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2341. 焦燥感を生む夢


天気予報の通り、深夜に雨が降っていたようだ。今この瞬間は雨が止んでおり、小鳥の鳴き声が時折こだまする。

この瞬間に止んでいる雨は、どうやらまた午前中に降り始めるらしい。そこから反転して午後はまた晴れるとの予報が出ている。本当に不安定な天気だ。

4/1となる明後日に雪が降るらしいということを考えると、今は本当に季節の変わり目にいることを知る。この不安定な状態の先に安定な状態が待っている。それが新たな春だ。

今朝方は焦燥感に駆られた夢を見た。今所属しているプログラムも佳境に入り、研究インターンを締め括ることと再来週に試験が迫っているためか、夢の中で単位の取得漏れが発覚し、それに対して焦りを覚えていた。

夢の中で私は、一人の日本人教授が担当するコースを受講しており、そのコースにはほとんど出席することなく時間を過ごしていた。キャンパスで他にすることもなかったので、そのコースに久しぶりに顔を出してみたところ、ちょうど何人かの学生が席を立って教室を後にするところだった。

クラスは進行しているにもかかわらず、彼らは平然と教室を後にした。彼らが抜けた席の一つに腰掛け、私はどのような話がなされているのかを理解するために教授の話に耳を傾けた。

特に発見をもたらす内容でもなく、何か考えを深めてくれる内容でもなかった。ただし、一人の受講者の発言は興味深く、彼の発言には真剣に耳を傾けていた。

しかし、彼が発言を終えた後は特に何か意味のあるやり取りがそこでなされるとは想像しにくかかったため、私は教室を後にした。そこで夢の場面が少し変化した。

次の夢の場面も、おそらく同じ大学内が舞台になっている。大学内のコンピュータールームに数十人の中学生がおり、彼らは何らかのコンピューターベースの試験を受けていた。

私は教室の最後列に座り、何をすることもなく、自分の手元にあるモニターを眺めていた。最初、そのモニターには何も映っていなかったのだが、モニター付近にあるキーボードを用いて数字を入力すると、その数字の席に座っている者の試験結果を見ることができた。

厳密には、席の数字を入力した後に、その席の者が入力したパスワードの四桁の数字を入力する必要がある。これは面白いと思い、まずは二つの空席を挟んで右隣にいた男子生徒の試験結果を眺めてみた。

パスワードに関してもなぜだか自分の推論が見事に当たり、一度で四桁の数字を突き止めた。すると彼は11問の問題を間違えており、試験をギリギリ突破できるような数字であった。

そこから私は、直感というよりも、幾分論理的な思考を働かせながら、次々とその場にいる中学生の試験結果を確認していった。そうしたことをしばらく行った後、部屋から出る時間だと思い、その部屋を後にした。

この後も断片的な夢が続いた。大学のクラスが始まる前にバスケを二回ほど行い、その後キャンパスまで走ったため、合計三回汗をかいてここにいる、ということを友人に伝える場面があった。

その他にもいくつか印象に残っている場面があるが、やはり単位の取得漏れに気づいた場面が一番印象に残っている。事実、それに気づいた瞬間に夢から覚め、夢から覚めた後に数秒ほど現在の自分がきちんと単位を取得できているのかを確認するようなことを行っていた。

少しばかり焦燥感を生むような夢から一日が始まったが、今日もゆっくりと自分の仕事を前に進めていこうと思う。フローニンゲン:2018/3/30(金)06:55  

No.925: Questions and Answers in Spring

Spring asks me, whereas I ask spring. I answer it, while spring does my question.

I realized that to live authentically and deeply meant being in the harmony between questions and answers in the internal and external universe. Groningen, 08:36, Sunday, 4/8/2018

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