2580. ヘンリー・デイヴィッド・ソローと街の工事から
先ほどふと、先日フローニンゲンの街の古書店で購入した一冊の書籍のことを思い出した。それは思想家かつ詩人であったヘンリー・デイヴィッド・ソローに関する書籍である。 その書籍についてふと意識が向かったのは、その直前に昨年の北欧旅行の際に読んでいたエマーソンの全集について思い出し...
2569. 新たな習慣と今朝型の夢
昨日の早朝から、新たな朝の習慣として、プラトン全集の素読を行うようになった。今朝もそれを行った。 プラトン全集を読むことによって一日の活動の開始に向けて準備をするというのは今の自分に合っているようだ。プラトン全集を読むことは言語的なものに接することを意味しているため、全集を...
2561. 感性の鍛錬
どこからともなく祝福の歌が聞こえてくるかのような一日が始まってからしばらく経つ。時刻は午前九時を迎え、辺りは静かに活動的なエネルギーを表に出し始めた。 今日のフローニンゲンの空は快晴であり、自分の心の空もまた快晴である。雲ひとつない青空がこの街を覆っている。...
2535. 生きる意志・自由・創造の流れ
小鳥のさえずりが聞こえる夕方の五時。辺りは強い西日で照らされている。 昨日ふと、灰色の街に宿る小さな輝きについて思いを巡らせていた。そうした思いが現れたのは、ちょうどその時にワルシャワに滞在していた時の記憶を辿っていたからかもしれない。...
2532. 豚の腹を叩く音
今朝は六時前に起床し、六時を少し過ぎたあたりで一日の活動を開始した。起床直後にまず取り掛かったのは、デッサンであった。 起床してすぐに浮かんできた内的感覚を絵として形にした。特に何か明確な目的があってこれを行なっているわけではないのだが、それをすることがすっかり朝の習慣にな...
2512. 詩への関心の高まり
今日は六時半前に起床し、少しばかり体を動かしてから一日の活動に取り掛かり始めた。早朝まず行ったことは、その日最初の心身の状態を確認するかのように、その瞬間の内的感覚をデッサンすることだった。 二色の赤を用い、力強く静かに燃えるような炎を描いている自分がいた。炎の中心にはオレ...