2388. 充実感と幸福感に溢れる日曜日に向けて
今日という日曜日がより充実したものになるように、少しばかり今日取り掛かりたいことについて書き出しておこうと思う。書くことの効力と魔力はまさにここにある。 文章を書くことによって、日々の物事が充実感と共にどこかに向かって伸びていく一本の線のように見える。もちろん、その線には紆...
2385. 今朝方の夢の最後の場面
小鳥の鳴き声が依然として響き渡る土曜日の朝。このところ、毎朝小鳥の透き通るような鳴き声と共に目覚めることが多くなっている。それは朝の陽気と相まって、春のフルートのような音色として知覚される。 時刻は正午に近づいてきており、午前中の仕事を一旦ここで区切りにしようと思う。午前中...
2340. 雨上がりの夕方に
天気予報とは裏腹に、午前中は雨が一切降らず、午後もこのまま晴れなのではないかと思っていた。すると、昼食を摂り終えた後から急に天気雨のような激しい雨が降り始めた。 しばらく雨は降り続け、夕方の五時を迎えた今は再び晴れ間が広がっている。とても不思議な空模様だ。どうやら今日は夜ま...
919.【ザルツブルグ訪問記】学会の初日を振り返って
ザルツブルグでの学会における初日の発表が全て終了した後、学会の参加者は演奏会に招待された。会場はザルツブルグ大学の歴史ある図書館であった。 学会の主催者とともに、学会会場を後にし、歩いて目的地に向かった。私たちはアルプス山脈を遠目に眺めながら、ザルツァハ川沿いを歩いていた。...
492. 卓越性の発達に関する三つの制約
今回は、知性や能力の高度化に関する発達科学の近年の潮流を踏まえ、発達に影響を及ぼす複数の要素間の相互作用を考慮に入れた支援手法について見ていきたい。一つ面白い論文として、 “A constraints-led perspective to understanding...
379. エゴン・ブランスウィックの「心理学的生態学」に関する所感
ようやくフローニンゲンの街の天候パターンを掴み始めたと言えそうである。この街に到着した当初は、天気予報では降水確率が低いにも関わらず、雨に見舞われることが多々あったため、つくづく天気というのは予測の難しいダイナミックシステムだと頭を悩ませていた。...