939. 一年間に読んだ論文の量について
昨日は、「創造性と組織のイノベーション」の試験を午前中に終え、そのコースで課せられている共同論文の執筆に向けたミーティングを行った後、社会科学キャンパスに足を運んだ。いよいよ来週から、フローニンゲン大学での最初の一年目の最後の学期となる。...
938.「創造性と組織のイノベーション」の試験を終えて
昨日は、「創造性と組織のイノベーション」のコースの最終試験を受けてきた。早朝、自宅からザーニクキャンパスまで30分ほどゆっくりと歩いている最中、先日のオーストリアへの旅を通じて得られた体験を咀嚼する現象が、自分の内側で現在進行形で生じていることがわかった。...
937. 顕現を待つ内側の音楽
オーストリアからフローニンゲンに帰ってきてから、ピアノ曲だけではなく交響曲をかけながら仕事をするようになった。特に、起床直後に身体を動かす際は、モーツァルトの交響曲をかけ、その後にベートーヴェンの交響曲を二時間ほどかけている。...
936. 肯定・承認・共感
ウィーンとザルツブルグを訪れることによって、自分の生き方が揺るがないものになったことは予期せぬ出来事であった。欧州に渡る前、そして渡欧後のしばらくは、自分の生き方を絶えず批判するような自己を隣に置き、批判の極致まで自分の生き方を検証するようなことを強いられていた。...
935. 内側のさざ波と静かな音
全ての事柄が、「これで良いのだ」という思いの流れの中で進行していく。ウィーンとザルツブルグを訪れて以降、全ての事柄が流れていく進行を静かに見守っている自分がいる。 これは、形而上学に関する中途半端な知識から生み出された、「全てをありのままに受け止める」という偽言や「流れの中...
934. 横山大観の名作『趁無窮』より
ウィーンとザルツブルグではあれほどまでに天候に恵まれ、街行く観光客の幾人かが日中に半袖で活動していたのに対し、フローニンゲンの街は未だに寒さが残っている。実際に、今日は朝から部屋の暖房を入れる必要があった。 こうした寒さのみならず、午後からは雨が降り出し、オーストリアで傘を...
932. 旅の経験から教えられた重要なこと
オーストリアからフローニンゲンに戻ってきてから、起床直後に10分ほど体を動かす際に聴く音楽が変わった。旅行中においても、その他の朝の習慣的な実践ができなくても、身体を活性化させることだけは行っていた。 精神的な実践よりも先に、必ず身体的な実践がなければならないと私は思ってい...