2536. 表現技術の涵養に向けて
昨日とほぼ全く同じ時間に日記を書いているような気がする。そして、昨日と変わらない夕陽の眩しさを感じているような気がする。 時刻は夕方の七時半を迎えた。昨日に引き続き、今日も気温が高く、昼前に近所のスーパーに行く時には半袖で十分であった。...
2535. 生きる意志・自由・創造の流れ
小鳥のさえずりが聞こえる夕方の五時。辺りは強い西日で照らされている。 昨日ふと、灰色の街に宿る小さな輝きについて思いを巡らせていた。そうした思いが現れたのは、ちょうどその時にワルシャワに滞在していた時の記憶を辿っていたからかもしれない。...
2534. 生きた絵画の恩恵
これまで何度か日記で書き留めているように、私はいつも書斎の中で、外に広がる景色が見れる窓の方を向きながら仕事を行なっている。この窓はちょうど大型テレビぐらいの横広がりの大きさを持っている。 その窓から見える景色の有り難さを先ほどはたと気づかされた。ちょうど朝食のリンゴを食べ...
2533. 今日一日の活動内容
昨日、論文アドバイザーのミヒャエル・ツショル教授とミーティングをした時、修士論文の最終的な提出期限は八月の末なのだが、当初の予定通り、六月の中旬に論文を提出する意向を改めて伝えた。論文さえ提出できれば夏の休暇に入ることができるということもあり、昨年と同様に、六月の中旬には論...
2532. 豚の腹を叩く音
今朝は六時前に起床し、六時を少し過ぎたあたりで一日の活動を開始した。起床直後にまず取り掛かったのは、デッサンであった。 起床してすぐに浮かんできた内的感覚を絵として形にした。特に何か明確な目的があってこれを行なっているわけではないのだが、それをすることがすっかり朝の習慣にな...
2531. 曲が持つ自己組織化力
名前の知らない木の葉が夕方の風に揺られている。葉の揺れに伴って、夕日に照らされた木の輝きが瞬間瞬間変化している。 時刻は夕方の七時半を回った。相変わらず外は明るい。一日一日と夏に向かっていくに従って、日は延びるばかりである。...