612. 第二弾の書籍の進捗
昨日も終日の間、第二弾の書籍の執筆に取り掛かっていた。研究の中間発表を終え、研究の進捗度合いが望ましいものであるため、今の時期は執筆の時間が確保しやすい。 書籍の構想が当初のものとは異なり、会話形式ではなく、一般的な説明形式のものになった。前回の書籍は、一日に必ず20,00...
609. 書籍の執筆とオランダ語
今日は、午前中から昼食後にかけて、第二弾の書籍の執筆に取り組んでいた。今日取り掛かっていたのが、本書のチャプターとして最も難解な箇所であり、何をどれほどまでに説明し、何を説明しないのか、ということに注意を払っていた。 当初の予定通り、決められた分量を執筆することができた。こ...
598. 新・新ピアジェ派としての私
今日は早朝から、現在進行中のオンラインゼミナールの最終回の講義資料を作成していた。最終回は、知性発達科学の歴史的変遷を辿りながら、知性や能力の発達に関する近年の思想や理論などを取り上げる予定である。 厳密に知性発達科学の源流にまで遡るのであれば、仏教の意識の発達思想やヨガの...
593. ホロン階層を持つ発達課題
昨日ふと、ここ最近の自分の文章を眺めてみると、起床した時の感覚や情景描写などから言葉を紡ぎ出していることが多いことに気づいた。文章にするテーマが決まっている時でさせ、突然にそのテーマから言葉を紡ぎ出していくのではなく、その文章を今まさに書こうとしている自分を取り巻く感覚や情...
577. 推測的理論の検証のためのダイナミックシステムアプローチ
流れ星を眺めるかのように、今日という一日もあっという間に過ぎ去っていった。フローニンゲンで生活を始めてから四ヶ月が経つが、まだそれくらいの期間しか経っていないのか、という思いを持っている。 メソな時の経過は比較的ゆったりとしたものに感じられるが、ミクロな時の経過はとても早く...
573. 孤島と連絡船:能力開発に対する視点
やはり今の自分は、特殊な環境の中に身を置き、特殊な活動に従事し続けていることに気づく。正直な感覚は、孤島の中での生活に近いと言えるだろうか。このような生活を望んでいた自分が存在していたことは間違いない。 また、このような環境に私を運んでくるような力が自己の背後にあったことも...
565. 構造的発達心理学の二大巨頭:ロバート・キーガンとカート・フィッシャーについて
今日も非常に有意義な休日を過ごすことができた。午前中のオンラインゼミナールの後、仕事関係や交友関係の諸連絡を済ませ、予定通り、複数の論文と専門書に取り掛かることができた。 今日の文献調査を通じて、改めて、元ハーバード大学教育大学院教授カート・フィッシャーは、偉大な発達科学者...