3879. 自発的な形象化運動
時刻は午前十時を迎えた。スクリャービンの優しいピアノ曲が書斎の中を流れている。 今日も晴天であり、平穏な一日がゆっくりと進行している。それは本当に緩やかに流れており、日常の事物全てが一つの川のように絶え間なく流れているのがわかる。...
3574. ヨギティーに付された言葉と不思議な感覚質を持つ言葉
早朝に、普段と同じように一日分のお茶をまず入れた。ヨギティーのティーバッグにどのような言葉が付されているかを毎朝楽しみにしており、今朝は「他者に共有するために生きる」という言葉が付されていた。 その時の自分に強く響く言葉であれば、ティーバッグに付された言葉の紙をノートに貼り...
2844. 不思議な感覚の日曜日
本当に静寂な朝だ。時刻は午前十時を過ぎ、普段であれば街が生き生きと動き出している頃である。 確かに太陽の光はもう十分に強いのだが、辺りはまだ至って静かだ。どこかの湖畔に鳴り響くような鳥たちの鳴き声が聞こえて来る。 爽やかな天気。風の通り道も喜んでいるかのようだ。...
2538. 絶え間ない揺らぎの中で
今朝方、ワルシャワを訪れた時の日記を読み返してみると、旅が自己を深めていく働きの存在についてまた見えてくるものがあった。ワルシャワに滞在中、その日に体験したことや考えたこと、そして感じていたことは無数に存在していたにもかかわらず、それがうまく言葉にならないという状態にあった...
2337. 素晴らしき出会いより
今日は昼食を大学のカフェで摂り、その後フローニンゲンの街の中心部で髪を切った。行きつけの理髪店に行き、今日から新しい美容師に髪を切ってもらうことにした。 彼の名前はメルヴィンという。いつもは常に満席のこの理髪店も今日はあまり人がいなかった。昼の二時という時間がそうさせていた...
2249. 感覚的発見事項と対話空間
午前中、部屋の中が少し暖かく感じられたので暖房のスイッチを切った。しかし、昼食前にまた部屋の温度が下がっていたように感じたので、再び暖房を入れた。 やはりこれからもうしばらくは暖房が必要なようだ。 先ほど昼食を摂りながら、微細な感覚的発見事項を言葉として書き留めておくことの...