

1420.【北欧旅行記】万物が放つ光
オスロの市内を散策し、日が暮れる前にホテルに戻ることにした。今日はバスでの移動で半日を費やしたため、歩き疲れるということはなかったが、流れ込んでくる感覚と向き合い、それらをゆっくりと咀嚼したかったため、早めにホテルの自室に戻ってゆっくりとした時間を過ごすことにした。...


1419.【北欧旅行記】永遠の今日・永遠の今へ向かって
今日の夕方、ノルウェーの首都オスロに到着した。オスロに到着するとすぐに、宿泊先のホテルに向かい、チェックインを済ませて部屋に荷物を置いた。 オスロでの宿泊先も、コペンハーゲンの時と同様に中央駅の近くにした。オスロでの宿泊先は、コペンハーゲンの時よりもさらに中央駅に近く、徒歩...


1418.【北欧旅行記】オスロに向かって
スウェーデンの西岸の街ルンドからオスロへのバス旅行もあと少しとなった。合計で六時間ほどのバスの移動であったが、思っていた以上に快適だった。 ちょうど三時間が経った頃、ノルウェーの国境に近いスウェーデンの街ヨーテボリでバスの運転手が交代となり、そこで20分ほどの休憩を取ること...


1417.【北欧旅行記】この世界の一回性
スウェーデンのルンド駅からオスロ行きの高速バスに乗り込んだ。コペンハーゲンからスウェーデンに入る時、またしてもパスポートコントロールがあったが、それは速やかに行われ、到着予定時間にルンドに着いた。 オスロ行きのバスも時間通りに到着し、今回は二階建ての高速バスではなく、通常の...


1416.【北欧旅行記】スウェーデンのルンドへ:対象本質と純粋感覚
早朝の七時半に宿泊先のホテルを出発し、スウェーデンのルンド行きの列車を待つために、コペンハーゲン中央駅に早めに到着した。初めてコペンハーゲン中央駅に降り立った時、この駅も欧州の他の主要都市の駅と同じぐらいに大きいと思っていたのだが、今日改めて駅全体を眺めてみると、それほど大...


1415.【北欧旅行記】彫刻的・絵画的・音楽的な文章に向けて
昨夜は九時あたりに就寝し、今朝は五時に起床した。この時間でも朝日のうっすらとした光がコペンハーゲンの街に差し込んでいた。 十分な睡眠時間を取ったためか、心身の調子が非常に良い。今日は早朝にコペンハーゲンを出発し、オスロに向かう。...


1414.【北欧旅行記】ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館とキルケゴールの墓を訪れて
コペンハーゲンでの二日目は、昨日の天気予報とは異なり、雨ではなく晴天に恵まれた。太陽の日差しが街に降り注ぎながらも、北欧らしい涼しい夏の一日。 早朝、ゆったりと朝食を摂り、コペンハーゲンを訪れる最大の目的であった、ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館の開館時間まで、ホテ...


1413.【北欧旅行記】一人の人間・一つの街
疲労困憊のため、突然、コペンハーゲンの道端で倒れてしまった。全く起き上がることができず、道端で地面に顔を伏せながら、ただその場に横たわることしかできなかった。 という夢を昨夜見た。確かに、昨夜はホテルを八時過ぎに出て、十時過ぎまでコペンハーゲンを散策し、よく歩いたから、そう...


1412.【北欧旅行記】「あるがまま」を伝えるコペンハーゲンの日本食レストラン
昨日の午後七時に無事にコペンハーゲンに到着した。交通機関の遅延のため、予定よりも二時間半ほど遅れて到着したが、コペンハーゲン中央駅に到着した時の私は、到着時刻を気にしないほどの好奇心の目を持って初めて訪れるこの街を眺めていた。...


1411.【北欧旅行記】エマーソンからの贈り物
今日はあらゆるところで遅延が発生しているようだ。気づけば早いもので、デンマークのフレデリシアという町に到着した。 ここはデンマークの片田舎の小さな町であり、この町に居住している人の数は少なさそうに思える。予定よりも20分ほど遅れてこの町に到着し、乗り換え時間が10分しかない...