806. ネットワーク科学と過去の日記から
昨夜は十分な睡眠を取ったため、今日は起床直後からとても気力が満ちている。起床直前の夢の中で、複雑性科学に関する一つの概念について新たな発見があったのだが、残念ながら、それを思い出すことができない。 いずれにせよ、昨日も複雑性科学を中心に、自分の仕事を着実に進めることができて...
798. 能力の発達とエントロピー
先週から今週にかけて、そして来週はほぼ雨模様である。ただし、土日を目前にした今日の午前中だけは、非常に良い天気に恵まれた。 フローニゲンという街は、オランダのほぼ北端に位置しており、ここはもはや北欧と位置付けても問題はないだろう。実際に、ノルウェーなどの北欧諸国は目と鼻の先...
737. 能力の文脈依存性の正体:「超高速認知」の存在
今日の午前中は、「複雑性科学とタレントディベロップメント」のコースで課題となっている論文に目を通していた。偶然ながらその論文は、私がロサンゼルスで生活をしていた時に購入した “Toward a unified theory of development...
731. 一枚の写真から
一昨日に行われた「複雑性科学とタレントディベロップメント」のクラスの中で見た一枚の写真が頭から離れない。今でもその時に受けた印象が色濃く私の内側に残っている。 その写真は何の変哲も無いものだと言えるかもしれない。それは、巨大な蟻塚が映し出された写真である。...
730. ユーモアと笑い
今日は午後から、「創造性と組織のイノベーション」というコースの初回のクラスに参加した。このコースは産業組織心理学に属するものであり、コースを担当するのは、個人の創造性と組織のイノベーションを専門としているエリク・リーツシェル教授である。...
727. 論文の読み方について
昨日の「複雑性科学とタレントディベロップメント」のコースを通じて、論文の読み方について再考を迫られるような思いになった。 このコースは通常のものよりも時間が長く、三時間にわたって行われることになっている。前半の一時間は担当教授からのレクチャーに当てられており、次の一時間は二...