2576. 白い光
今朝は室内にいてもとても寒い。六時前に目覚めた時、寝室の気温が随分低くなっていることに気づいた。その足で書斎に向かってみると、書斎の気温も全く同じであった。 ここしばらく暖かい日が続いていたのだが、その反動で気温が下がってしまったのかもしれない。五月も半ばを迎えたにもかかわ...
2445. 【中欧旅行記】不可能性に向かって
衝撃的なオルガンコンサートから一夜が明けた。昨夜私は間違いなく、聖イシュトヴァーン大聖堂の中で超越的な意識状態を体験していたと言える。 昨夜のコンサートについては今後様々な観点で文章を書き留めるだろう。今この瞬間に全てを書き留めることができないのは、その体験を私がまだ咀嚼し...
2398. 作曲実践と多様な意識状態
昨日は、昼食後に作曲実践を行った。そこではベートーヴェンの曲に範を求めながら曲を作った。 数日前まではショパンの作品をいくつか参考にしながら曲を作っていた。作曲に取り組んでいる時の自分の意識状態や思考と感覚の有り様については、今後より観察を深めていきたいと思った。...
2380. 感動と内面の成熟
たった今、毎日の日課である午後の仮眠を終えた。仮眠の前にオンラインミーティングがあったためか、頭が非常に冴えており、今日の20分間の仮眠はほぼグロス意識にあった。 しかし、仮眠から目覚めるか否かの最後の瞬間にはサトル意識にあったように思う。というのも、そこではサトル意識に固...
2332. 深い休息
午前中は晴れ間が顔を覗かせていたが、昼食後から少し雲が出始めた。昼食前に近くのスーパーに買い物に行った時、晴天の清々しさが心地よかった。 今は少し雲が出てきているが、鬱蒼とした感じはなく、むしろ落ち着いた天気のように見える。ちょうど先ほど仮眠を取り終え、再び午後からの活動に...
2299. 船旅の価値と日欧の文化の深さ
またしてもぼんやりと船旅について考えている自分がいた。船に乗ってこの世界を旅するという思いにどうしてこれほどまでに駆り立てられているのかわからない。 それは衝動的というよりも、静かな情熱に満ちた促しである。昨日に一度、そして今日も船で世界をゆっくりと一周することについて思い...