275. 「リフォーム完了」と「環境適応」
(写真:リフォーム前の書斎。ほとんどの方はリフォーム前の方が小綺麗だと思われるであろうから、リフォーム後の写真は割愛) フローニンゲンでの生活の三日目が始まった。嵐のような二日間が過ぎ、ようやく平凡な日常に戻る。これが台風の目でないことを祈るばかりだ。...
274. 午前中に負けない8月2日の午後
8月2日の午前中にあまりにもインパクトの大きい出来事が重なっていたため、書き記すことを忘れていたのであるが、8月2日の午後、フローニンゲンの市役所(Town Center)に住民登録をしに行ったエピソードがある。 フローニンゲン大学の学生支援課から、フローニンゲンに到着した...
273.「爆発」から始まる記念すべきフローニンゲンでの二日目
怒涛のように過ぎ去った8月1日から一夜明けた8月2日。昨夜、就寝前に感じていた虚無感は消え去り、新たな土地で何とか生活を始めようとする自分のたくましい生命力を感じた二日目の朝。 睡眠というのはつくづく大事なものだと思う。睡眠は心身を休める働きのみならず、昨日の出来事を全てリ...
【お知らせ】ダイヤモンド・オンラインでの対談記事の掲載
いつも「発達理論の学び舎」をご覧になってくださり、どうもありがとうございます。 プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社の代表取締役である秋山進さんとの対談の続編が、再びダイヤモンド・オンラインで掲載されることになりました。...
272. 初日からのハプニングの嵐:その2(欧州到着編)
少しばかり肌寒いフランクフルトに降り立ち、私はアムステルダムへの乗り継ぎを急いだ。フランクフルトは、ドイツ国内のみならず国際的に見ても経済・金融の中心地であるが、この日のフランクフルト国際空港は閑散としていた。 欧州ではこのところテロが頻発しており、乗り継ぎの際の手荷物・身...
271. 初日からのハプニングの嵐:その1(機内編)
フローニンゲンでの三日目の朝を迎えた。怒涛の嵐が過ぎ去り、嵐の後の静けさに浸っている感覚だ。というのも、日本を出発してからの空の旅を皮切りに、そこからフローニンゲンの新居に着くまでが本当にハプニングの連続だったのだ・・・。...
270. オランダでの生活に向けて
出発6日前の2016/7/26の日記 未だ形にならない思念の塊を文章として表現することによって、なるべく心を落ち着かせようとする自分がいる。日々の生活の中で湧き上がる雑多な考えや思いを言葉にすると、混沌さに心身を乗っ取られるのではなく、均衡を心身にもたらすことができると感じ...
269. 空、そして出発
——人が自己の根底に持つオリジナルな本源的な知覚。それの探求のために、考究のために、また検討のために、人は出発するのだ——森有正 日本を離れる時が来た。今日という出発の日は、どんよりとした雲が空を覆っている。だが、雲の合間からわずかばかり青空がこちらを覗いている。...