。それはおそらく、空が雨雲で覆われていた...


2493. 弁証法的発達プロセス:帰るべき場所に向かって
たった今、一日分のコーヒーを作った。あくまでも作っただけであり、まだコーヒーを飲む時間ではない。いつもの時間帯からコーヒーを飲み始めることにする。 コーヒーマシーンの音とそれが引き立てるコーヒーの香りに意識を向けていると、先ほどの夢の内容について改めて考えていた。「帰るべき...