top of page

2332. 深い休息


午前中は晴れ間が顔を覗かせていたが、昼食後から少し雲が出始めた。昼食前に近くのスーパーに買い物に行った時、晴天の清々しさが心地よかった。

今は少し雲が出てきているが、鬱蒼とした感じはなく、むしろ落ち着いた天気のように見える。ちょうど先ほど仮眠を取り終え、再び午後からの活動に取り掛かり始めたところである。

先ほどは仮眠の中でサトルな意識状態のみならず、夢を見ない深い意識状態であるコーザルの意識状態にあった。ここ最近は、協働プロジェクトや学術研究に取り組むことに午前中の時間を充てることが多く、実際に昼食後まで少しばかり慌ただしいことが多かった。

そうした日の仮眠時の様子を振り返ってみると、常に覚醒意識の状態にあったのではないかと思う。深い意識状態に入ることができず、常に覚醒状態のまま仮眠を行っていたというのがここ最近であった。

今日は昼食後から少し落ち着いた時間を過ごせることがわかっていたこともあってか、先ほどは仮眠中に心身がくつろいでいた。夢を見ない深い意識状態であるコーザルの意識状態というのは、やはり心身をさらに一段深く休ませてくれる働きを持つと改めて思う。

さらには、コーザル意識の特徴として、それが本質的な治癒や変容を引き起こす場であることも見逃せない。

早朝の八時から仕事を開始していた作業員の人たちがまだ路上で働いている。見えないところで実直に仕事を進めていくことの大切さを彼らの背中は語っている。

雲の切れ目から穏やかな太陽の光が地上に降り注いでいる。その光はいつも以上に優しい。

今日はこれから福永武彦氏の全集を開き、『水中花』という作品を読み進めていく。この作品は極めて短いものであるため、次の『冥府』という作品まで読み進めることができるかもしれない。二つの小説作品を読み終えたら一旦作曲実践に取り掛かる。

予定していた通り、昼食後にウォルター・ピストンの作曲理論書の二つの章を読み進めた。その内容はまだまだ咀嚼している最中であり、むしろ理解できたことなど微々たるものだが、書籍から得られた感覚的なものを午後からの作曲実践に活かしたいと思う。

作曲がひと段落したら、デスクトップ上の学術論文を読み進めていく。昨夜に改めて感じたことだが、脳が休息を求め始めたら素直に休むことが賢明だ。そうした状態で無理をして読書や創作行為に打ち込むのは賢明ではない。

夜の時間に脳から休息のサインが出たら、それに従う形で早めに就寝するような生活態度を確立したいと思う。日々のあり方を意識的に組成する形で、心身に最適な休息を与えながら絶え間ない実践を続けていく。フローニンゲン:2018/3/27(火)14:35      

No.916: Note for My Research

In addition to investigating the developmental processes of understanding of music composition theory, I want to explore the relationship between the degree of understanding of composition theory and that of complexity of an actual music work that learners create.

I’m curious about whether there is a correlation between them. I hope to conduct a series of research from this fall to investigate both developmental processes and the relationship. Groningen, 11:16, Wednesday, 4/4/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page