1616. プログラミングコードと作曲
今日は午前中に、「学習理論と教授法」のコースで課せられている共同論文の執筆に向けて、大学のカフェテリアでグループメンバーと打ち合わせを行った。もうすっかりと朝は冷え込み、今日からマフラーを巻いて外出するようになった。 カフェテリアに到着すると、朝10時の時間帯はそれほど混ん...
1615. 異国で暮らすこと
異国の地で生活をしていると、時に不必要なまでに、自分の存在やそれを取り巻く物事や日々の行為について考えるものである。今、こうした事態を「不必要」という言葉で表現したが、それは自分にとっては必要なことなのだと最近よく思う。...
1614. 時間の速度を伝える夢
昨日は、一日中大学のキャンパスで講義や実習に参加していたため、なかなか日本語で振り返りをすることができなかった。そのためか、昨夜の就寝前に、少しばかり恐怖を感じるような思考に囚われた。 それは、自分の心的空間から日本語が消滅するというものだった。「日本語を用いて思考すること...
1613. さらなる発達の「INUS Condition」
週の初めを飾る月曜日は、静かに始まり、そして静かに終わりに近づきつつある。今日は一日中、大学のキャンパスの中で過ごしていたが、自宅の書斎で過ごす日々と同じほどの充実感を感じていた。 午前中に一つの講義に参加し、午後にさらにもう一つの講義に参加し、夕方からコンピューターラボで...
1612. コンピューターラボでの実習に向けて
月曜日の訪れとともに、外の世界から雨の音が聞こえて来る。まだ明けない暗い闇の中、降りしきる小雨が書斎の窓ガラスにそっと吹き付けている。 天気予報によると、幸いにもこの小雨はもう直ぐ止むらしい。月曜日は最も講義の多い日であり、午前と午後に一つずつの講義がある。...
1611. 最後の日からの審判
今週も日曜日が静かに終わりに近づき、また新しい週の到来に向けて準備を始めた。一日、一日と、日が沈む時間が早くなってきている。 書斎から見える景色はもう暗闇に包まれており、少しばかり強い風に揺られる木々の姿だけが確認できる。木々の揺れを見ていると、人間発達における揺らぎの重要...