1878. 此岸から彼岸へ
雨音が激しくなり、今日も天気が優れないことを知る。時刻は七時を回ったが、相変わらず外は闇に包まれている。 闇の中、雨が書斎の窓ガラスにぶつかると音と、時折車が通りを走る音が聞こえる。先ほど私は、昨夜見た夢について、その内容を覚えている範囲で書き留めていた。...
1877. 対岸に向かう夢
早朝、起床と共に、小さな雨音が聞こえてきた。今日はどうやら雨のようであり、昨日の天気予報からすると、雪が降るかもしれない。 今日は六時半から、一日の活動を静かに始めた。活動の開始は、自分が生きていることの実感を確かめるためにあり、自己の存在を証明するためにあるように思える。...
1876. トマトとブルーベリーから
大学からの帰り道に行きつけのチーズ屋に立ち寄り、今日は若いチーズを購入した。先日訪れた時は、その店に置かれている一番古いであろう七年物のチーズを購入していたが、今日は対極に振り、非常に若いチーズを購入した。 七年物のチーズはこれまでこの店に置かれていなかったものであり、大変...
1875. やってくる冬への高揚感
今日は午後から雨が降り始め、今もまだシトシトと雨が降り続いている。今日は午後四時半を過ぎると、辺りは既に闇に包まれ始めた。 今日の午後に「応用研究手法」のコースの第三回目のクラスに参加した。今日は前回に続き、“differene-in-difference”という研究手法を...
1874. 言葉と音の光に包まれて
日々、自分の内側に湧き上がる現象を絶え間なく文章として書き留めることを始めてから、少しばかりの月日が経った。気づかないうちに、それを行うことが日々の習慣の一つとなり、それはもはや習慣を超え始めている。 絶え間なく文章を書き続けることが、この地上で生き続けることと全く等しくな...
1873. 豪華客船の旅
今日も書いて作る一日が始まった。五時半あたりに起床し、今日は六時から探究・創作活動を始めた。 この地上で生きることの喜びを心の底から感じ、それを探究と創作の糧にしたい。昨日も改めて自分は、文章を書き、音楽を作ることを通じて日々を生きていきたいと思った。...
1871. 一年の重み
今日は午前中から昼食後にかけて、ジョン・デューイの全集を読み進めていた。気づけばいつの間にやら第一巻をすべて読み終えることができた。 少なくとも四日はかかると思っていたのだが、結局二日で一読目を読み終えた。デューイは教育のみならず、他の分野においても哲学思想を打ち立てている...