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2098. 今日の取り組み


今朝は六時前に起床し、六時半から今日の活動を開始した。書斎の窓から外を眺めると、六時半を過ぎた頃には、真っ暗な空がダークブルーに染まり始めていた。

確かに日の出が早くなっていることを実感する。明日からは三月となる。

春が徐々に近づいてきていることを知る。春が徐々に近づいているにもかかわらず、今日は日中に雪が降るようだ。

今の気温はマイナス8度である。今日は最高気温ですらマイナス6度までしか上がらないようだ。

この寒い季節の後には、生命の躍動を感じさせてくれる素晴らしい季節がやってくるだろう。おそらくこの街で暖かさを感じられる頃には、私の内側にも新たな季節がきっと訪れると期待している。

今日は午前中と午後にかけて、日本企業との協働プロジェクトの仕事が三つほどある。それに向けての準備は済んでおり、早朝にはまず、研究で用いる「トレンド除去変動解析(DFA)」についての論文に目を通そうと思う。

この分析手法について、そして非線形ダイナミクスのその他の手法については、少しずつ理解を深めていくしかない。知識体系の高度化には本当に時間を要するのだ。

今日専門書や論文を読んだからといって、それがすぐに研究で活用できるほどの知識にはならないのである。時間をかけながら、繰り返し繰り返しその項目を学習していく必要がある。

DFAに対する深い知識体系を構築することに関して、私はまだ点を作っている最中だろう。まずは無数の点を自分の中で構築していき、次にそれらを線として組み合わせていく。

そこから面を作り、立体を作っていくというのはもう少し先のことになるだろう。こうした地道なことを、自分の専門領域に関しては継続していくしかない。

今の私の眼の前には、向き合いたいと思わせてくれる知識対象が無数に存在している。これは有り難いことだが、その分時間をかけて焦ることなく、継続的に知識体系を構築していくという地道なことを続けていく必要がある。

今日の一つの読書もそうした地道な実践の現れである。

今日は夕方あたりに、「デジタルラーニングと学習環境」のグループ論文の執筆に取り掛かる。先週末に最初のパートの執筆を進め、数日間ほど文章を寝かしていた。

この課題に一緒に取り組んでいる友人のハーメンも、昨日と今日がインターンで忙しかったらしく、本日この課題に再度取り組むという連絡が昨日届いた。

論文の出だし三分の一のドラフトをコースを受け持つミヒャエル・ツショル教授に提出し、私たちの論文の方向性についてフィードバックをもらう予定だ。ドラフトの提出に向けて、対象とするラーニングコンテンツの分析に関してもう一つだけ新たな項目として文章を書き足そうと思う。

そして、全体をもう一度読み直し、誤字脱字などの修正を行い、あとはハーメンにバトンを渡そうと思う。フローニンゲン:2018/2/28(水)07:04 

No.817: Behind Creative Activities

I was struck by Otto Rank’s insightful comments on our creative activities.

I noticed that I created something to immortalize my finite life.

I may be engaging in making my creation transform death into life, even if I already know that the action would fail in the end… Groningen, 13:42, 3/1/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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