322. 欧州小旅行記:森有正先生と辻邦生先生ゆかりの地パリでの確認
ニューシャテルから四時間弱の列車の旅を終え、ようやくパリ中心部のリヨン駅に到着した。列車を降りてプラットホームを踏んだ瞬間に気づいたのだが、パリへは初めて訪れたにもかかわらず、ここは馴染みのある感じの土地だとわかった。どちらも共に正しいと思うのだが、パリは私のことを全く相手...
321. 欧州小旅行記:パリへ向かう車窓の景色から教えられたこと
今日はいよいよスイスを出発し、パリに向かう日だ。昨日は九時過ぎに就寝し、早朝目覚めた時にパリに向けての体調も万全であると確認することができた。少し早めの朝食をニューシャテルのホテルで済ませ、パリ行きの列車がやって来る駅に向けて出発した。...
320. 欧州小旅行記:ニューシャテル自然史博物館と追想
ニューシャテル湖畔にある宿泊先のホテルから山道を登って辿り着いたデュレンマット美術館でゆっくりした後、午後からは再び山を下ってニューシャテルの街中に戻って行った。 山道を降りる道中、ニューシャテル湖の裏手に雄大な山々が広がっており、地理に疎い私は、それらの山々がアルプス山脈...
319. 欧州小旅行記:フリードリヒ・デュレンマット美術館を訪れて
早朝のニューシャテル湖の散歩からホテルへ戻り、ゆっくりと朝食をとった。朝食を食べながらスイスの物価についてあれこれ考えを巡らせていた。 普段の生活における朝食では果物しか取らず、一日に三食食べるのだが、基本的に旅行中は朝食を多めにとり、昼食を食べずに夕食と合わせて二食だけ取...
318. 欧州小旅行記:早朝のニューシャテル湖を眺めて
これまでの旅を通じて見えないところで蓄積していた疲労を取るために、昨夜はいつもより幾分か早く就寝した。さらに起床時間も少し遅くし、睡眠時間を多く確保できたため、昨日までの疲労がほぼ消えたように思う。 ホテルの自室のカーテンを開けたところ、ちょうど朝日が出てくるところであった...
317. 欧州小旅行記:景観美を体現した街、スイスのニューシャテルへ向かって
本日のシュツットガルトは晴天であった。早朝八時前の肌寒い気温の中ホテルを出発してみると、昨日とは違った顔のシュツットガルトを見ることができた。 昨日の日中は、街中に観光客が溢れ、少しばかり落ち着かないような雰囲気を醸し出していたシュツットガルトの街も、早朝のこの時間であれば...
316. 欧州小旅行記:シュツットガルトにあるヘーゲル博物館を訪れて
列車が最終停車駅のシュツットガルトへ近くづくにつれ、ライプチヒと比べて気温が高くなってきていることに気づいた。その変化に気づいたとき、自分が欧州をだいぶ南に下ってきたことを知った。 地図を確認すると、現在地はパリと同じぐらいの緯度にあり、数日後に訪れるパリもこのぐらいの気候...
⭐️【お知らせ】Back Number Vol 13(記事241-260)
過去のブログ記事241-260に加筆・修正を加えたBack Number Vol 13が完成しました。 発達理論に関心のある周りの方に、このバックナンバーをご自由に共有していただければ幸いです。 閲覧・ダウンロードはこちらから:Back Number Vol 13 目次...