2612. 旺盛な読書と作曲のパズル性
ここ最近は再び旺盛な読書を行っている。これまでも日々読書を行っていたが、どうしても大学院での研究や講義関係の書籍や論文を読むことが多く、自分が真に探究したいと思うものばかりを読むことはできなかった。 だが今はそうしたことが可能になっている。自らの純粋な探究心に基づいた読書を...
2611. 月から地球に生還した感覚
昨日と同様に、薄い雲が空を覆っている。今朝は五時半過ぎに起床し、六時あたりから一日の活動を開始した。 天気と同じく、夢に関しても昨日と同じように印象的な夢を見た。夢の中で私は、欧州での生活を終え、日本で再度一年ほど生活することになった。厳密には、パリから世田谷に引っ越すこと...
2610. 本当の音を求めて
時刻は夕方の七時半を迎えた。夕方まで晴れ間が広がっていたが、今は空に薄い雲がかかっており、今日は西日が強くない。小鳥の鳴き声が遠くの方でこだましている。 先ほど、論文アドバイザーのミヒャエル・ツショル教授からメールがあった。ツショル教授はいつも本当に丁寧に論文のドラフトを読...
2609. 船旅と宇宙旅行
今日も非常に天気が良い。時刻は夕方の四時を迎えた。フローニンゲンにおいてはこの時間帯が一番気温が高くなる。 確かに日差しは強いが、そこには凶暴さはない。それよりもむしろ、この時間帯の太陽はどこか祝福に満ちた光のように思える。...
2608.「それ」
青空の広大さと小鳥の鳴き声の美しさはわかる。確かに今も晴れ渡る大空を眺め、小鳥の鳴き声に私は耳を傾けている。 しかし、そうしたこと以上にどうしても今朝方の夢の内容がまだ気になる。夢の内容については早朝から随分と書き留めた。そのため、内容そのものについてはもはや言及する必要は...
2607. 不気味な夢が開示したもの
今朝方見た夢について書き留めていると、その夢についてあれこれとまた考えている自分がいた。夢の中の二つの場面はどちらも不気味な雰囲気を漂わせていた。 二つの場面の中で喚起されていた感情をもう一度思い出す前に、私は一旦書斎の窓の外から青空を眺めることにした。そこには鮮やかな青空...