3543. 知の力
時刻は午後の七時を過ぎた。たった今、夕食を摂り終えた。 これから就寝までの時間を使って、今日一日を締めくくる探究活動と創造活動に従事する。 先ほど、音楽理論に関するポッドキャストを聞きながら夕食を摂っていたところ、改めて「知は力なり」という言葉を実感していた。今学習している...
3536. 財産としての知識と技術
時刻は午後の四時に近づきつつある。もうこの時間帯から少しずつ辺りが薄暗くなっている。 今朝方は、フローニンゲンの街は薄い霧で覆われていた。それが徐々に晴れていったが、今日は曇りのため、太陽の姿を拝む機会に恵まれることはなかった。...
3006. 失敗を恐れる思考回路
時刻は午後の三時を過ぎた。日曜日が静かに進行していく。 今日は午前と午後を合わせて今のところ二曲ほど作曲をした。以前の日記で言及していたように、不協和音をいかに組み込んでいくかに関して小さな実験を少しずつ始めている。 当然その試みは上手くいかないことの方が多いが、こうした試...
2347. 過去の日記を編集しながら
小鳥のさえずりが聞こえる。昼食後、書斎の窓から外の景色を眺めると、平和な土曜日の世界がそこに広がっていた。 家族連れで空き地に咲く花々を眺めている人たち。ポカポカとした陽気を浴びながら犬の散歩をしている人の姿を見かける。数日前の天気予報とは異なり、今日は一日中晴れのようだ。...
2324. 環境適応と知識体系の発達
明るい。今日から欧州はサマータイムに入ったため、午後八時を迎えつつあるフローニンゲンはまだ明るい。 日の長さだけを取れば、もう夏の夜のようだ。だが言うまでもなく、今日も外の気温は低かった。明日はまた最低気温がマイナスになるようだ。...
2229. 論文の読み方についての再考
論文を読み進めることに関して、先ほど日記を書き留めていた。やはりすでにわかっているようなことでもあえて自分の言葉にしてみることによって、いろいろと新たな発見があるものである。 また、書くという行為自身とその表現物が刺激となり、さらに新たな考えが生み出されていく。自らのライフ...