2501. 屋久島を訪れる夢
- yoheikatowwp
- 2018年6月1日
- 読了時間: 4分

今朝は六時過ぎに起床し、六時半から一日の活動を開始した。今、ちょうど私の視線の先には、早朝の空に浮かぶ白く輝く満月が見える。
満月のある位置は、本当に私の視線の真っ直ぐ先にある。昨日は早朝の空に浮かぶ月の存在に気づくことができなかった。それはおそらく、空が雨雲で覆われていたからだろう。
今日は雲ひとつない晴天だ。早朝から天気がとにかく素晴らしい。
書斎の外に広がる世界の青みが増している。以前はつぼみしかつけていなかった街路樹からは緑色の芽が生まれ、別の種類の街路樹にはもう葉っぱが生い茂っている。
早朝に天気予報を確認すると、今日からしばらくは晴れが続くらしい。今週末からは最高気温も20度に達する。ようやく湯たんぽや暖房を使わなくて済む日がもうすぐそこまで迫っている。
明日、明後日まで最低気温が少し低いが、暖かい春がやってくることに喜びを隠すことができない。
春がやってくる確かな手触りを感じながら、今朝方の夢について少しばかり思い出している。いくつか印象に残っていることがある。
夢の中で私は、共通の知人を通じて知り合った知人と初めて対面し、その場で話をしていた。自己紹介もそこそこに、私は唐突ながらその方に質問をした。
私:「これまでXXさんはかなり多くの場所に旅をされていると聞きました。国内か国外で三日間から四日間ほど旅をするならどこか一番お勧めですか?」
知人:「そうですね・・・三日間か四日間であれば、屋久島がお勧めです」
私:「屋久島?沖縄の?」
知人:「いえ、屋久島は鹿児島県に属しています」
私は、その知人の方から屋久島を勧めていただいた。屋久島と聞くと、大自然が思わず想起され、特に深い森や縄文杉などを思い出す。
屋久島に関する記憶を辿っていると、私は実際に屋久島にいた。屋久島にある旅館の目の前で、私は一人たたずんでいた。
その旅館は古くも新しくもなく、質素でも派手でもなかった。悪く言えば平凡な旅館であり、よく言えば落ち着いた旅館であった。
その旅館の中に一歩足を進めると、そこは多くの宿泊客で賑わっていた。宿泊客をよくよく眺めてみると、私の小中高時代の友人や大学時代の友人がいた。また、外国人宿泊客の姿も目立った。
その中で私は小中高時代の友人の一人に声をかけた。彼曰く、ゆっくりするために屋久島に訪れ、この地では特に何か観光をするわけではないとのことだった。
旅館の目の前に広がる大自然の中に入っていき、自然の中でくつろぐためにここに来たと彼は述べていた。私も彼と同じ目的でここに来た。
屋久島の大自然がどのようなものであるかを肌で感じたかったことと、大自然の中でゆっくりしたいという思いがあった。しばらく彼と話をしていると、突然、三人の警官が旅館に駆けつけた。
何かの事件かと思ったが、それらの警官は起こった事件を解決しに来たわけではなく、何かの調査、あるいは事件を未然に防ぐためにここにやってきたようだった。私は警官の後ろについていき、彼らが何の目的でここにやってきたのかを突き止めようと思った。
しかし、その目的は一向に定かにならなかった。私は警官の後についていくことを止め、気づかないうちに昼食時になっていたので、食堂に向かった。そこで料理を自分で盛り、空いている席を探した。
ちょうど大学時代のゼミの友人の顔が見えたので、彼の隣に腰掛けることにした。友人に挨拶をすると、彼の目の前には、私と同じぐらいの年齢のヨーロッパ人の女性が座っており、私の右横にはヨーロッパ人の男性が座っていた。
さらに周りを見渡すと、ヨーロッパ人の観光客が多いことに気づいた。私は友人の目の前に座っている女性にも挨拶をし、隣の男性とは少しばかり会話を楽しんだ。
彼らは共に英語圏からやってきたわけではないことが彼らの英語を聞くとすぐに分かった。しばらく彼らと話をしていると、突然夢の場面が変わった。
今朝方の夢については、特に上記の場面を覚えている。実際の私はまだ屋久島に訪れたことがない。屋久島はいつか足を運んでみたい場所の一つだ。
ここ最近、自然への憧れ、自然へと還っていくことへの思いが募る。欧州での二年間の間に、文明の発達した様々な都市を訪れてきたこと、それと同時に、今現在都市の中で生活をしているということが、自然への憧れを引き起こしているのかもしれない。
欧州での生活が三年目を迎えようとしているこの時期において、自然への思いが日増しに強くなっていく。いつか大自然の中で生活を営んでみたいという気持ちが静かに浮かんでくる。自然に還る日も近いのかもしれない。フローニンゲン:2018/5/2(水)07:11
No.999: Dying Verities
I was meditating on dying verities.
All verities must exist eternally, but not only me but also someone else can feel that they are dying. Groningen, 10:46, Sunday, 5/26/2018

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