

2734. 【ロンドン滞在記】ロンドン二日目の朝に
ロンドン滞在の二日目の朝を迎えた。フローニンゲンで生活をしていたここ数日は早朝の四時半に目覚めることが多かった。 ロンドンとフローニンゲンの間には時差が一時間ほどあり、今朝も四時半に一度目が覚めた。今宿泊しているホテルはロンドン市内の主要な駅の一つであるキングス・クロス・セ...


2726. 夢と時間に関する実践
起床してから一時間ほどの時間が経つ。空は相変わらず薄い雲で覆われており、朝日は一向に姿を現さない。このままだと今日はおそらく朝日を拝むことは難しそうだ。 新鮮な空気を室内に取り入れるために先ほど窓を開けたところ、冷たい風が入ってきた。もう七月に迫ろうかというのにこの肌寒さに...


2700. 死の擬似的体験としての睡眠
時刻は朝の七時を迎えた。早朝からいくつか日記を書き留めたが、まだ自分の中で収まらない何かがある。 文章を書き留めたいという衝動、いや、内側にある何かが外側に形として誕生したいという願いのようなものが存在していることに気づく。...


2695. 静かな朝に
今日は五時半過ぎに起床し、六時前に一日の活動を開始させた。昨日に引き続き、今朝も空一面が雲に覆われている。 天気予報では一日中曇りのようだが、昨夜の就寝前には少し雨が降ったように、今日も小雨が降るかもしれない。気温は相変わらず低く、外はとても肌寒そうである。今日は午後に、近...


2691.『ゴッホ ~最期の手紙~』より
今朝方の夢から覚めて二時間弱が経とうとしている。夢の中で体験した感覚がまだ自分の内側に残っている。 宇宙空間に自己が投げ出され、宇宙と一体となることに伴う強烈な感覚。それは消えることなく私の内側に残り続けている。 一日の活動を始めるために、そろそろ今朝方の夢から離れていく必...


2690. 強烈な印象を持つ夢の振り返り
雲で覆われた空の下を数羽の鳥たちが優雅に飛んでいる。私はその姿を眺めながら、再度今朝方の夢について振り返っていた。 起床してすぐに夢の内容について書き留めたが、果たしてどれだけ正確に書くことができたのか定かではない。とにかく一つ言えるのは、あのような強烈な体験を夢の中でした...


2689. 宇宙空間に飛び出す夢
今朝は六時過ぎに起床した。時刻は七時を迎えようとしている。 小鳥のさえずりが開けた窓から聞こえて来る。空一面が薄い雲に覆われていて、朝日は一切見えない。冷たい風がサラサラと流れている。 今朝方は強烈な印象をもたらす夢を見た。夢の中で体験した感覚が今もまだ自分の内側に残ってい...


2685. 豊富なオルガンコンサート
起床してから一時間半が経とうとしているが、今朝方の夢について少しばかり思い出していた。今朝方の夢の中で私は、ある波止場で釣りをしていた。 何も見えない真っ暗な海面が波止場から見える。海面に向かってルアーを投げ込み、魚が掛かるまで待つのではなく、魚が掛かりやすくするためにルア...


2679. 今朝方の夢
新鮮な空気を入れるために起床直後から窓を開けていたが、肌寒く感じ始めたので先ほど窓を閉めた。今日の気温はそれぐらいに涼しい。 うっすらとした雲が空を覆っており、その隙間からごくわずか晴れ間が見える。今日は午後三時から、街の中心部のルター教会でバッハのアンサンブルコンサートが...


2673. 物語り、物語られる人生
早朝に窓ガラスを叩く雨音が聞こえてきた。それは静かな形で鳴る自然の目覚まし時計のようであった。 今朝私は、窓ガラスにしたたる雨音によって目覚めた。昨日の就寝前に少しばかり雨が降り、それが止んだ後に昨夜は寝ることになったのだが、ちょうど目覚めの時間帯と重なってまた雨が降り出し...