283. 環境適応とシステムの発達
米国在住の最後の拠点であったロサンゼルス時代から、昨年の東京滞在期間において、 “dynamic system”や "systems theory”という単語が挿入されている専門書の中で、優れたものは大半購入したように思う。 昨日から本日にかけて目を通していたのは、...
282. オランダのIKEA
ここ二日間、朝夕がとても寒い。昨日の最高気温は17℃であり、最低気温は7℃であった。本日も似た様な気温である。 本日、日本にいる知人の方から暑中見舞いをいただいたのだが、「寒中見舞い」という言葉の方がふさわしいのではないかと思わせる気候である。念のため、フローニンゲンの年間...
281. オランダに来てから変化する夢の質
この感覚はしばらく忘れていたのであるが、私は新しい環境に身を置くたびに、睡眠中の夢の質が大きく変わるのである。5年半ほど前に日本からアメリカに渡った時もそうであったし、昨年アメリカから日本に戻ってきた時も、環境を変えた直後の何日かは夢の質に変化が見られたのである。...
280. 現代社会で蔓延する新たな「肥満」
文筆家でもない限り、多くの人にとって「文章を書く」という行為は、なかなか厄介なものではないかと思う。自分の考えや思いを文章の形で表現する場合、なかなか筆が進まないということはよくあると思う。 なぜ「書く」という作業は厄介なのだろうか。それは、書くという行為が「考える」という...
⭐️【お知らせ】Back Number Vol 12(記事221-240)
過去のブログ記事221-240に加筆・修正を加えたBack Number Vol 12が完成しました。 発達理論に関心のある周りの方に、このバックナンバーをご自由にフェイスブックなどで共有していただければ幸いです。 閲覧・ダウンロードはこちらから:Back Number...
279. ズヴォレという街を訪れて
今日は、オランダ中東部の地方都市ズヴォレ(Zwolle)に行ってきた。ズヴォレという町は、フローニンゲンからIntercityという特急列車に乗って二駅のところにあるが、片道一時間ぐらいかかる。 フローニンゲン大学の学生課から事前に送られてきたメールを確認すると、オランダ到...
277. 黒輝な物体に思いを馳せて:路肩を歩く馬から学んだこと
家のリフォームも無事に完了し、本日はフローニンゲンの中心街へ散策に出かけた。新居の周りは非常に閑静な住宅街であり、朝昼晩ともに嘘のように静かである。綺麗に整備された家の前の大きな道路を通る車も通行人も少なく、今までに味わったことのない小さな人口密度である。...