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1616. プログラミングコードと作曲


今日は午前中に、「学習理論と教授法」のコースで課せられている共同論文の執筆に向けて、大学のカフェテリアでグループメンバーと打ち合わせを行った。もうすっかりと朝は冷え込み、今日からマフラーを巻いて外出するようになった。

カフェテリアに到着すると、朝10時の時間帯はそれほど混んでおらず、席を確保するのが容易であった。どうやらメンバーの中で、私が一番最初にカフェテリアに到着したようだった。

メンバーを待っている間に、ノートパソコンを立ち上げ、今日の打ち合わせで話す内容を再度確認することにした。数分後、メンバーの一人であるテサが到着し、挨拶を交わしたところで、もう一人のメンバーであるエリエンも顔を見せた。

数分間ほど、その他に受講しているコースについて話をし、全員が共通して履修している「評価研究の理論と方法」のコースで今週から始まった、コンピューターラボでの実習について話をした。二人は明日の実習に参加するらしく、月曜日に参加したのは私だけのようだった。

月曜日の実習がどのような内容であったのかについて私の方から簡単に紹介し、実に有益な実習であったことを伝えた。私の話が終わったところで、最後のメンバーであるエヴァが到着した。

四人が揃ったところで、早速打ち合わせを始めた。オランダの研究大学院の教育の高さを物語っているのか、学部でしっかりとした教育を受けていた三人は、科学研究に関する基礎的な力を持っており、さらには自分の意見というものも持っている。

こうしたメンバーとの協働作業は実に進めやすい。活発に意見交換をし、誰が論文のどの箇所を執筆するのかが決まり、予定していたよりも早くミーティングが終わった。 午後からは、プログラミング言語のRのコードをひたすら書いていた。昨日に行われたコンピュータラボの実習課題をこなすために、ふさわしい統計手法の選択を行い、その手法を実行するためのプログラミングコードをずっと書いていた。

コードを書くことに並行して、分析結果の解釈をテキストを参照しながら行っていたため、気づけば夜の八時半になっていた。午後から二時間ほどで終わると思っていたのだが、蓋を開けてみると、五時間以上プログラミングコードと向き合っていたことになる。

気づかないうちに、実際の研究や課題を通じてRを活用しているうちに、随分とRに慣れ親しんでいるように思う。作曲の実践と全く同じであり、Rについても具体的な課題に対して、実際のプログラミングコードを自らの手で書くことによって、その力が高まっているのを実感する。

五時間以上の時間は全く苦ではなく、作曲を行っているのとほぼ同じ没入感覚があったため、あっという間に時間が過ぎていった。その証拠に、心身の疲労感が全く無い。

こうした自分の状態を観察してみると、もしかすると私は、こうしたプログラミングコードを書くことや作曲を行うことに向いているのかもしれないと思う。今日は随分と作曲をする時間があると思ったが、気づけば就寝前の一時間しか時間が取れなくなっている。

これから作曲実践を行い、作曲に関して一つでも新しい知識や技術を身に付けたいと思う。2017/10/3(火)20:56

No.261: Cultivation and Universalization of My Being I woke up at 5:30 and began to work at 6:00.

I can hear the sound of rainfall, which is as beautiful as Edvard Grieg’s piano works being played at this moment.

My daily life in Europe is going steadily in the equilibrated flow of time and space.

This trivial but meaningful daily life accumulates experience within me, which leads to the cultivation and universalization of my being.

Regardless of the darkness and the rainfall outside, the present state of my body and mind is neither “darkish” nor “rainish.”

It looks like the polarity of dark and rain. 06:54, Thursday, 10/5/2017

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