今朝は六時に起床し、六時半から今日の活動を開始した。六時半の現在の時刻において、フローニンゲンの街はうっすらとした霧に包まれている。
白い霧と夜が明けてくるコントラストがここにある。だが、どうやら今日は一日を通して曇りのようだ。
昨夜に降っていた雨がまだ地面を濡らしている。ここから来週にかけて天気が悪い。
日曜日だけ晴れマークが付いているが、来週の金曜日までは一日のどこかで必ず雨が降るようだ。それに対しても、もしかすると数日前に行きつけのチーズ屋の店主が述べていたような態度でいることが重要かもしれない。
泰然として優れない天気と共に歩いていくという姿勢を持ちたい。あるいは、「優れている」「優れていない」という天気に対する価値判断そのものを見直したい。
天気がいかようであっても、仮に自分の内側に充実感と幸福感を見出すことができるのであれば、崩れた天気も優れた天気になるのではないか。そんなことを思いながら一日の仕事に着手することにした。
今朝方の夢の中で、私は宇宙旅行に出かけた。それは何か新婚旅行のような形で行われた。
その旅行は小さなロケットで実現された。このロケットは小型であり、かつ縦長ではなく、横長の作りになっている。
ロケットの打ち上げの場には親族と何人かの友人が見送りに来てくれていた。新婚旅行として行われる宇宙旅行の出発に向けて、私たち二人はロケットの中に乗り込んだ。
いよいよロケットが打ち上げられ、私たちは地上にいる人たちに手を振っていた。彼らの姿が見えなくなったところで、ロケットの中でくつろごうとしていたところ、宇宙空間に出たロケットがすぐさま地上に向かい始めた。
ロケットの中でゆっくりと時間を過ごすことなどできず、ロケットは着陸準備に向けたアナウンスを流している。ロケットの中で私たち二人は笑いながら、すぐさま着陸に向けた準備を始めた。
気づけばすでに私たちは地上に着陸していた。その次の夢の場面では、私は河川敷の野球場で野球の試合に参加していた。
私はサードを守っており、あと一人打ち取れば試合終了だったのだが、味方のピッチャーが投げた球を相手のバッターが見事に打ち返し、センターの方に転がっていった。
確かにそれはヒットになる当たりであったが、それ以上ではなかった。しかし、味方の守備が極めて脆弱で、単なるヒットになるはずが、もたついている間にランニングホームランとなってしまった。
相手チームが歓喜に沸く中、私たちは守備の陣形についてもう一度話し合った。そこから再び試合が開催されると、私は野球場ではなく、今度は河川敷のサッカー場に向かう道の上にいた。
私は、前をゆっくりと自転車で走る二人の友人の後についていく形で、走ってサッカー場に向かっていた。前回の練習か試合で負った擦り傷についてだいぶ良くなったと私は友人に述べた。
今日の練習はどのようなものになるかについて期待を交えて二人の友人と話しながらサッカー場に向かった。しかし、途中で友人と別れて、私は少し道草を食う形で河川敷から景色を眺めたいと思った。
すると河川敷に一人のサッカー選手が立っていた。その人物は今も現役を続ける伝説的な選手である。
私はその選手と親しい仲であるようであり、気軽に声をかけた。親しい間柄であるためか、その選手は笑いながら私に対して、自分が着ている服にはセンスがないと述べた。
練習に行くのによそ行きの服を着る必要はないと思い、適当にその辺りに置いてあった上着を羽織って来たことをその選手は見抜いていた。また、その服は丈が長く、特に腕の部分が長い作りになっていて、手が見えないぐらいに余分な部分があった。
その選手から思わぬ指摘を受け、私はその上着を脱ぎながら、その選手に前期は何点取ったかを質問した。するとその選手の表情が少し変わり、真剣な面持ちで「それほど取れなかった」と述べた。
「あの世界で点を取ることは本当に難しいですよね」とねぎらいの言葉を私はかけた。その選手と私は、ゆっくりと流れる河川をしばらく一緒に眺めていた。フローニンゲン：2018/3/23（金）06:54
No.903: Hope in Spring
The weather in Groningen has been unstable for a long time.
However, I can find hope in this weather, which may originate from the intrinsic power of human to discover hope in any situation. Groningen, 08:54, Friday, 3/30/2018