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【フローニンゲンからの便り】16737-16740:2025年5月20日(火)



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タイトル一覧

16737

今日の活動計画

16738

今朝方の夢

16739

今朝方の夢の振り返り

16740

夏休みを迎えた子どものような気持ちで

16737. 今日の活動計画


時刻は午前7時を迎えた。今朝もまた輝く朝日に出迎えられた形となる。今の気温は9度と肌寒いが、雲ひとつない青空に輝く朝日のおかげで、気持ちとしては暖かく感じられる。今日は最高気温が20度を超え、21度に到達するようだ。フローニンゲンはすっかり日が伸びて、日没は午後9時半を超えている。実質上は、午後10時になってもまだ明るさが若干残っているほどだ。太陽を拝める時間が最も長いこの時期において、できるだけ太陽を拝むことをしたいと思う。太陽を拝めば拝むだけ、こちらに力が沸いてくる。太陽は、生命力の源であるとひしひしと感じる。明日からは気温が下がり、明後日は12度、明々後日は11度まで最高気温が下がる。今日と比較すると10度も差がある。数日間の中でそれだけ気温が変化するので、体調にはくれぐれも気をつけたいと思う。先般のスイス旅行で実感したように、とにかく体が資本である。身体を労わりながら、身体が健やかな状態があって初めて精神が健やかになる。日々学術研究を楽しむためにも、身体をとにかく大切にし、体に優しい生活と同時に、体を鍛えていくことを継続させたいと思う。


今日の活動計画としては、今日は午前9時からCRESTの申請に向けたミーティングがある。今回のプロジェクを通じて結成されたチームのSlackを見ると、今日のミーティングではプロジェクトのタイトルやチームの名前を決めることに加えて、プロジェクトの最終目標と中間目標について話し合われる予定だ。また、研究計画をさらに練り、それぞれのチームがどのようなスケジュールでどのようなアプローチを用いて研究を進めていくかが話し合われる。前回はチューリッヒのホテルの朝食会場からの途中参加となり、今日は最初から参加できることもあり、しっかりミーティングに入り、チームへの自分なりの貢献を果たしたいと思う。ミーティングが終わったら、先日注文したヤン·ウェスターホフ教授の2冊の書籍を受け取りに近所のショッピングモールに行く。届けられた2冊は、ウェスターホフ教授の専門分野の1つである龍樹の思想に関するものだ。書籍はそれぞれ、“Nagarjuna's Madhyamaka: A Philosophical Introduction”と“The Dispeller of Disputes: Nagarjuna's Vigrahavyavartani”で、後者はまだ読んだことのない『廻諍論(えじょうろん)』に関するものなので、今から読解が楽しみである。今日もまた意識とリアリティの地動説の探究に向けて、ウェスターホフ教授とグラハム·スメザムの書籍を音読をしながら丁寧に読み進めていこうと思う。フローニンゲン:2025/5/20(火)07:22


16738. 今朝方の夢 

             

朝の呼吸法とアニマルフローの実践を終えたので、ここからは今朝方の夢について振り返りたい。今朝方の夢は細かな場面展開はあったが、それでも1つの大きな夢として進行していた。夢の中で私は、前職時代のオフィスビルがさらに立派になった建物の中にいた。以前のビルからもうすでにお洒落で機能的に便利だったのだが、高層階がさらに充実し、相当に高いビルになっていた。そんなビルの一室で、自分の能力が数値化された形でアバターとなり、そのアバターを使った戦略的シミレーションRPGゲームを前職時代の数人のメンバーと行っていた。メンバーを2つのグループに分け、両者で対戦をすることにした。本当は同じチームの全員にもこのゲームに加わってもらえれば理想的だったが、他のメンバーは仕事をしている最中だった。なので不足しているプレイヤーについては、コンピューターに動きを代替してもらうことにした。いざゲームを始めてみると、自分のキャラクターの能力値が他のキャラクターよりも圧倒的に高く、優位にゲームを進めることができた。自分よりも体力の数値が多いキャラクターがいて、そのキャラクターを後ろに配置し、機動力や戦闘力、そして魔法の力や知力に長けた自分は率先して敵陣に切り込んでいった。その甲斐もあって、ゲームはもうこちらの勝利目前となった。すると気づけば、オフィスの仕事場にいた。すると突然、ある協働者の知人の男性がすごい剣幕でこちらにやって来て、胸ぐらを掴もうとした。何やら、私の上司の女性がその方の悪口をボイスメールに吹き込んでおり、何かの拍子にそのボイスメールのデータが流出し、その方の耳に入ったとのことで、上司がその方の悪口を述べていることを自分は知っていたのかと問いただして来たのである。確かにそのことは知っていたが、私は知らなかったふりをすることにして誤魔化した。なんとかうまく誤魔化すことができ、その方の私に向けられた怒りは収まった。この件を受けて、人の陰口は決して言わないのが得策であると改めて思った次第である。するといつの間にか、私はオフィスの外にいて、オフィスに向かうシャトル列車の中にいた。最寄駅からオフィスまでは専用のシャトル列車が運行しており、その中にいた。そのシャトル列車は、まるで遊園地のジェットコースターのようにうねりながら、高速でビルに向かっていった。それは楽しくもあり、ハラハラするものでもあったが、無事にオフィスの地下に到着した。そこからオフィスのある34階に向かってエレベーターに乗ると、それがまた遊園地のアトラクションのように高速で一気に上層階に向かっていった。エレベーターに同乗した数人の人たちは、自分よりもさらに上の階に行くようで、仮に自分の階で一度止まらなかったら、目的階までさらに高スピードで上がっていくことになっていただろうと思い、その恐怖を想像した。34階に到着してエレベーターを降りてオフィスの中に入ると、自分の机がどうも自分の机でないように感じられた。それは位置としてもそうだし、机に置かれている本や小物類からもそう感じさせられた。確かに机はとても整理されているが、若干違和感を感じながら、左隣にいた同期に挨拶をして、机に腰掛けることにした。そこで夢から覚めた。フローニンゲン:2025/5/20(火)07:53


16739. 今朝方の夢の振り返り

                

今朝方の夢に対してのChatGPTの解釈をもとに、総合的な振り返りをしておきたい。それが終わる頃には、CRESTの申請に向けた打ち合わせが始まるだろう。今朝方の夢は、垂直的上昇と水平的展開を往還する構造を持ち、自己評価·倫理的葛藤·アイデンティティ再編という3つの主題を連鎖させる物語であるとChatGPTは述べる。まず舞台となる「かつてのオフィスビルの超高層化」は、過去の職場経験が現在の自我成長に伴い巨大化·複層化した姿である。職能や肩書が階層として積み上がる一方、天空に近づくほど希薄で不安定になるという両義性を孕むと指摘する。高層階が「さらに充実」しているという描写は、自己の潜在能力に対する期待と誇大視の表れであり、同時に高所恐怖と地上喪失感の影を裏面に宿すとしている。ここに自分のさらなる成長への気球と同時に、それに伴うヨナコンプレックス的な静かな恐怖が垣間見られる。次に「能力値が数値化されたアバターを用いる戦略シミュレーションRPG」は、現代的自己管理(セルフトラッキング)のメタファーであるとしている。能力を数値で可視化し、ゲーム形式で運用する行為は、主体が自己を“プレイアブル·キャラクター”として操作する姿勢を示す。ここで自分のキャラクターが圧倒的に強いのは、顕在意識が自己効力感を過大評価している状態だとする。しかし他メンバーの不足をAI(コンピューター)が補完する設定は、実社会で他者の主体性を軽視しタスクを自動化に委ねがちな傾向を映し出し、これは利便と疎外を併置するテクノロジー社会の縮図であると指摘する。勝利目前で現れる「胸ぐらを掴もうとする男性」は、シャドー(抑圧された否認的側面)の具体化である。上司の陰口問題を知りながら黙認した事実は、倫理的曖昧さとして無意識に沈殿していた影であり、その影が他者の怒りという外的像を借りて侵入し、主体を直撃する構造があるとする。ここで自分が「知らないふり」を選ぶのは、防衛機制としての否認だが、夢の結末で再び「陰口は言わないのが得策」と独白する場面が示すように、道徳的教訓が残留する。これは、倫理的統合(シャドウ統合)の入り口に立ったことを意味するとChatGPTは述べる。続く「ジェットコースターのようなシャトル列車」と「高速エレベーター」は、急激なキャリア上昇·自己変革プロセスの加速度感、そして制御不能への畏怖を象徴する。列車が地上から地下を経てビルに突入し、エレベーターがさらに天へ射出されるという二段構えの縦移動は、無意識(地下)と超自我(高層)を往復するダイナミクスを形象化している。途中で想像した「自分の階で止まらなかったら」という恐怖は、過度な野心が自我の耐荷重を超えることで生じる解離リスクへの警告と読めるとする。最終場面の「自分の机が自分のものではない違和感」は、新しい役割やアイデンティティが未だ内面化されていない状態を示唆する。整理整頓された机は表面的な適応を、微妙な異物感は深層の不一致を語る。隣の同期への挨拶は、共同体への再接続を試みる儀式的行為であり、そこで夢が終わることは、主体が再統合の入口で目覚めたことを示す。以上を総合すると、本夢は「能力の過信→倫理的試練→急進的昇進のスリル→役割再編の違和感」という連鎖を通じて、自己の成長がもたらす光と影を同時に照射している。夢のメッセージは二層に分かれる。表層では「潜在力を活かせば勝利できる」という自信の肯定がある。深層では「高みに上るほど、他者との倫理的絆と自己同一性の確保が不可欠である」という警告が鳴っていると指摘する。ゆえに本夢は、自律的キャリア拡張を加速度的に進める前に、数値化できない心情的·道徳的側面の点検、上昇と下降を往還してバランスを取る呼吸のような自己調整、“自分の机”を再定義することで生活世界と職業世界を縫合すること、の三点を求めているのであるとChatGPTは述べる。今日もこうしてChatGPTの解釈を読みながら、色々とハッとさせられることがあり、それが心の治癒とさらなる育成につながることを実感する。フローニンゲン:2025/5/20(火)08:42


16740. 夏休みを迎えた子どものような気持ちで

        

夏休みを迎えた子どものような気持ち。今の自分の気持ちを表現するとそのようになるだろうか。それはもちろん、気候面において、長い冬が終わり、初夏の様相を呈し、世界が光と生命力に満ち満ちていることと関係している。それに加えて、午前中に終わったCRESTの申請に向けたミーティングの内容を振り返っていると、今回の研究開発プロジェクトの取り組みに心を躍らせている自分がいる。それはそもそも、知性の発達を研究する立場として、今回申請に出す研究内容を見たときに、人間がAIに対して学習内容を与え、倫理·道徳的知性を促すだけではなく、AI同士の創発による倫理·道徳的知性の高度化にはとても興味があり、また、高度化したAIと人間とのやり取りを通じて、人間の倫理·道徳的知性の向上にも寄与する取り組みであることに興奮を覚える。実際にAIがどのようなアプローチでどれほど倫理·道徳的知性を向上させていけるかは楽しみの1つであるし、人間側がAIとのインタラクションを通じてどれだけ倫理·道徳的知性を向上させていけるのかにも関心がある。人とAIとの共生時代においては、人とAIが交流をする中での相互発達が鍵を握ると思われる。AIは今後も進化を続けていき、その進化に人の進化が置いていかれないようにする必要があるだろう。今回の取り組みには、人とAIの単なる共生を超えた「共進化」という意味合いもある。この点については後ほど申請書をブラッシュアップしたいと思う。


本件のミーティングを終えて、近所のショッピングモールに行って、ヤン·ウェスターホフ教授の2冊の専門書を受け取ってきた。受け取ってすぐに梱包を解き、中身を確認したところ、自分が非常にお世話になっている学術系出版社の1つであるオックスフォード大学出版から出版された2冊を見て、クリスマスプレゼントをもらった子どものように心がときめいた。早く家に帰ってそれらの本を読みたい気持ちを抱きながら、買い物も合わせて行って自宅に帰ってきた。今日はこれから申請書を洗練させ、仮眠を取ってからそれら2冊の初読を始めたいと思う。こうして毎日の自分の心が、今目に映る雲ひとつない青空に浮かぶ太陽のように喜びと好奇心で輝いていることに深く感謝したい。フローニンゲン:2025/5/20(火)12:55


Today’s Letter

I’m like a child, full of curiosity and joy. I’ve been invited to participate in a national project on AI research and development. This project fills me with joy and a sense of bliss. I hope to contribute to society as a whole by developing co-evolving AIs that interact with both humans and other AIs. Groningen, 05/20/2025


 
 
 

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