497. 第二弾の書籍に向けて
今日は、午前中に「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの最終試験に向けた学習を行い、午後からは、第二弾の書籍について構想を練っていた。前作『なぜ部下とうまくいかないのか』では、ハーバード大学教育大学院教授ロバート・キーガンの発達理論を中心に取り上げた。...
⭐️【お知らせ】Back Number Vol 16(記事301-320)
いつも発達理論の学び舎をご覧になってくださり、どうもありがとうございます。 過去のブログ記事301-320に加筆・修正を加えたBack Number Vol 16を共有させていただきます。 いつの間にやら、未編集の記事が180本ほど溜まっていることに気づきました。引き続き、...
496. システム構築力を試す試験
今日も仕事がはかどる一日であった。午後の仕事がひと段落し、コーヒーを片手に書斎の窓から景色を眺めると、黄金色の夕日に照らされた飛行機雲を見つけた。この飛行機雲は、ちょうど私の書斎の上空から一直線に空を貫いている。 その様子は、一筋の蜘蛛の糸が天空からぶら下がっているかのよう...
495. タレントアセスメントについて
「タレントディベロップメントと創造性の発達」のコースの第六回目は、私たちが発揮する創造性や卓越性をいかに測定していくかがテーマであった。構造的発達心理学を学び始めて以降、私の主要な関心テーマは、人間の知性や能力の構造的な質的差異(レベル)を測定することにあるため、このクラス...
494. 標準化と実際の現場を想定することの大切さ
今日は午前中の仕事を終え、気分を変えるためにランニングに出かけた。今日のランニングでは、いつものノーダープラントソン公園ではなく、来週の最終試験の会場を下見に行こうと思い、試験会場のあるキャンパスまで走って行った。 自宅から北に15分ほど走ると、試験会場であるザーニクキャン...
493. 三つの制約条件を考慮に入れたトレーニング
私が住んでいるアパートは、一階にアメリカ人の留学生、二階にドイツ人の留学生、三階に私、四階にスウェーデン人の留学生が住んでいる。当初私がこのアパートで生活を始めた時は、下には誰も住んでおらず、上にはサウジアラビアから来た留学生が生活をしていた。...
492. 卓越性の発達に関する三つの制約
今回は、知性や能力の高度化に関する発達科学の近年の潮流を踏まえ、発達に影響を及ぼす複数の要素間の相互作用を考慮に入れた支援手法について見ていきたい。一つ面白い論文として、 “A constraints-led perspective to understanding...
491. タレントトライアングル
朝の八時になっても、辺りは一向に闇に包まれている。闇に包まれたままの世界の中で、小鳥の鳴き声だけがこだまする。闇の中で響き渡る小鳥のさえずりを聞きながら、今日の仕事を開始させた。 まず着手していたのは、人間の知性や能力が高度化するという「卓越の境地」について、昨日の分類を元...