2336. マスカレノ教授との久しぶりのミーティング
午前中、自宅を出発しようと思った頃から小雨が降り始めた。夕方の四時においても小雨が降り続けている。この雨は激しくなく、とても静かな雨だ。 今日はあいにくの天気だが、なぜだか早朝から心が躍るような気分だった。まるで春が私の目には見えないところで踊っているかのようであり、それが...
2270. 成長の可視化とシミレーションについて
天気というのは本当にダイナミックシステムだと思う。おそらく、数日先ぐらいの近未来の天気の予測は可能だと思うのだが、それより先の将来になるとその予測は難しい。 これは人間の成長に関するシミレーションにおいても当てはまるとつくづく思う。昨年はとりわけ、複雑性科学の一領域であるダ...
2071. 時系列データ分析による予測とシミレーション
昨日は普段よりも作曲実践の時間を減らし、その代わりに二冊の学術書を読み進めていた。どちらも現在の、そして将来の自分の研究に関係している専門書である。 一冊は“Introductory Time Series with R (2009)”という書籍であり、もう一冊は“A...
2085. 協働プロジェクトより
今日も日が完全に落ち、平日最後の金曜日も終わりに近づきつつある。今日も今朝から日本企業との協働プロジェクトの仕事を進めていた。 この日記では当然ながら込み入った話はできないが、発達科学の知見を活用した人財開発プログラムの開発やコンサルティング業務、そして実証的教育学の知見を...
2074. ポスタープレゼンテーションに向けて
今日は先ほど大学のキャンパス近くにあるコピー屋に立ち寄り、明日のポスタープレゼンテーションのために、発表用のポスターを印刷した。 これまで研究発表をするときはいつでもパワーポイントを用いたものであったため、ポスタープレゼンテーションは今回が初めてである。明日は教育科学学科に...
2058. グルジアへの訪問
今年のフローニンゲン大学の教育科学学科には、総勢で60名ほどの修士課程の学生がいる。そのほとんどは教員経験のある者で占められており、私を除いて他の全ての学生はオランダ人である。 フローニンゲン大学は留学生が多く、多様性が確保されていることで有名であり、確かに発達心理学科に在...
1916. 来年からの探究活動
昨夜、今後の学術探究の進め方に関して少しばかり立ち止まって考えていた。今の私は、自分が何を真に探究したいのかをすでに分かっている。 そして、そうした探究対象が少しずつ形を変え、多様な領域に伸びていくことも知っている。昨夜、来年から所属する予定の米国の大学院で何かしらの講義を...