1296. 客員研究員としての道
先ほど浴槽に浸かっていると、フローニンゲン大学での二年目のプログラムを終えたら、すぐに博士課程に進むのではなく、在野で一年間ほど研究をするのでもなく、客員研究員として米国の大学に所属するという選択肢が浮上した。 それはこれまで考えたことのないものだった。そもそも客員研究員と...
1291. 何気ない日の何気ない振り返り
今日は起床直後に突発的な雨が降ったが、午前中の早い段階で天候が回復に向かった。そのおかげもあり、昼食前にノーダープラントソン公園にランニングに出かけた。 雨が止んだ後の晴れ独特の空気と香りが漂う中、私は颯爽と公園を走っていた。現在の仕事が思考を司るものであればあるほどに、自...
903.発達の本質にある「差異」と「反復」
いよいよ明後日からは、一週間ほどのオーストリア旅行が始まる。出発前の気持ちとしては、昨年の夏の欧州小旅行と同様に、そこに何が待っているのかに対する楽しみと非常に静かな気持ちが隣り合わせになっている。 下手に達観しているわけではないが、自分が訪れたことのない土地は、常に想定の...
899. 静かな土曜日の小さな計画
今日は一日中、幾つかの論文と専門書を読み進めたいと思う。修士論文の執筆に関する目処が立ち、論文アドバイザーのサスキア・クネン教授からも、提出期限までゆとりがあるため、焦る必要はないという助言を先日のミーティングで得ていた。...
886. ピアジェの夢
起床直後から、柔らかい光を放つ朝日を拝むことができた。窓を開けると、清々しい風が部屋に入り込んできた。 季節は完全に春のようだ。今日の午前中はまず、システム科学とネットワーク科学の専門書に取り掛かった。 前者に関しては、システムの制御に関係するサイバネティクスの章を読み進め...
883. 生の実感に関する「前超の虚偽」
今日の午前中は、計画していた通りに、システム科学とネットワーク科学の専門書を読み進めることができた。システム科学の専門書の方は、800ページに及ぶ大著だが、本日現在、およそ半分ほど読み進めることができた。 また、ネットワーク科学の専門書の方も、全11章のうち、9章まで読み進...