2406. この世界の委託受託関係
「学びを委託し、学びを受託している」そんな気づきが生まれたのは夕食を摂り終えた直後だった。 緩やかな風がフローニンゲンを駆け抜けており、夕日が西の空に沈もうとしている。この街に風が吹き抜けていけばいくだけ、太陽が西の空に近づいているような気がする。...
2405. 柔らかな夕方から
この人生における一日がまた一つゆっくりと終わりに向かっている。 時刻は夕方の六時を迎えた。この時間帯のフローニンゲンはまだまだ明るく、太陽の光が依然として地上に降り注ぎ続けている。 ただし、それは朝の光や昼の光とは異なっており、夕方のそれが持つ独特な特徴を醸し出している。朝...
2404. 日常を深く生きること
先ほど、協働プロジェクトに関するオンラインミーティングが終わった。昨年一年間をかけて作り上げた成人発達理論に基づくプログラムがいよいよ世の中に提供されることになった。 協働者の方々の仕事にはいつも感銘を受け、この一年間は濃密な協働関係の中でこのプログラムの開発を進めてきたよ...
2403. 足かせからの解放
オランダの人々の朝は早いのかもしれない。そんなことをふと思う。 今しがた、書斎の窓から外をぼんやりと眺めていると、早朝の早い時間帯から自転車をこぐ人たちの姿を多く見かけた。八時を迎える前からすでに工事員の人たちが仕事を開始していたようである。日の出が随分と早くなったせいもあ...
2402. 標準化分散解析のRコードについて
早朝の六時を過ぎる頃、辺りは少しずつ明るくなってきた。小鳥の鳴き声が時折聞こえてくる。 今日は昨日よりも若干風があるようであり、目の前の裸の木々が少しばかり揺れているのが見える。今朝方に見た最初の夢について振り返っていると、その頃には次に見た夢の内容の記憶が薄れていた。...
2401. 雨降る山を登る夢
ここ数日間と同様に、今朝も五時半に起床した。六時前に早速一日の活動を開始させた。 昨日近くのノーダープラントソン公園へランニングに出かけた時、フローニンゲンの街も随分と暖かくなってきたことに気づいた。もう手袋やマフラーなしで外出ができそうだ。...