1818. ワルツ形式
今日は早朝の七時から四時間ほど、ある日本企業のマネージャーとエグゼクティブの方々を対象にした成人発達理論の研修を提供させていただいた。 参加者の方々の質問は、仮にこれまでどこかで受けたことのあるものであったとしても、一つ一つが常に新鮮さを持ったものとして知覚された。研修の中...
1817. この雨雲の向こう側
降りしきる雨を眺めながら、これから夕方の仕事に取り掛かろうと思う。昨夜の夕焼けを少しばかり懐かしく思いながら、どこか遥か彼方の見知らぬ国へ続いていく空まで雨雲がかかっている様子を今眺めている。 遥か彼方の遠くの空のさらに遠くの空は、黄金色の太陽で照らされている。あの空の見え...
1816. システマティックレビューに関する課題
今朝の起床時の目覚めは爽快であり、今日という一日の充実振りを早くも予感させた。早朝の六時より本日の仕事を開始させた。 今日はこれから、四時間ほどに及ぶオンラインでの研修を行う。ある日本企業の方にお声掛けいただき、マネージャー層とエグゼクティブ層の方々に向けて成人発達理論の研...
1815. 輝く三日月と創作ノート
あの美しい夕焼けが見えた方向を眺めると、もうそこには暗闇しかない。あの夕焼けの輝きはすでに視界から消え去っているが、心の中にはまだあの景色が色濃く存在している。 それだけで十分ではないだろうか。美しい夕焼けが去った後の闇夜の空は、ひどく寂しいものように思えた。...
1814. 鮮やかな初冬の夕焼け
夕方を迎え、夕日に染まるフローニンゲンの空をぼんやりと眺めていた。薄いピンクのような、薄い紫のような空が、今目の前に広がっている。 空には一切の雲がなく、その代わりに、遥か上空に飛行機雲が幾筋も見える。今日は午前中から晴れ間が見え、夕方のこの瞬間は雲一つなく、絵葉書にしたい...
1813. 南カリフォルニア時代の回想
今日は晴れの予報だったのだが、小雨が降り注いでいる。八時半を迎えようというのに、辺りはまだ薄暗い。 もう完全に冬に入ったのだと思った方がいいかもしれない。日々の生活を送る環境がどのような性質を持つものであるかは、私たちの精神を形成することに大きな影響を与えるだろう。...