1636. 消えない灯火
今朝は六時前に起床し、六時から今日の仕事を開始した。昨日に引き続き、自分の内側に静かに燃え上がるものを感じる。 昨夜は夢を見ることもなく、無意識の世界が音を立てずひっそりとしていた。そうした静けさの中に、自分の内側で静かに燃えるものの音が一層際立って聴こえる。...
1635. 新たな友人
どこかで書き留めておこうと思っていたのだが、ここで書き留めておきたい。それは、フローニンゲン大学の二年目のプログラムに在籍する中で、一人の良き友人に恵まれたことである。 幸いにも、現在履修しているコースを通じて、一人のオランダ人と友人となった。彼の名はハーメンと言う。...
1634. 無能さと無知の果て
今日はとても充実した一日だった。このようにして日記を書く時間が全くないほどに学術探究に没頭していたが、夜の八時半を迎える今になってようやく振り返りの時間を設けることができた。 科学に対する疑義。おそらくそれは消えることなく、私の内側に今後もあり続けるだろう。...
1633. 仮想通貨に関する夢
昨夜、ストーリーとしての記憶は鮮明でないが、一つ印象的なシーンを持った夢を見た。 夢の中で私は、自分が投資している仮想通貨の値動きをPCのスクリーン越しに眺めていた。その仮想通貨を購入した時期は随分と前であり、その当時はほとんど注目をされていない通貨だった。...
1632. 課題の整理
昨夜も就寝前についつい考え事をしてしまっていた。現在、フローニンゲン大学での二年目のプログラムも順調に進んでいるのだが、目の前に差し迫っている課題の量が昨年のこの時期よりも多いのは確かだ。 昨夜無事に、「学習理論と教授法」のコースで要求されている共同論文のドラフトを担当教授...
1631. 後ろ髪を引くもの
数分前に、論文レビューが引き起こす何とも言えない恍惚感について言及した。そして、今朝は科学研究に対する疑義を投げかけている自分がいた。 両者を経た後に改めて、科学論文を執筆することが引き起こす形容しがたい寂しさについて考えていた。ぬるりと背中に張り付くような、一抹の寂しさが...