

2349. 復活祭の朝に
復活祭がやってきた。特にこれといって何かを祝うこともないのだが、オランダではこの日を祝日に制定しているためか、私もこの日を意識せざるをえないという状況だ。 復活祭を迎えた今朝は、六時前に小鳥たちの鳴き声によって目覚めた。今朝方の気温はマイナスを記録していたはずなのだが、それ...


2346. 水の世界の夢
夜明けを迎え始めたフローニンゲン。書斎の窓越しから、明けてくるフローニンゲンの空を眺めていると、自分があと何回ほどこの空を眺めることができるのだろうか、と思った。 フローニンゲンの生活はもしかしたら今年の夏で終わりとなり、私はまた再びどこか別の場所で生活を始めるかもしれない...


2341. 焦燥感を生む夢
天気予報の通り、深夜に雨が降っていたようだ。今この瞬間は雨が止んでおり、小鳥の鳴き声が時折こだまする。 この瞬間に止んでいる雨は、どうやらまた午前中に降り始めるらしい。そこから反転して午後はまた晴れるとの予報が出ている。本当に不安定な天気だ。...


2338. 新たな一日
今朝は六時前に目を覚まし、六時過ぎから一日の活動を開始させた。今は雨は降っておらず、辺りはとてもひっそりとしている。 昨日の早朝に引き続き、小鳥の清朗な鳴き声が闇の中にこだましている。今日は昼前から雨が降り始めるらしい。...


2335. 今朝方の夢と静かな充実感に向かって
小鳥の鳴き声がパタリと止んだ。早朝の闇に包まれた空が少しずつダークブルーに変わりつつある。 乾いた道路を走る一台の車の音が聞こえる。今朝方見た夢は印象的だったのだが、それはあまり良い印象を私に与えない。 夢がどのように終わりを告げたかを特に覚えている。夢の中で私はアパートの...


2329. 別れの夢
小鳥の鳴き声がこだまする早朝。いつものように一日の活動を開始させようとした時に、今朝方の印象的な夢について思い出した。 一つは、列車に乗って日本列島の東に向かう夢だった。おそらく実家のある山口県のある駅から東京の方に向かおうとしていた私は、列車を待つプラットフォームの上にい...


2325. マーストリヒトへの列車
サマータイムに入ってからの二日目の朝を迎えた。一時間ほど時間がずれたことによって、早朝の目覚めが正確に一時間ほど遅れている。 今朝は七時から一日の活動を開始させた。昨日にも気づいていたが、サマータイムに入ったことによって夜はすでに八時まで明るくなっているが、早朝のこの時間は...


2322. 物質と言葉に宿る美
もう少しだけ日記を書き留めたら今日の仕事に取り掛かりたいと思う。文章を書くことが全ての活動の準備として不可欠なものになっている。あるいは、その日を充実感の中で生きるための儀式的な行為になっているように思える。 文章を書くというのは私にとってはもはや神聖な儀式なのだろう。その...


2318. 不思議な作りの大聖堂
昨日の段階では、今日は一日中曇りの予報だったが、どうやら晴れ間が顔を覗かせるらしい。最高気温も10度を越すそうであり、穏やかな雰囲気を醸し出す土曜日になりそうだ。 先ほど少しばかり今朝方の夢について思い出していた。夢の中で私は、ドイツにある大聖堂の中にいた。...


2311. 宇宙旅行と河川敷に佇む夢
今朝は六時に起床し、六時半から今日の活動を開始した。六時半の現在の時刻において、フローニンゲンの街はうっすらとした霧に包まれている。 白い霧と夜が明けてくるコントラストがここにある。だが、どうやら今日は一日を通して曇りのようだ。...