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612. 第二弾の書籍の進捗


昨日も終日の間、第二弾の書籍の執筆に取り掛かっていた。研究の中間発表を終え、研究の進捗度合いが望ましいものであるため、今の時期は執筆の時間が確保しやすい。

書籍の構想が当初のものとは異なり、会話形式ではなく、一般的な説明形式のものになった。前回の書籍は、一日に必ず20,000字を書き、一日一章を完成させる、という自分に課した約束に忠実に従っていた。

今回も同様のノルマを設定しようと思っていたが、執筆を開始させると、前回よりも文章を生み出していくことが容易ではないことに気づいた。そもそも今回の書籍で取り上げるトピックが、ロバート・キーガンの発達理論よりも難解なものである、という理由が考えられる。

また、扱うテーマも比較的多岐に渡るため、テーマ間のつながりを意識したり、一つのテーマから別のテーマに移行する瞬間に、自分の中で様々なモードを切り替えないといけないことにも理由があると考えられる。

そのため、一日に一章を完成させるのではなく、二日で一章を完成させる、というペース設定にした。すると、このペース設定が功を奏し、自分の今の内側のリズムと合致しているようだった。

一日に執筆する分量は、前回の時よりも減っているのだが、執筆に要する時間は逆に増えている。こうしたことからも、二日間をかけて一章を書き上げるというペースが最も好ましいように思った。

完全にこのペースと自分を一体化させることに成功したため、全体を完成させるまであと四日ほどである。全体が完成したら、少し文章を寝かせ、細かな追加・修正を加えた上で、初稿として出版社に送りたいと思う。

今回の書籍も前回と同様に、非日常的な意識状態の中で形になっていく不思議な本である。2016/12/17

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