

2462. 春の夢
今朝も昨日と同様に六時過ぎに起床した。いつものように身体を少しほぐしたところで、六時半あたりから一日の活動を開始させた。 今日はフローニンゲンに戻ってきてからの三日目となるが、生活リズムはすでに中欧旅行に行く前と同じものになっている。書斎の窓から外の景色を眺めると、今日はど...


2461. ある人間の個人史
時刻は夜の九時を過ぎた。しかし、この時間帯のフローニンゲンはまだ完全に闇に包まれているわけではない。 九時を過ぎてもまだ真っ暗ではないほどに日が延びたことに驚かされる。フローニンゲンに戻ってきてからの二日目も非常に充実した日であった。...


2460. 開かれていく流れ
たった今、協働プロジェクトのミーティングが終わった。新たな年度を迎え、成人発達理論に基づくプログラムを企業社会に提供することが実現し、感慨深い気持ちに包まれている。 この一年間の歩みや取り組みは全く無駄ではなく、そうした小さな積み重ねがあったからこそ、それが実現されたのだと...


2459. 論文の執筆に向けての始動
昨日の天気予報では、今日は小雨が降ることになっていた。しかし、先ほど天気予報を改めて確認すると、今日は晴れのようだ。 昨日に比べて、今日の最高気温が10度ほど低くいため、今日は涼しい一日になるだろう。空には少しばかり雲があり、まだ朝日が街に降り注いでいない。...


2458. フローニンゲンでの二日目の朝に
フローニンゲンに戻ってきてからの二日目の朝を迎えた。今朝は六時過ぎに起床し、六時半から一日の活動を開始した。 不思議なもので、フローニンゲンに戻ってきた翌日からすぐにこれまでと同じ生活リズムに戻った。文章を読んで書き、曲を作る生活。そのような生活を再び送ることができることを...


2457. データ分析の完了
気づかないうちに今日という一日が終わりに近づいていた。中欧旅行からフローニンゲンに戻ってきた初日が今終わりに向かっている。 今日という時の流れについて少しばかり思いをはせてみると、少しばかり神妙な気持ちになる。それはとても肯定的な意味においてである。...


2456. 旅の反省
フローニンゲンに戻ってきてからの最初の朝。時刻は九時を過ぎ、日曜日らしいゆったりとした時間が流れている。 書斎の窓から青空を仰ぎ見ると、そこに一つ筋の飛行機雲が見えた。私は昨日旅から帰ってきたが、今日もまたこの世界の誰かがどこかへ旅に出かけていくのだということを知る。...


2455. 新たな日々の始まり
今日からの新たな一日の活動を始める前に、もう少し日記を書き留めておきたい。今も相変わらず小鳥の美しい鳴き声が聞こえて来る。 今日も一日中暖かいようであるから、終日書斎の窓を開けたままにしておくかもしれない。書斎の中に音楽をかけるのではなく、今はもう少し小鳥の鳴き声だけを聞い...


2454. 旅の振り返りに向けて
晴れ渡る青空に、優しく吹き渡る春風、そして小鳥の小さなさえずり。人々はまだ活動を始めておらず、日曜日のこの時間帯は本当に静かだ。 今日からいよいよ新たな生活が始まる。わずか八日間の中欧旅行は、その短い期間以上のものを私に授けてくれたように思う。昨日までの旅が全くもって短く感...


2453. フローニンゲンでの安息
フローニンゲンに戻ってきてからの最初の朝を迎えた。旅が終わり、心身を深く休息させるためか、今日は昨日よりも一時間ほど長く眠っていた。 六時半過ぎに目を覚ました時、小鳥の鳴き声が辺りにこだましていた。小鳥の鳴き声を聞いた時、フローニンゲンに戻ってきたのだという確かな感覚と安心...