1430.【北欧旅行記】コーデー・ベルゲン美術館:エドヴァルド・ムンクとニコライ・アストルップの作品より
ベルゲンでの二日目は、コーデー・ベルゲン美術館に訪れた。今日も気温が低いため、とにかく暖かい格好をしてまずは「コーデー3」の建物に向かった。 この建物に所蔵されている作品の中で異彩を放っているのはやはりムンクの作品群だった。一つ印象に残っている作品がある。...
1429.【北欧旅行記】ベルゲンの二日目の朝:ムンクの内省的日記について
ベルゲンの二日目の朝。昨夜はホテルでゆっくりし、早めに就寝をした。 そのおかげもあってか、喉の痛みもだいぶとれ、鼻水も止まった。ホテルの乾燥や当地の気候に気をつける必要があると改めて思う。 ベルゲンで宿泊しているホテルは、オスロで宿泊したものと同じ系列のホテルであり、すでに...
1428.【北欧旅行記】ベルゲンで思う冬:越冬のその先に
オスロから列車に揺られること六時間半、ノルウェー西岸の街ベルゲンに無事に到着した。ベルゲン駅はこじんまりとしていながらも、どことなくこの街の歴史を感じさせてくれる。 駅から一歩外に出ると、目の前に緑豊かな公園が広がった。今日から三日間宿泊することになるホテルは、この公園の近...
1427.【北欧旅行記】夏の雪景色
オスロを出発してから四時間ほどが経った頃、景色が一変した。濃い色の湖からエメラルド色の湖に変わった。森林に覆われた山々が幽玄な禿山に変わった頃、辺りに雪景色が広がった。 今の季節はいつだろうか?確かに夏だ。 冬の先取りか冬への後戻りか、私はしばし夏を忘れた。薄い靄が辺りを包...
1426.【北欧旅行記】ノルウェーの雄大な景色から:幸福に至るシンプルな道
紫色や黄色、そして赤色の野花が咲く山道を列車がゆっくりと進んで行く。左手には美しい湖が見え、その湖を森林に次ぐ森林が優しく抱きかかえている。 いや、ここには抱擁するものとされるものという二元論的な関係はなく、二つがあって一つの景観を生み出しているのだ。湖の湖面に朝の太陽光が...
1425.【北欧旅行記】Σ∞
オスロでの最後の朝。ホテルの朝食をしっかりと摂り、予定摂りに八時ちょうどにホテルを出発した。 今日は雨の予報だったが、またしても天気が変わり、雨に見舞われることがなかった。道路の様子を見ると、どうやら深夜に雨が降っていたようだ。...
1424.【北欧旅行記】ノルウェー西岸の街ベルゲンへ向けて
早朝の五時半に起床し、今日はいよいよノルウェー西岸の街ベルゲンに向かう。ホテルの室内が乾燥していたためか、昨夜は喉が少し痛かった。 水分を多めに取りながら睡眠をし、深夜に目覚めた時も水分を取るようにしていたことが功を奏してか、早朝においては随分と喉の痛みが軽減された。しかし...