959. マイナスの世界と明晰夢
依然としてして寒さが残るフローニンゲンの日々の中でも、今朝は特に寒さを感じた。気温を確認すると、その瞬間の外気は零度であり、最低気温はマイナス二度であった。 四月も終わりに差し掛かろうというのに、フローニンゲンでは、最適気温がマイナスになることがあるのだと知った。今朝の寒さ...
958. 七年前と今
早朝に日記を二つほど書き留めた後に、朝食の果物を食べた。ソファに腰掛けながら、ぼんやりと壁にかかった絵画を眺めていると、先ほどの日記が自分に強く作用しているのを感じた。 何かが書き足りなかったのか、それとも新たなものが内側から湧き上がってきたのか、再び日記に書き留めておきた...
957. 日記と個人の無限性
昨日、「成人発達とキャリアディベロップメント」という産業組織心理学のクラスに参加するためにキャンパスに向かって歩いていると、ふと自分が毎日書き残している日記の量に考えが及んだ。 歩きながら計算してみると、一日に平均して四千字ほどの日記を書き残していることがわかった。単純な計...
956. 第二弾の書籍の初校と内側の季節
昨日、第二弾の書籍の初校を編集者の方から送っていただいた。初校を見ると、中身の構成やデザインがとても綺麗に仕上がっており、充実感と共に、編集者の方に対して多大な感謝の念を持った。 これはあくまでも初校なので、ここからまた修正・加筆をしていく必要があるだろう。初校を見る限りで...
955. 冬のような春のある一日
今朝はなんと、四月の中旬にもかかわらず、最低気温がマイナスであった。いよいよ最終学期が始まり、今日は朝の九時から、「成人発達とキャリアディベロップメント」のコースに参加してきた。 この二週間は大学に行く用事も特になかったため、今日は久しぶりにキャンパスに足を運んだ。マフラー...
954. ヘンリー・デイヴィッド・ソローのように
昨日も怒涛のような流れの中で過ぎ去った一日であった。午前中から夜にかけて修士論文の執筆を行い、そこから就寝前に向けて、「創造性と組織のイノベーション」のコースで要求されている共同論文を執筆していた。 こちらの共同論文の提出期限は、今日の午後であるため、再度今朝に全体のレビュ...