1264. 社会的な情報遺伝子「ミーム」について
今日も一日中、文章を読み、そして書くことを行っていた。読むことと書くことを通じて、時間の中をくぐっているような感覚が絶えずあった。 夕方、涼しい風が、窓から書斎の中に流れ込んできた。その風を全身に浴びながら夕食を摂り終えた私は、今日一日を少しばかり振り返っていた。...
1263. 光の織物:存在が光になるまで
出版された書籍を過度に気にかけることをやめてから、再び平穏とした日常に戻りつつあることを実感している。意識が散漫になることなく、自分がなすべきことに集中できる日々が取り戻されつつあることはとても喜ばしい。 書籍に向かっていた精神エネルギーが、自らの仕事に向けられ、また自分の...
1262. 人工知能に対する不気味な関心
人工知能に関する不気味な関心が高騰し、人工知能を取り巻く哲学書をいくつか購入しようと思うに至った。実際に、インターネットを通じていくつかの哲学書の中身を確認してみたところ、あまり関心を引くものがなかった。 というのも、人工知能を取り巻く道徳判断や倫理判断などを主題として扱っ...
1261. 人工知能と発達測定
早朝の空を覆っていた雲が嘘のように消え去り、昼食前から晴れ間が広がり始めた。先ほどスーパーで四日分の食料を買い、これから四日間は外に出る必要はなさそうだ。 金曜日に大学のセレモニー参加する予定であったが、それへの参加の動機が極度に落ちている。そうしたこともあって、数日間の食...
1260. メンタルモデルについての再考
早朝、過去の日記を少しばかり読み返していると、メンタルモデルに関する話題について少し前に執筆していることに気づいた。ちょうど偶然、昨日のメモの中にも、メンタルモデルに関するものがあったため、過去の日記を改めて興味深く読んでいた。...
1259. 観察ではなく鑑賞を
今日は完全に曇りのようである。雨雲ではなく、薄い雲が空全体を覆い、それは太陽の光を完全に遮断している。 通りに植えられた木々の葉が静かに動いているのが見えるのだが、それを生じさせている風をそよ風と形容することがためらわれる。太陽の光が燦然と降り注ぐ日であれば、それは間違いな...
1258. 近未来を訪れる夢
昨日の夢の印象を携えたまま、先ほど起床した。寝室に朝日が差し込むことはなかったため、どうやら今日は曇りであることがすぐにわかった。 寝室の窓を開けると、今日は小鳥の鳴き声ではなく、ハトの鳴き声が聞こえた。その鳴き声の音は低く、そして重たかった。...