488. 才能の「資質要因」と「環境要因」について
前回の記事では、卓越性研究に多大な貢献を残した五人の代表的な研究者の主張とそれらの分類について紹介したと思う。「資質要因」と「環境要因」という二つの単純な分類であるにもかかわらず、五人の研究者が重きを置く位置を把握することによって、自然と議論が整理されたのではないかと思う。...
487. 卓越性研究の見取り図
人間の卓越性に影響を与える要因を考える際に、古典的には「資質要因(nature)」と「環境要因(nurture)」に分けることができる。「タレントディベロップメントと卓越性の発達」というコースでは、卓越性研究に優れた功績を残した五人の代表的な研究者を主に取り上げた。...
486. 規範的アプローチとイプサティブアプローチについて
昨日は、「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの最終試験に向けて、一日中書斎にこもって集中的な読書を行っていた。この数年間において、実験的に、自分が一日何時間ぐらい書籍や論文を読み続けていられるのかを計測していたことがある。...
485. 知識体系の構築
今日は一日中、「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの最終試験に向けて、課題図書をもう一度全て読み返すことを行っていた。その分量が膨大であるため、七回のクラスのうち、最初の二回分のクラスの課題図書をほぼ一日かけて再度読み返していた。...
484. 学術論文を読むこと
昨日から「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの最終試験に向けて総復習を開始した。このコースは七回のクラスで構成されており、最終試験はクラスで取り上げた内容と全ての課題図書が範囲となる。 最終試験に向けて、改めて全ての文献に目を通してみると、新しい発見が随...
483. 興味深き「フラクタル」
今日の午前中の仕事によって、ようやく研究データの翻訳作業が完了した。明日から少しずつ、この定性データに対してカート・フィッシャーのダイナミックスキル理論を適用することや、概念カテゴリーの分類を行っていきたいと思う。 翻訳した定性データをアドバイザーのクネン先生に送り、次回の...
482. エネルギーの自己創出
昨夜は、夢の中で大きな音楽が鳴り響いていた。夢の世界の中で大きな音楽が鳴り渡っている時はいつも、夢の中の自分の心身が活性化されているような感覚に包まれる。実際に夢から覚めてみても、現実世界での自分の心身が活性化されているから不思議である。...