1494. 自分を象徴する印象的な夢
まるで深海にいるかのようなダークブルーの早朝の景色。青の深さをこのように目の前に提示されると、とても黙想的かつ厳粛な気持ちになる。 今日は朝から自分の内側に活力がみなぎっており、自分のなすべき仕事を淡々と激しく進めていく一日としたい。 ...
1479. 感覚世界に広がる無数の扉
朝はいつも静かにやってくる。今日も六時前に起床し、辺りはまだうっすらとした闇に包まれている。 昨夜、とても綺麗な三日月を見た。黄色く輝く三日月が闇夜の中に浮かぶ様子はとても幻想的だった。 三日月の姿を静かに眺めながら、今というこの瞬間に自己が完全に溶け出しそうだった。過ぎ去...
1478. 言葉のクオリア
無風と無音が包む夕方のフローニンゲン。時刻が午後の八時に近づき、今日も残すところあと少しとなった。 今日は日曜日であるから、今日が終われば今週が終わることになる。そして、それは新たな週の始まりを手繰り寄せる。 九月がもう間近に迫っており、いよいよフローニンゲン大学での二年目...
1453. 言葉・感覚・自己
早朝の鬱蒼とした天気が嘘のように、昼食前から清々しい空が広がり始めた。早朝の天気予報では午後から夜にかけて雨が降ることを示していたが、先ほどもう一度予報を確認すると、午後からは完全に晴れるようだ。 空が晴れ渡ったのとは対照的に、依然として一つ謎めいた疑問に捕まっていた。それ...
1395. フォボスとタナトス、言葉と発達
八月に入ったが、相変わらず涼しい日々が続く。書斎の窓を開けていると寒いぐらいなので、換気のために窓を開けることはあっても、基本的には窓を閉めたまま部屋の中で過ごすことが多い。 実際に今は窓を閉めており、部屋の中では薄手の上着を羽織っている。昨年の今頃はフローニンゲンでの生活...
1377. 魂と言葉:神道と国学
早朝三時に起床し、書斎に駆けつけ、メモを取った。明かりをつけることなくその場でメモを取っていたものだから、メモの字がとても汚い。 裏紙に走り書きされたメモを読んでみると、「言葉は魂を包む衣である」と書き残されている。その言葉に続いて、「衣としての言葉が裸であってはならない」...