406. 科学的な言語と哲学的な言語
今日は「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの第三回目のクラスがあった。本日のメイントピックは、スポールの領域に焦点を絞り、才能の発掘と開発に関する科学的なアプローチと研究成果を取り扱った。科学と哲学に関して昨夜はあれこれと考えさせられることがあったため、...
403. 熟達者が持つ独特のリズム:「ピンクノイズ」について
流れてくる音楽に耳をすませていると、そこには固有のリズムがあることに気づく。ランダムで再生しているはずのピアノ曲は、それらが全て一つのリズムの中で奏でられているような気がするので不思議である。 自分の日常も長短を織り交ぜた波がうねりながらも、それはそれとして一つの固有のリズ...
399. 微風と仕事
昨日と打って変わり、今日は朝からとても調子がいい。起床した瞬間に、今日は活動的な充実した一日になることが容易に予想された。このような気持ちで窓越しから景色を眺めてみると、木々を揺らす静かな風でさえ活動的なエネルギーを内に秘めていることがたやすく想像されるから不思議である。...
377.「才能」に関する近年の視点
「タレントディベロップメントと創造性の発達」のコースが行われるレクチャールームに到着すると、すでに教師のルートと20人ぐらいの学生がそこにいた。ルートと簡単に挨拶を済ませ、自分の席を確保した。事前にルートから話を伺ったところ、このクラスは履修定員の70名を超え、80名近くの...
376.「タレントディベロップメントと創造性の発達」:第一回目のクラス
今日は「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの第一回目のクラスがあった。フローニンゲンに到着してから一ヶ月強の時間が経ち、ようやくプログラムが本格的に動き始めたのを感じる。 フローニンゲンに到着後、このコースが始まる前から、人間の知性や能力が卓越に至るプロ...
370. 学ぶ喜びの感覚質
一昨日は自分の中で燃え盛る情動と向き合うことが非常に難しかった。それは自分の中の全てを溶かしてしまうかのような力強さを持った情動であった。こうした情動は、自分の中の経験を発酵させることにどのような影響を及ぼすのだろうか。...